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ワンピースの語られぬ歴史について [雑談]

今回は、最近私がはまったワンピースに関する話題です。
62巻まで読んだ状態で、それまでの情報を基に書いています。ワンピースを知らない方、ネタバレを避けたい方はスルーしてください。

44巻から連載された扉絵シリーズで、エネルのスペース大作戦がありました。
・からくり島のツキミ博士が作ったロボット(スペーシー中尉)が、月で宇宙海賊にやられた
・その宇宙海賊が月で古代の地下都市ビルカを掘り当てた
・ビルカの住人たちは背中に翼を持ち、古代文字を操った
・資源不足で青色の星に飛んだ彼らは、スペーシー中尉そっくりのロボットを作る技術を持っていた。
これらをまとめると、古代に月から地球へやってきた、背中に翼を持つ者たちは、高度な文明を持っていたことになります。決して壊れないポーネグリフの石を製造する技術や古代兵器も、彼らが生み出したのでしょう。少なくとも、現在の地球政府とは違う勢力が生み出したことは間違いありません。世界政府の諜報機関であるCP9が必死に古代兵器の設計図を探していたわけですから。
からくり島は、現代まで密かに月の文明を受け継いでいたのでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ONE_PIECE%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B9%B4%E8%A1%A8
年表によると、彼ら月の人が地球にやってきたのは、今から4000年以上昔のことでしょうか?
(4000年前に作られたアラバスタの王宮は、建造時から古代兵器のありかを記したポーネグリフを隠せる構造になっていたと考えられます)
しかしその末裔である(背中に羽を持つ)シャンティアの人たちは、樹熱の知識もなく、生贄の祭壇を作るなど、非科学的で文明水準が劣化した印象を受けます。
ところで、彼らのモチーフはアメリカ大陸のインディオですよね?
衣類やテントなどはインディオに似ており、生贄の祭壇と言えば、かつてメキシコに栄えたアステカ文明を連想させます。
http://ryokodo.blog.so-net.ne.jp/2009-12-28
上記は、かつて私が書いたブログ記事です。アステカではなくインカの話ですが、ワンピースの世界でもこれと同じようなことが起こったと仮定します。
http://www.kodai-bunmei.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=72444
http://moyamoya2.blog99.fc2.com/blog-entry-332.html
以下は私の完全な妄想ですが、上記を参考にさせてもらいました。

4000年以上前、背中に羽を持ち、高度な文明をもつ人々(月の人)が地上に降り立った。
彼らはラフテル(またはビルカ)という古代王国を作った。国は栄え、人々は自由で平等だった。
(41巻で、オハラのクローバー博士はこの古代王国の名を言う直前に撃たれました)
その繁栄とバランスを崩す者が現れたときの抑止力として、古代兵器が作られた。
地球の人々は、空から来た人たちに感謝したが、時と共にその文明水準は劣化し、シャンティアのように非科学的な生贄の儀式に走る者たちが現れた。
900年前、別の宇宙人(天竜人)たちが地球に侵略してきた。
(原作者が敬愛する鳥山明氏のドラゴンボールでも、宇宙人が地球に攻めてきます)
彼らは地球の大気中で長時間呼吸することができず、宇宙服を着用していた。
地球の人たちは、彼らを月の人の再来と考え、歓迎した。
しかしその虚をついて、天竜人は古代王国の国王を殺害し、地球を征服してしまう。
彼らに逆らったものは奴隷にされ、恐怖政治による徹底した身分制度が完成した。
それを後の人たちに悟られないよう、天竜人の手先である世界政府は「空白の100年」を作った。
それは天竜人が現れてから、世界政府ができるまでの100年でもあった。
天竜人による支配を憂いた古代王国の神官たちは、Dというミドルネームを名乗ると共に、いつの日か世界政府をひっくり返し、(自由と平等という)失われた古代王国の思想を取り戻そうと誓った。
(Dは古代王国の王族とする説もありますが、ルフィーと巨人族のハグワール・D・サウロが共通の祖先を持つとは考えにくく、別家系と考えるべきでしょう。神官たちが、地球人と月の人の中間の立ち居地だとすれば、その紋章はD、つまり半月の形になるでしょう)
それは「Dの意思」として受け継がれ、世界政府はそれを恐れた。

そして長い年月が流れた。
悪魔の実の能力(または見聞色の覇気)で、万物と対話する能力を手に入れた若者、ゴール・D・ロジャーは、天竜人による支配を、地上の多くの物が悲しんでいることを知った。
(52巻でレイリーが、ロジャーは万物の声を聞けた、と言っていますが、空島のポーネグリフに自分の言葉を残していることから考えると、万物に自分の意思を伝えることもできたと考えられます。つまり万物と対話する能力です)
その夢は「世界をひっくり返し、自由で平等な世の中を作る」こと。
彼は副船長で戦闘員のレイリー、医者のクロッカスらを仲間にし、グランドライン制覇を達成する。
(彼の仲間には、他にも航海士、狙撃手、コック、音楽家がいたかもしれません。船大工でトムズ・ワーカーズのトムも、船にこそ乗らなかったものの、ロジャーの仲間と言って良いでしょう。でも、考古学者はいなかったようです。ルフィーの仲間が、その役割を果たして真の仲間となったとき、「○人目」と言うタイトルがつきますが、まだ考古学者のニコ・ロビンは真の仲間にはなっていないようです)
彼らは歴史のすべてを知ったが、グランドライン最後の島・ラフテルについては、何らかの理由で、その存在を確認しただけで、たどりつくことはできなかった。
彼がその夢を達成するには、最後のひとかけら(ワンピース)が足りなかった。
(ひとつなぎの大秘宝を英語に訳すと、 hidden treasure of one suite の方が、hidden treasure of one piece よりも相応しい気がします。つまり、ワンピース=ひとつなぎの大秘宝ではなく、ひとつなぎの大秘宝を完成させるために、あとワンピース足りないと考えるほうが自然です。私はひとつなぎの大秘宝を、ひとつなぎの秘められた歴史と解釈しました)
それを後世の者たちに託すため、ロジャーは自首し、斬首刑になった。
ゴール・D・ロジャーの名も、世界政府による情報操作によって、ゴールド・ロジャーに改められた。

その数年後、ロジャーの船の見習いだったシャンクスは、イーストブルーの小さな村で、ロジャーと同じことを言う少年と出会った。
(52巻でシャンクスが、レイリーさん、おれぁ本当に驚いたよ。イーストブルーにロジャー船長と同じことを言うガキがいたんだ・・・船長のあの言葉を、と言っています)
「俺は世界をひっくり返し、自由で平等な世の中を作る」
(60巻で、幼いルフィーがエースとサポに自らの夢を語りますが、その部分は故意に割愛されています)
少年の名はモンキー・D・ルフィー。
シャンクスはルフィーの未来に期待し、そのためには腕の一本くらい安いものだと考えた。
ポートガス・D・エースも、死の瞬間までルフィーの「夢の果て」を見ることを望んでいた。
そして、ここからワンピースの物語は始まった。
「海賊王に、俺はなる」
「支配なんかしねぇよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ」
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