北欧旅行記(10年7月):The 旅行道:So-netブログ
SSブログ

北欧旅行記(10年7月) [海外旅行記]

7月末にバンコクを経由して、ストックホルム、ヘルシンキ、コペンハーゲン周遊家族旅行に出かけました。今回の旅行プランについては予め、夏の家族旅行(http://ryokodo.blog.so-net.ne.jp/2010-03-13)をご覧ください。
タイ航空のホームページで購入した関空発バンコク経由ストックホルム行き航空券は夫婦と6歳児(3人総額、サーチャージ&空港税込み、以下同じ)で368860円、スカンジナビア航空のホームページで購入したストックホルム発ヘルシンキ行き航空券は24360円、ヘルシンキからコペンハーゲンまでは26210円、コペンハーゲンからストックホルムまでは22320円でした。
ホテルはオクトパストラベルでデュシタニ(バンコク)素泊まり2泊を12700円(3人総額、以下同じ)で、ソコスヘルシンキ朝食付き1泊を10800円で、ファーストベスターブロ(コペンハーゲン)朝食付き2泊を24200円で、booking.comでラディソンBLUロイヤルバイキング(ストックホルム)朝食付きを1泊目は1420クローナ、2泊目は1520クローナで予約しました。このうちラディソンBLUロイヤルバンキングは5つ星、他は4つ星ホテルです。
クレジットカードの為替レートは1ユーロ=116円、1スウェーデンクローナ=12.2円、1デンマーククローネ=15.6円でした。1タイバーツは2.8円程度です。
北欧3都市ではそれぞれストックホルムカード、ヘルシンキカード、コペンハーゲンカードを購入することにしました。これらはそれぞれの都市で決められた時間の間、公共交通機関、博物館、ツアーなどほぼすべてが無料または割引になるというものです。これらを買うことにした理由は、十分に元が取れると考えたこと、毎回切符や入場券を買う行列に並ばなくてすむこと、欧州では誤乗したときに検札に見つかると多大な罰金を取られるのですがその心配がないこと、の3つです。ヘルシンキカードは前もってホームページ(http://www.helsinkicard.fi/)で購入しておくと34ユーロが32ユーロになるため、前もって購入し、引き換え券をプリントアウトして持っていくことにしました。

今回は24日夜に自家用車でりんくうタウンに向かい、近隣の民間駐車場に車を預けてから関空に向かいました。バンコクでの着替えを小さなボストンバックに入れて機内に持ち込み、一番大きなスーツケースはストックホルムまで通しで預けました。夜0時過ぎに関空を飛び立ち、バンコクのスワンナプーム国際空港には現地時間の朝4時前に到着しました。入国審査と両替を済ませ、1階のタクシー乗り場でタクシーに乗ってホテルに向かいました。メーター料金241バーツ(以下B)の他に、空港から乗車する際の追加料金50B(タクシー乗り場に明記されています)、高速道路代70Bが必要でした。
デュシタニはタイの王室ともゆかりの深い伝統ある高級ホテルですが、2ヶ月前まですぐ隣のルンピニー公園で赤シャツ派のデモが行われていたためでしょうか? これまでより明らかに安い料金で叩き売り状態になっていました。あの衝突では4000億円の経済的損失が出たとされ、タイの経済力を考えると当面は再びデモを引き起こす体力はないだろうと考え、安全でお得なホテルとの認識で1ヶ月前に他のホテルから乗り換えました。
部屋に着いたときには朝5時過ぎでしたが、翌日は北欧に向かうため時差を考えると遅寝遅起きに体を慣らしておく必要があります。深夜のフライトで疲れがたまっていたこともあり、そこからさらに一眠りして11時に起床しました。昼食はホテルからタクシー(83B)にのってブサラカムというレストランに行きました。ここは私のお気に入りの店のひとつですが、前年9月のバンコク旅行では行き損ねていました。今回はリベンジということで正統派タイ料理のビュッフェ(大人275B、6歳児143B)を食べましたが、雰囲気は以前の場所の方が良かったように思います。
昼食後は再びタクシー(71B)に乗ってスカイトレインのチットロム駅へ。駅近くのマクドナルドで、ワイ(合掌)をするドナルドの写真を撮ってから店内に入り、コーヒー(25B)とソフトクリーム(9B)を頼みました。かつて「タイのマクドナルドのコーヒーは世界一まずい」と言われていましたが、標準レベルになったように思います。そこから徒歩で伊勢丹に向かいましたが、途中ショッピングセンターの一角が先の暴動で焼け落ちており、覆いをした上で復旧の工事が行われていました。
伊勢丹でのショッピング後、スカイトレインに乗って(大人20B)ホテルに戻ってきました。私と長男はホテルのプールに泳ぎに行きました。昼につい食べ過ぎたため、夕食はホテル近くのファストフードで済ませました。夜10時前にホテルから空港に向けてタクシーで出発しましたが、この時は231Bのメータ料金と高速料金のみの支払いで可でした。空港ではトランジット時に入国したため、一人当たり700バーツ、合計2100バーツの空港税を徴収されました。

