小沢一郎氏の立候補について:The 旅行道:So-netブログ
SSブログ

小沢一郎氏の立候補について [雑談]

今回は、今後の日本の政治・経済に対する私の妄想を書き綴った駄文です。興味のない方はスルーしてください。
本日、小沢一郎氏が民主党の代表戦への出馬意向を明らかにしました。世論調査ではおよそ8割以上の人が、小沢氏が総理になることに反対しており、今回の代表戦では国会議員票の他に一般の党員による投票もあるため、普通に考えれば小沢氏に勝ち目は薄そうです。しかし寝技に長けた政治家なので、それも分かった上で勝てる自信があっての立候補なのでしょう。今後1~2週間の間に管総理のスキャンダルがマスコミに流れるかもしれませんし、諸々の事態も含めて、小沢氏が来月総理になる可能性が6割以上と考えています。
検察審査会による再審査も控えていますが、直前になって審査委員が突然死して、メンバーチェンジなんてことになったら怖いですね。「小沢一郎 不審死」でぐぐると、そのあたりの都市伝説がたくさん出てきます。いずれにせよ小沢氏が総理になってしまえば、法務大臣に命令して検察官の首をすげ替えることもできますし、最終的に何とか乗り切るでしょう。
そして小沢総理が誕生した暁には、今回の代表戦で支持をとりつけた鳩山元総理が幹事長になる可能性があります。政治と金の問題で失脚した総理と幹事長が、数ヵ月後に入れ替わって再登板。あまり笑えませんが・・・。
小沢氏が今回の代表戦に出馬するに当たり、大儀が必要となります。挙党一致と言えば聞こえは良いですが、要は自分がのけ者にされそうだから立候補したというだけの話であり、それでは大儀と呼ぶには弱いですよね。だから昨年の民主党マニフェスト原理主義者として、それを忠実に再現することをもう一つの大儀に掲げるでしょう。消費税アップの封印、子供手当ては26000円支給、高速道路無料化など、国の財政を傾ける政策が目白押しです。小沢氏に歯向かう業界団体への予算を多少削減したところで、これでは国家財政が持ちません。(先の参議院選挙でも、某選挙区が小沢氏による候補擁立方針に反対したところ、交付金支給をされないということがあったそうです)
話は変わりますが、現在日本国民の多くが直接的・間接的に国債を買っています。銀行に預けた預金は本来なら事業者に貸し出されるのですが、先行き不安な日本人は金を使わずに溜め込み、新規事業は縮小し、その結果預金者から預かったお金を貸し出す先が減っています。この銀行内部に余ったお金で国債を購入しているのです。現在は国民の資産が国と地方の借金額を上回っているため、国債が売れ残ることはありませんが、あと3~5年で両者が逆転すると言われています。また日銀が国債の一部を買い取っていますが、日銀による国債買い取り額は日本銀行券(紙幣)の発行額を上回ってはいけないという決まりがあり、これもこのままでは3~5年後に上回ってしまうそうです。つまりあと3~5年で新規に国債を発行してもそれが売れ残り、日本は財政破綻する可能性が高いのです。最近になって中国マネーが日本の短期国債(1年もの)を買うようになりましたが、それもいよいよ財政破綻間近となれば潮を引くように撤収するでしょう。この状況下でマニフェスト原理主義でバラマキ型の小沢一郎内閣が誕生することは、日本の財政破綻が間近に迫ることを意味します。
では財政破綻したら何が起こるのかと言うと、「ネバダ・レポート」でぐぐってみてください。公務員の3割を退職金なしでリストラし、年金の3割カット、銀行預金のペイオフ、預金税30~40%、固定資産税(公示価格の5%)、消費税20%など、阿鼻叫喚の生活負担増が待ち構えています。しかもIMFのバックにはアメリカが控えているのですから、日本の公的医療保険を解体し、アメリカの医療保険会社が参入する可能性もあります。貧乏人は病院にかかれなくなるかもしれません。もっともそのときに民主党政権のままだったら、アメリカではなく中国に泣き付いて国債購入をお願いする可能性もあります。この場合は徐々に中国の属国状態になり、これ以上は想像したくありません。
日本の財政が破綻した場合、円相場は普通に考えれば円安にふれそうです。しかしネバダレポートを見る限り、国民の預金の一部を取り上げるわけですから、日本国内で流通する日本円の総額が減少しそうです。そうなると日本の資産、日本の技術をより少ない日本円で購入できることになり、円高が進むという前代未聞のできごとが起こりえます。通常の財政破綻国家は外国に対して借金まみれになっているのですが、日本は外国に金を貸したまま破綻することになり(日本は中国に次ぐ世界第2位のアメリカ国債保有国ですが、それを売り払うことはアメリカに喧嘩を売ることになります)、日本の国と地方自治体の借金を日本人が肩代わりするだけなので、対外的に日本の信頼度が大きく低下するとも限らず、日本売りをあびせる必然はありません。かつて麻生元総理がリーマンショックで円の独歩高になった際、「自国の通貨高になって破綻した国家はない」と言っていましたが、破綻して通貨高になる第一号になるかもしれません。
こうしたことを踏まえ、各人が資産保護と生活基盤の維持に向けた準備をしておく必要があります。10年以上前に財政破綻してIMF管理下に入った韓国では、経済環境の変化に適応できた富裕層と適応できなかった貧困層の間で貧富の差が拡大し、若者の就職難が慢性的に続いています。ソウル旅行記(http://ryokodo.blog.so-net.ne.jp/2010-08-15)で紹介したデモも、若者が中心でした。
私も政治・経済の素人なりに、ない知恵を絞って対策をとりたいと思います。以上、お粗末さまでした。
nice!(6)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 1

suzuran

小沢には持病の悪化で成仏してもらいたい。
そう思っていますが、しぶといですね。
己の評価をもっともわかっていない日本一
人格が破壊された政治屋だと思います。
by suzuran (2010-08-31 19:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0