武漢旅行記(17年12月):The 旅行道:So-netブログ
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武漢旅行記(17年12月) [海外旅行記]

今年1月に中国国際航 (CA)のホームページで下記航空券を購入しました。航空券代18000円に空港税などが上乗せされ、総額24640円です。
DAY1 CA 160 NGO 0845 PEK 1105
DAY1 CA208 PEK 1545 WUH 1810
DAY3 CA203 WUH 1245 PEK 1440
DAY3 CA159 PEK 1645 NGO 2045 (NGO、PEK、WUHは名古屋、北京、武漢)
またCtrip で武漢鉄路江城大酒店(漢口駅前、3つ星、2泊朝食付きで8838円)を予約しました。

初日、セントレアで武漢までのチェックインを済ませ、プライオリティパスでスターアライアンスラウンジに入って朝食をとりました。
北京ではターミナル3C(国内線)のファーストクラスラウンジへ。ここはいつも乗車率150%の満員電車状態ですが、この日は80%といったところで、一応空席を確保することができました。
武漢到着後、空港駅から地下鉄2号線(5元、10駅、所要35分)で漢口火車駅へ。ちなみに中国語の火車駅は鉄道駅、汽車駅はバスターミナルです。ホテルは駅舎に隣接しており、駅のアナウンスが夜遅くまで聞こえてきました。

2日目、0700からホテルで朝食をとり、0800に出発。この日は市内の目ぼしい観光地を周遊する予定です。
まずは漢口火車駅から地下鉄(3元)に乗り、鐘家村へ。そこから徒歩で帰元禅寺(10元)に向かいました。ここには複数の堂があり、様々な仏像や菩薩像が安置されています。きちんと基本ルールに従っており、悟りを開く一歩手前の菩薩像はまだ現世での虚栄心が残っているので冠やネックレスで着飾っていたりしますが、悟りを開いた仏像は装飾具を身に着けていません。仏陀のそばに阿南尊者(釈迦の弟子のひとりアーナンダ)らがいて、割と原始仏教にも忠実だと感じました。一方で最後の一角には500人の尊者らの像があり、一人ひとりがファンキーな表情と仕草をしています。ハーフ三十三間堂・ファンキー親父バージョンと言ったところでしょうか。
次の晴川閣(入場無料、要パスポート)までは公共交通機関の便が悪かったのでタクシー(12元)を使いました。ここは湖北省で最も美しい建物と称えられているそうですが、「え、そうなの?」といった感じです。建物自体はごく普通ですが、すぐそばを流れる長江と、PM2.5で白くかすんだ武漢の街並みを一望できます。
ここから次の黄鶴楼へもタクシーを使うつもりでしたが、黄鶴楼南路に行く561番バス(2元)を見つけたので、そちらを利用することにしました。中国のバスではお釣りをもらえませんが、財布の中には小銭がありません。近くの屋台でソーセージを見つけ、「たぶん3元くらいだろう」と思って10元札を出すと7元が戻ってきました。これで小銭を用意でき、黄鶴楼南路へ。そこから徒歩で黄鶴楼(80元)に向かいました。ここは西暦223年に見張り台として建てられた山上の楼閣ですが、その後何度も再建を繰り返し、現在の建物は1985年に五重塔として建造されました。しかしその1世代前は三重塔、2世代前以前は二重塔だったので、歴史的価値よりも見栄えとエンターテイメント性に重きを置いた建造物です。
その後、そこから徒歩圏内にある辛亥革命博物館(入場無料、要パスポート)に向かい、中華民国建国にまつわる展示を見ました。ここには胡錦涛前主席や習近平主席も訪れており、中国共産党にとって中国国民党関連の展示はNGではないようです。
ここを見終わると時刻は1320でした。次に向かう湖北省博物館へは、黄鶴楼南路から411番バス(2元)1本で行けますが、やはり小銭がありません。バス停そばの店で牛肉面(牛肉麺、12元)を食べて小銭を作り、バスに乗りました。
30分ほどバスに揺られて湖北省博物館(入場無料)に着き、広大な博物館内部をざっと見て回りました。本館の所要時間は60分、その後分館で絵画の個展とガンダーラ仏の特別展を見て回り、コーヒーを飲んでいると60分経過しました。このうち私が感銘を受けたのは、ガンダーラ仏の特別展です。ガンダーラ仏は額に比べて目がくぼんでおり、鼻筋が高く、ローブのしわの表現が豊かで、奥行きが強調されているのが特徴です。日本の博物館で同様の特別展を開いたら、入場料が1300円くらいで、それでも人でひしめき合うパターンです。これを人口密度の低い場所で、無料で見せてもらったお礼として、博物館直営の売店で20元のコーヒーを飲んだ次第です。
帰りは411バス(2元)に70分間揺られて漢口火車駅まで戻ってきました。この日利用した561番と411番バスは、いずれも漢口火車駅を発着するので、利用価値が高いと思います。
漢口駅の地下にはフードコートがあり、李先生というチェーン店で、焼き豚、スープ、ごはん、漬物のセット(34元)を食べてから、駅舎隣のホテルに戻りました。空港へは地下鉄1本、主要な観光地へはバス1本で行ける漢口駅に隣接しているので、立地条件は最高です。中国の三つ星ホテルにしては割高ですが、仕方ありません。

3日目、朝食後、部屋に荷物を置いたまま0840にホテルを出発。この日はホテルから徒歩圏内にある武漢博物館に行く予定です。0900のオープンに合わせて行ったのですが、改装中のため来年4月末まで休館でした。仕方なくホテルに戻り、部屋で時間をつぶしてから空港に向かおうと思ったのですが、0925に部屋の主電源が落ちてしまい、「早く出ていけ」という無言の圧力を感じたのでチェックアウトしました。
地下鉄(5元)で空港に向かい、ラウンジで昼食をとってから搭乗。北京でもラウンジに立ち寄り、定刻より早く名古屋に帰ってきました。
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