タイ航空で深夜にバンコクを発ち、26日朝ストックホルムに到着しました。空港ターミナル5の到着ゲート近くにあるインフォメーションセンターでストックホルムカード(大人395クローナ、以下SEK)を2枚購入しました。6歳の長男は無料でした。
空港のバス乗り場(ターミナル5の15番バス乗り場)から583番線Marsta行きのバスに18分乗り、そこから6分の乗り継ぎ時間でStockholm C(中央駅)行きの鉄道に乗り換え36分乗車すれば、ストックホルムカードを使って無料で市内まで行けます。この時刻表についてはhttp://sl.se/ で調べられます(左上の翻訳機能を使いながら、From Arlanda Via Marsta (Sigtuna) To Stockholm C と入力して日時を指定してください)。
中央駅隣にあるホテルで荷物を預けてから地下鉄でBrommaplanに向かい、そこからバスに乗り換えて世界遺産ドロットニングホルム宮殿へ。中央駅からの所要時間は30分です。ここで朝10時の衛兵交代式を見た後、宮殿に入場しました。ここは豪華ですが全体に品のいい内装をしており、窓の外にはフランスのベルサイユ宮殿を模したと思われる庭園が広がっていました。
それからバスと地下鉄を乗り継ぎ、ガムラスタンへ。駅近くのカフェでランチセット(一人85SEK)を食べ、ドイツ教会を見てから王宮に向かうと、そこでは衛兵による鼓笛隊パレードが行われていました。一糸乱れぬ大変美しい動きで、30分ほどに渡ってさまざまな曲を演奏しながら行進していました。
午後1時にパレードが終わると観光客が王宮入り口に殺到したため、私たちは先に大聖堂を見ることにしました。荘厳な聖堂内部には馬に跨った騎士が龍と戦う見事な彫像がありました。それから王宮に入りましたが、こちらも非常に壮麗ながらも上品な内装であり、晩餐会を開く華美な部屋はベルサイユ宮殿にある鏡の間を思い出させるものでした。
この頃にはみな疲労が蓄積していたので、ノーベル博物館に行き、そこのカフェでノーベル賞授与式でも振舞われるというアイス(65SEK)を食べました。赤と白(ラズベリーとバニラ?)のアイスの上に小さな果実と銀紙でコーティングしてメダル様にしたチョコレートが乗っていました。カフェにある椅子の裏には、ノーベル賞受賞者たちのサインが書かれていました。
その後リッダーホルム教会に立ち寄り、ホテルに帰ってきました。ここのホテルの地下には屋内プールがあったため子供と一緒に泳ぎにいきましたが、氷のツララの飾り物が天井からぶら下がる見た目にも寒そうなプールで、実際に水温も低いため長い時間は入っていられませんでした。私にとってはもっとも高緯度の場所で泳いだ記録になったので、良かったのですが。
夕食は近くのコンビニで買ってきたものを部屋で食べて済ませ、妻と子供は疲労でダウンしていたため、私だけ中央駅近くの埠頭から出る50分間のボートツアー(夕方6時半発)に参加しました。ヘッドホンで聞くアナウンスには日本語のチャンネルもあり、ストックホルムの歴史背景なども知ることができました。今回はストックホルムカード(395SEK)1枚で、空港往復、ドロットニングホルム往復、ドロットニングホルム宮殿入場(70SEK)、大聖堂(30SEK)、王宮(100SEK)、ノーベル博物館(60SEK)、リッダーホルム教会(30SEK)、ボートツアー(140SEK)がすべて無料になったため、大変お得だと思いました。おそらく空港とドロットニングホルムの往復だけでも200SEK前後だと思います。

