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マイルをためる [旅行総論]

航空券の項目でも触れましたが、各航空会社のマイレージプログラムで貯めたマイルを航空券に引き換えることができます。このマイルは飛行機に乗った距離に応じて貯まりますが、それ以外にも各種ショッピングやキャンペーンで貯めることができます。
私が現在マイルを貯めているのは日本航空(JL)、全日空(NH)、ユナイテッド(UA)、キャセイパシフィック(CX)、デルタ(DL)、大韓航空(KE)です。以前はコンチネンタル(CO)やアメリカン(AA)でも貯めていました。それぞれすぐに特典航空券と交換できるくらいのマイルは貯まっていますし、どんどん旅行に出かけないと貯まる一方で使い切れませんw
2009年は毎月海外旅行に出かけており、各月の最終目的地は1月から順にアモイ、ソウル、ブルネイ、上海、高雄、ソウル、アテネ、香港、バンコク、ウルムチ、昆明、台北です。そのうちアモイ、上海、アテネ、香港、バンコク以外の7回はマイルをためて引き換えた特典航空券でした。2月のソウルの往路はビジネスクラス、3月のブルネイ旅行はシンガポールまでがファーストクラスでした。来年は瀋陽、オークランド、シドニーとウランバートル行きのチケットを、マイルを使って申し込み済みです。
そんなマイルまみれの毎留がその奥義をいくつかご紹介します。
まずは各社のホームページを熟読してください。マイルの有効期限や必要マイル数については省略します。アライアンス(航空会社の連合チーム)は現在ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームの3つがあります。どの航空会社がどのアライアンスに加わっているのかは最低限把握しておいてください。
私のように複数の航空会社でマイルを貯めてどんどん旅行に出かけるなら、その時々でもっとも効率の良いところのマイルを貯めて行けばよいのですが、最初は一つの航空会社に絞って貯めた方が貯めやすいでしょう。
そこで各社のマイレージ制度の特徴を述べます。

@@@  日系航空会社  @@@
 JLはワンワールド、NHはスターアライアンスです。両者の就航地を調べ、最初は魅力的な就航地のある方から貯め始めても良いと思います。JLの必要マイレージは地域ごとですが、NHは距離制です。北海道や沖縄在住で長い国内線を乗り継いで成田に出る必要がある場合は、JLの方がおトクでしょう。
両社ともオフシーズンは少なめのマイルで航空券に引替えられますので、その時期の航空券をねらうのであれば1マイルあたりの価値は最も高いと思います。その代わり安いチケットでは搭乗距離の50%しかマイルが貯まらなかったりします。
JALカードやANAカードで買い物をすると100円で1マイル貯まります。電気、ガス、固定電話、携帯などのインフラ料金はぜひともこれらのカードで自動引き落としにしておきましょう。JALカードには家族みんなのマイルを合算したり、格安航空券でも搭乗距離の100%のマイルが貯まるオプションがあります。
両者ともに提携パートナーの会社が多数あります。これは航空会社のみならず、通販のブックストアや健康食品、自動車保険、引越し、楽天やアマゾンなど多岐に渡ります。、ショッピングやホテル予約をする際はJLやNH(その他DL、UA、CXなど)のホームページで「マイルを貯める」というところをきちんとチェックし、提携パートナーになっていれば漏らさずマイルを拾うようにしましょう。楽天トラベルのように複数の航空会社と提携している会社もあります。その場合はどの航空会社のサイトから飛ぶのがトクなのか、知っておく必要があります。(楽天トラベルの場合、安いホテルはJLから予約して高いホテルはNHから予約するのが正解です。JLの場合は1宿泊予約あたり50マイルですので、2泊同じホテルに泊まる場合、1泊ずつ2つの予約に分けると合計100マイルもらえることもありますし、勝手に1予約にまとめられて50マイルのこともあります)
なおJL、NH両社とも燃油サーチャージは特典航空券であっても請求されます。

@@@  米系航空会社  @@@
米系航空会社の特徴は、少しでもマイルの増減があればそこから18ヶ月間マイルの有効期限が伸びることです。ホームページに載っている提携パートナーで18ヶ月に一度ショッピングをすれば、事実上マイルの有効期限はなくなります。また特典航空券引き替え時に燃油サーチャージを請求されません。ビジネスクラスやファーストクラス特典航空券の必要マイレージが低めに設定されているのも魅力です。
一度ビジネスクラスに乗ってみたいという初心者であれば、マイレージプラスセゾンゴールドカードをお勧めします。カード利用1000円ごとに15マイル貯まりますので、計算上は200万円の買い物をすれば3万マイル貯まることになります。最後にマイルの増減があってから18ヶ月有効なので、このカードで毎月買い物をする限りマイルの有効期限はありません。じっくりと時間をかけて200万円買い物すれば、3万マイル貯まります。ただし1000円ごとに15マイルと言うことは、980円の買い物を100回しても1マイルも貯まらない可能性があります(未確認)。
そして3万マイルあれば、成田からユナイテッド航空が就航しているアジア都市(ソウル、バンコク、シンガポールなど)行きのビジネスクラスチケットに引き換えることができます。ただしユナイテッドのビジネスクラス特典航空券は、おトクであるが故に非常に人気の高いチケットです。搭乗の約1年前に申しこみが始まり、数日で満席になることも多いので、気をつけてください。
また全日空のマイルを使って、羽田から那覇を経由して石垣に行くチケットを取ると4フライト(2往復)分のマイルが必要になりますが、ユナイテッドのマイルを使って全日空の航空券に引き換える場合は1往復分のマイルで良かったはずです(要確認)。また中国国際空港でウルムチ、昆明、成都のような中国の奥地に行きたい場合、25000マイルが必要になりますがそれでもオトク感があります。
ノースウエスト航空は、以前は人気のマイレージプログラムでした。デルタ航空と合併した今も日本500マイルと言うキャンペーンをやっています。詳細はデルタ航空のホームページで確認していただきたいと思いますが、日本の国内線ならどんな航空会社のどんなチケットであれ、その搭乗券のコピーをFAXするだけで500マイルもらえると言うものです。しかしデルタと合併した今、これまで2万マイルで行けた場所への必要マイルが2~6万マイルに変更され、かなり1マイルあたりの価値が下がったと言うのが実感です。そのあたりは論より証拠、実際にデルタ航空のホームページで特典航空券の空席状況と必要マイル数を調べてみて下さい。

@@@  その他  @@@
 私の知る限り、日系と米系以外にはあまり魅力的なマイレージプログラムはありませんが、唯一CXだけが例外です。日本から香港経由でヨーロッパに行けば、それだけで次回西日本から韓国旅行に必要なマイルが貯まりますし、提携パートナーでの獲得マイルも比較的多めです。ただし日系同様、燃油サーチャージはしっかりと請求されます。

最後にひとつだけ。私はおトクな海外旅行の行き方を研究するのが趣味なので度外視していますが、マイルを貯める際にもご自身の時給を忘れないで下さい。極端な話、毎日1時間かけて1年後にやっとソウル行きの特典航空券を手に入れたのでは割に合いませんから。
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