東日本大震災被災者への支援について:The 旅行道:So-netブログ
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東日本大震災被災者への支援について [雑談]

まずはじめに、2ちゃんねるで見つけ、非常に感心した書き込みを紹介します。
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いま、俺たちにできること!!助け合い行動しよう!!
節電:関東・関西で徹底的に節電する。関西電力も電力支援を行う模様。
献血:震災直後は混雑する。ナマモノなのですぐに行かずに時期をずらして何度も行くこと。
電話:あまり被災地宛に電話をしない。災害伝言ダイヤル171等を活用して被災者に回線を空ける。
チェーンメール:回さない。ツイッターもいい加減なことをつぶやかない。
義援金:信頼できるところ(日本財団や新聞社、コンビニの募金箱、TSUTAYAポイントなど)に全力で突っ込む。
支援活動:被災地に爆音ヘリや爆音車両で近づかない。 ヘルプの声がかき消される。 また、無理に近づいて二次災害や交通マヒを引き起こさない。とくにマスコミ関係者と野次馬。(道路には規制がかかっている模様)
支援物資:物流が全く機能していないので無理に個別に送ろうとせず、自治体や企業等に依頼や相乗りすること。 新潟地震の教訓「いらないものは送らない」。仕分けにとんでもない手間がかかったそうです。
経済支援:東北産のものを優先的に購入する。
納税:落ち着いたらふるさと納税で支援。
啓発:企業などにメールをして訴える。飲料メーカーなら飲料を、おむつメーカーならおむつを、送ってくださるようお願いする。
啓発その2:東京以西の会社員は、みんなで上に支援を呼びかける。
外出:極力控える。 計画停電時は交差点に注意しよう。
マスコミ:不安を煽ったり、救助活動の邪魔をしない。公式の情報を信じる。
ボランティア:今は行きたくても控える。過去にもあった通り、パニックになるだけ。もし行くなら、トイレから食料まで自前で用意していくこと。
感謝:個人的感情は捨てて、支援してくれる国や人には素直に感謝をする。
冷静:パニックを起こさないよう、冷静沈着でいること。
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下手に被災地と連絡を取ったり、個人で支援活動をすることは、必ずしも被災地のためになりません。被災地と離れた私たちにできることは、これまでどおりの生活を営み、被災地を支える日本の経済活動を停滞させないことだと再認識しました。
ところで先のニュージーランドでの地震の際、瓦礫にはさまれながら冷静に現状をメールで送り、救援隊が来たときに足を切断することに同意した19歳の日本人男性がクローズアップされ、現地の消防隊は彼のことを「一番の英雄」だと言っていました。今回の東日本大震災でも、多くの被災者たちが秩序を乱さず、助け合いながらマナーを守る様子を、多くの外国メディアが驚嘆と感嘆の念を持って紹介していました。外国から見た日本は「礼儀正しく、勤勉で、秩序を守り、人々が助け合う国」なのだと思います。そして大変な境遇の中、そのイメージを改めて諸外国に見せつけた被災地の方たちは、自衛隊や諸外国の救援隊以上に「一番の英雄」だと言ってよいでしょう。その意味で、今回の地震が天罰だとか、日本人のアイデンティティーが我欲だとか言っていた某都知事の発言には違和感と憤りを感じました。おそらく発言の時期から考えて、自分の嫌いな減税日本が躍進したことに腹を立て、その怒りを間違って被災地にぶつけてしまったのだろうと思いますが、この人も耄碌したなと思いました。
外国旅行かぶれの私ですが、日本人として日本に生まれてきたことをとても誇りに思っています。

さあ、ここからは私が考えた被災地の人たちを助けるアイデアを2つ紹介します。
今、被災地の人たちは水や食料、毛布や電気、ガスを必要としています。そしてそこから離れたところに、それを届けたいと思う人たちがいます。ただし、支援したい人たちは単純に善意でそう思っていることが多いのですが、できることなら感謝をされた方がより嬉しいのです。想像してみてください。あなたがひょんなことから目のためにいた人の命を救い、その人から手を握られて「ありがとう」と言われたら嬉しくなりませんか? そう、人間は感謝されると幸せになるという本能を大なり小なり持っているのです。
支援したくてもできない人と、支援を待っている人。この両者がいるなら、被災地への支援を自衛隊だけに依存しなくてもビジネスになるじゃないですか。しかも支援した人に被災者からの感謝の言葉が届く仕組みを作れば、支援する意欲も倍増です。
具体的には被災地の各避難所から必要とする物品のリストを集います。そしてそれをネットで公開し、それらの物品を購入してくれる出資者(支援者)を集うのです。支援者たちの善意によってお金が貯まれば、業者はその物品を避難所に届けます。要は注文を受けてそれを配送する通信販売業者と本質的に変わりません。ただしこの場合、業者は支援者たちの具体的な出資リストと、被災地の人たちからの感謝の言葉をネットで公開しなければなりません。それをすることで支援者の側は自分の支援金が業者に中抜きされていないこと(ただし業者は通信販売としての通常の利益を手に入れます)と、被災地の人たちに感謝されたことが分かりますし、被災者たちは更なる支援のために、より一生懸命感謝の気持ちを綴ることでしょう。かつて阪神大震災のときは避難生活が長引くとそれに慣れ、だんだんとそれを当然と考えて過大な要求をする人が増えたそうですが、このシステムなら被災者たちは毎回支援のありがたさと正面から向きあうことになり、それが元の自立した生活を目指すモチベーションにもつながるでしょう。
先ほども書きましたが、被災地を支えるために日本の経済活動を停滞させないことは、我々の重要な責務です。ですから被災者支援をビジネスとすることに胡散臭さを感じる必要はまったくありません。

そしてもう一つのアイデアですが、それはずばりNHKドラマの「おしん」です。東北地方の寒村に生まれ育ち、さまざまな苦難を乗り越えて成長していった「おしん」の物語は、これまで多くの国で放映され、高い視聴率をとってきました。
今こそ "Don't give up Touhoku. Don't give up O-shin." (がんばれ、東北。がんばれ、おしん)と銘打ってあのドラマにもう一度脚光を浴びせ、日本や諸外国でコンテンツを販売した収益(の一部)を被災地に寄付するのはいかがでしょう?
NHKの中の人、検討してみてください。

(3月21日 追記)
ハルビン・長春旅行記にも書きましたが、「幸せ募金作戦」というのはどうでしょう?
日常の何気ない一コマで、ふとした幸せを感じた回数分、募金をするのです。幸せ1回あたりの募金額はそれぞれの懐具合で決めれば結構ですが、継続することが大事なのであまり負担に思わない程度の額にとどめておくことが肝心です。今日小さな幸せが3回あったなら、その分だけ募金をしましょう。自分が小さな幸せを見つけた回数だけ、被災地の人にもそれをお裾分けすれば、皆がハッピーです。自粛、やせ我慢で消費が冷え込むよりも、その方が良くないですか?
賛同いただける方は、2ちゃんねるやツイッターでこの作戦を広めてください。
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