翌日27日は朝5時半前にホテルを発ち、近くのカフェでサンドウィッチやマフィンを買って食べ、5時50分に中央駅を出る電車に乗って前日と逆ルートで1時間かけて空港に向かいました(ホテルでは朝食がついていたのですが、6時30分オープンとのことで断念しました。前もって breakfast boxを頼んでおくべきでした)。9時10分にストックホルムを発ち、11時10分にヘルシンキ着。時差があるので実際のフライト時間は1時間です。これは格安フライトのため、水とコーヒー、紅茶以外の飲食は有料でしたが、預け入れ荷物は無料でした。
空港から20分に1本の頻度で出発し、所要時間30分のフィンエアーバス(大人一人5.9ユーロ、以下E)に乗ってヘルシンキ中央駅に向かいました。そこから徒歩でホテルに向かい、荷物を預けた後、隣のカフェでランチを食べました(3人で25E)。昼食後は通りに面した賑やかなエスプラナーディ公園を散策してからウスペンスキー大聖堂に行きましたが、これは赤レンガ造りでロシア正教の教会とのことです。正面に描かれたキリストと12使途の絵が圧巻でした。その後エスプラナーディ公園そばのインフォメーションでバウチャーをヘルシンキカードと引き換え、その場で午後3時からのオーディオガイドツアーを申し込みました。大人はヘルシンキカード提示で25Eのツアー料金が無料になりますが、カードを持っていない6歳の長男は11ユーロ請求されました。ツアー出発まで少し時間があったので、海に近いマーケット市場でイチゴとラズベリー(合計7E)を買い、道端に座って海を眺めながら3人で食べました。どちらも大変甘く美味でした。
午後3時にエスプラナーディ公園からツアーバスに乗り込み、ヘッドホンで日本語の音声ガイドを選びました。これは1時間半ほどの短い時間でヘルシンキ市内の主な観光地をめぐり、このうちテンペリアウキオ教会とシベリウス公園では5分ほど下車観光できるというものです。岩をくりぬいて作ったテンペリアウキオ教会は音響効果にも優れ、外部の光も程よく差し込む大変美しい場所でした。
ツアーを終えた私たちは午後4時半に元老院広場の近くでバスを降り、その足でヘルシンキ大聖堂を見学しました。元老院広場を見下ろす丘の上に立つ大聖堂は白亜の美しい建物であり、内部はシンプルながら正面の宗教画を中心にさっぱりとまとまっていました。それからヘルシンキ駅前にあるアテネウム美術館に行き、ヘルシンキ人画家たちやゴッホ、ゴーギャンの作品を鑑賞しました(カード提示で7Eの入館料が無料)。
夕食は美術館の裏手にある、ケバブ料理を扱うカフェで2品(16E)を3人でシェアしました。

28日、朝6時半過ぎに起きて7時過ぎに朝食会場へ。スクランブルエッグ、ハム、ニシンの塩焼きな、種類も多く、腹いっぱい食べました。この日は大変良い天気だったので日焼け止めを塗りました。
その後ホテルをチェックアウトしてスーツケースを預け、徒歩でマーケット広場に行きました。この近くから世界遺産スオメンリンナ島へのフェリーが出ているのです(往復3.8Eがカード提示で無料)。朝9時にマーケット広場を出発し、9時15分ごろスオメンリンナ到着。ここは昔の要塞都市であり、防空壕のような洞窟や大砲も残っていますが、自然も多くある大変美しい島です。スオメンリンナ博物館(5E)、エーレンスヴァールド博物館(3E)、騎馬隊博物館(3E)もすべてカード提示で無料になりました。
正午にスオメンリンナを出発するフェリーに乗り、マーケット広場に到着してからそこの屋台でサーモンパエリア(6E)とニシンの塩焼きポテト添え(7E)を注文し、3人でシェアしました。ビール(3E)も2本注文しました。北欧の短い夏の晴れた日、潮風をあびながら屋台のテントで食べるシーフード料理とビールで大変幸せな気分になれました。余談ですが、潮風と開放的な空気はビールを旨くしてくれるのかもしれません。私がこれまで一番旨いと思ったビールは、晴れた夏の日に潮風に吹かれつつ、モンサンミッシェルを見上げながら飲んだビールです。
昼食後はマーケット広場にあるお土産屋でムーミングッズを買い(ムーミンとサンタクロースはフィンランド発祥です)、ホテルで荷物を引き取り、ヘルシンキ中央駅の内部を通って駅西にあるフィンエアーバス乗り場に向かいました。13時半のバスに乗り、14時に空港到着。空港への復路はヘルシンキカードを提示したため、3.8Eになりました。24時間有効のカードを買ったため、往路ではヘルシンキカードの利用を開始せず正規料金を払いました。16時にヘルシンキを発ち、16時40分にコペンハーゲン着。時差があるので実際のフライト時間は1時間40分でした。
空港でコペンハーゲンカード(72時間券大人一人459クローネ、以下DKK)を2枚購入しました。電車で空港からコペンハーゲン中央駅に向かい、駅前のセブンイレブンとカフェで食糧を買い込んだ後、徒歩でホテルに向かい、チェックインしました。夕食は部屋ですませました。

29日、朝6時半からホテルで朝食を摂りました。デンマークは消費税が25%あることもあり、総じて物価は高いのですが、食事は何を食べても美味いと思います。
コペンハーゲンでの観光には2日間割いているため、この日はまず郊外の観光地を廻ることにしました。世界遺産ロスキレ大聖堂、ハムレットの舞台となった世界遺産クロンボー城、そしてとある旅行誌で北欧一美しいと書かれていたフレデリクスボー城の3箇所です。朝8時過ぎにホテルを出発し、8時28分の電車に乗ってロスキレへと向かいました(どの電車に乗ればよいのかは駅中央のインフォメーションで教えてくれます)。デンマークの列車は、シートが上質で乗車率が低いため、快適な車内で美しい車窓の眺めを楽しみながらのんびり過ごすことができます。20分でロスキレにつき、そこからゆっくりと歩いて15分ほどでロスキレ大聖堂に着きました。これぞ世界遺産というべき非常に壮麗な教会で、内部には美しい彫像を施された無数の棺が至る所に安置されていました。
大聖堂を後にした私たちは再びロスキレ駅に戻り、コペンハーゲン駅で乗り換えてヘルシンオア駅へ。コペンハーゲンからヘルシンオアまでは電車で50分ほどでした。
ヘルシンオアの駅舎を出るとすぐに海の向こう側にクロンボー城が見えてきますが、湾を迂回するため徒歩で20分ほどかかります。ここはコペンハーゲンカードが使えないため、大人65DKK、6歳児25DKKのチケットを購入しました。この城の地下部分には貯蔵庫として使われていたと思われる人工の洞窟が連なっており、暗い中を石壁に伝って進んでいると、トルコのカッバドキア近くにあるカイマクルの地下都市を思い出しました。一方の地上階では、白い壁と天井をベースにしたシンプルな空間に数々の素晴らしい美術品が飾られていました。
クロンボー城の見学後は再び徒歩でヘルシンオア駅に向かい、駅前で昼食を済ませた後、ローカル電車に乗って次の目的地であるヒレロズに向かいました。しかしこれは30分に1本しか電車がなく、乗車時間が70分以上あったため、かなりの時間ロスとなりました。当初は30分ほどで到着すると思っていたため、いつまでたっても着かずストレスでしたが、70分という時間を覚悟して乗れば、広大な森林や牧草地を通り抜けていく大変素晴らしい鉄道の旅を楽しめます。
ヒレロズの駅前から701番のバスに乗り(701番バスは駅発着でないため、乗車する方向を間違えないでください)、3つ目の停留所で目の前に美しい城が見えてきたため降車。この城の後ろには湖があり、その向こうには美しく手入れされた庭園があります。この庭園から写真を撮ると、庭園と湖の向こうに佇む城の美しい姿をフレームに納めることができます。内部も非常に壮麗で見ごたえのあるものでした。
そこから再び701番のバスに乗り、ヒレロズの駅に戻ってきました。地球の歩き方では、ヒレロズ駅からコペンハーゲン中央駅まで直行電車で50分と書かれていますが、私のときはなぜかその列車がなかったらしく、701番のバス停とは駅の反対側にあるTogbus乗り場からFarum駅行きのバスに乗るように言われました(こちらの人はみな親切ですし、英語も通じるので大変助かります)。このバスも30分ほどかかり、それから電車に乗りかえて50分ほどでようやくコペンハーゲン中央駅に戻ってきたときは午後6時半を廻っていました。夕食は駅前のセブンイレブンで買い込んで、部屋食で済ませました。

30日はコペンハーゲン市内観光の日ですが、あいにく雨でした。当初徒歩で市内を歩き回るコースを考えていたのですが、急遽予定を変更することにしました。中央駅からNorreport駅まで電車で向かい、そこでローゼンボー離宮を見学しました。ここには王室にゆかりのある数々の美術品が収蔵されており、建物の前では衛兵が雨にぬれながら直立不動で立っていました。その後、中央駅まで電車で戻り、駅の隣にあるチボリ公園に入りました。倉敷のチボリ公園はここをモデルにしたと言われていますが、どの部分を真似たのかよく分からないほど別物でした。それなりにアトラクションはありますが、日本のテーマパークや遊園地を見慣れた目には少し物足りなく思えるかもしれません。昼食はここのカフェで、ヴィーナーシュニッツェルを食べました。
その後、隣にあるニュー・カールスベア美術館に入りました。ここはエジプト、ギリシャ、ローマ、メソポタミアなど古代文明の美術品からマネ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど近代画家の作品まで幅広く収蔵されており、大変見ごたえのあるものでした。美術館の中央には温室があり、南方の植物が生い茂っていました。
その後ホテルに戻って預けてあったスーツケースをひきとり、その足で空港に向かいました。今回はコペンハーゲンカードの提示で、ロスキレ大聖堂(30DKK)、フレデリクスボー城(60DKK)、ローゼンボー離宮(70DDK)、チボリ公園(85DKK)、ニュー・カールスエベア美術館(50DKK)はすべて無料になりましたし、電車やバスで長距離移動したことを考えると(おそらく300DKK以上でしょう)、十分元は取れたと思います。
17時半にコペンハーゲンを発ち、18時40分にストックホルム着。今回は特に観光地に立ち寄る予定がないため、空港のインフォメーションで24時間のトラベルカード(電車、バス乗り放題券。100SEK)を購入しました。これで空港と中央駅の往復をすることができます。空港内のセブンイレブン系のカフェで夕食を済ませ、19時40分にMarsta行きのバスに乗り、ストックホルム中央駅に着いたのは20時40分でした。

31日は朝8時前に起床し、ホテルで朝食を摂りました。ニシンの塩辛のような料理がありましたが、残念ながら(当然ながら?)シュールストレミングはありませんでした。これは世界一臭いと言われるスウェーデン製のニシンの缶詰ですが、そのあまりの破壊力のため飛行機への持込みが禁じられ、「絶対に屋内では開けないで下さい」「化学兵器と間違われないように人気のない場所で開けてください」と注意書きが添えられているそうです。
朝食後、子供がホテルのプールに行きたがったため、少しだけ泳いでから市内観光に出かけました。中央駅から徒歩でセイゲル広場を経由してヒョートリエットへ。ここには青果市場があり、パックに山盛り入ったラズベリーが20SEKと大変安く売られていました。その後、途中のデパートに立ち寄ってからホテルに戻り、チェックアウトして中央駅から空港に向かいました。
14時半にストックホルムを発ち、翌日(8月1日)朝バンコク着。この時は空港税を節約するために空港内で時間をつぶしましたが、北欧の高い物価に慣れた身には、タイでは高いはずの空港価格が安く思えました。11時にバンコクを発ち、18時半に関空着。りんくうタウンの駐車場に預けてあった車で名古屋の自宅に帰って来たときには夜11時前でした。
ここでこれから北欧に行くという方に一言アドバイスです。北欧ではほぼすべての場所でVISAカードが使えます。これ1枚で現地通貨がなくてもまず困らないので、両替はしないか最小限に留めておいた方がお得です。ただしサインではなく4桁の暗証番号を求められるため、それだけは確認しておいてください。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0