対馬旅行記(18年10月):The 旅行道:So-netブログ
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対馬旅行記(18年10月) [国内旅行記]

今回は初めての対馬旅行です。
8月下旬にユナイテッド航空の1万マイルを使って、下記特典航空券を取得しました。
DAY1 NGO 0800 FUK 0925
DAY1 FUK 1120 TSJ 1200
DAY2 TSJ 1230 FUK 1300
DAY2 FUK 1455 NGO 1610 (NGO、FUK、TSJはそれぞれ名古屋、福岡、対馬)
また楽天トラベルで民宿つりの家(1泊2食、7000円)とオリックスレンタカー(24時間、楽天スーパーセール50%オフで4050円のところ、楽天スーパーセール1500円割引クーポンを使って2550円)を予約しました。

旅行初日、自宅近くのすき屋で朝食をとり、セントレアには0700前に到着しました。チェックインを済ませ、カードラウンジに立ち寄ってから搭乗。福岡空港でもカードラウンジに立ち寄り、保安検査後のエリアにある一蘭でラーメンを食べてから、対馬行きの飛行機に乗りました。左右2シートずつの小さなプロペラ機です。
対馬到着後、レンタカーを借りて北上し、まずは最北端に近いところにある韓国展望所(無料)へ。ここから韓国までは50キロ足らずであり、韓国風の建物から釜山近辺を望むことができます。ちょうど大型バス数台が来ており、多くの韓国人で溢れかえっていました。彼らからすれば異国から望む祖国という形になるのでしょうが、私にとっては初めて来た国内の島から望む何十回と訪れた外国です。分かってはいましたが、何の感慨もありません。島の北側まで来たという分かりやすい証拠が欲しかっただけなので、ここは10分ほどで満足しました。
途中でスーパーに立ち寄ってから、対馬野生動物保護センター(無料)へ。ここではツシマヤマネコなど、対馬の動植物に関する展示を見ることができます。本物のツシマヤマネコも一匹だけ飼われており、1500からのモグモグタイムにも立ち会えました。イリオモテヤマネコとの対比もあり、(絶滅危惧種であり、時々道路に出てきて轢かれる点など)私自身も西表島でのイリオモテヤマネコの立ち位置に似ていると感じました。この建物の裏手には海を臨む棹崎公園があり、ちょうど午後の日差しを受けて輝く海とその波の音を堪能できました。
そこからさらに南下し、次に訪れたのは和多都美神社です。ここの鳥居のうち2つは遠浅の海に建っており、ちょうど引き潮だったので、そのうちの一つまで歩いていくことができました。宮島の厳島神社ほど壮麗ではありませんが、少しひなびた趣も悪くありません。そこからすぐ近くにある烏帽子岳展望所に行くつもりでしたが、たまたま道路工事中で11月末まで閉鎖されていました。
少し時間があまったので、観音寺に行くことにしました。ここは何年か前に韓国人が仏像を盗み出したというお寺です。かつて朝鮮半島では仏教の排斥が行われたことがあり、「ヒャッハー。まーだこんなもん(仏像)を持ってやがった」というノリで仏像も破損されました。そんな時に一人の種もみ爺さんが大事に仏像を抱えて対馬まで逃れてきて、そこの住職に仏像を託した――と地元では言われています。しかし韓国の裁判所は「日本が盗んだものかもしれないから返すのを待て」という判決を出し、いまだに返還されていません。日本人の価値観として仏像を盗むという行為は考えにくく(信心が篤ければ仏罰を恐れますし、出所不明の仏像を高額で買い取ることもしないでしょう。信心がなければ仏像に興味はないでしょうし、前述の理由で売れません)、そもそも明らかに国際条約違反なのですが、韓国はそれが通用する情治国家です。最近ではそれが原因で信頼をなくし、諸外国の博物館から朝鮮半島由来の文物を韓国に貸し出すことを拒否されるケースも散見されます。私としてはぜひにも観音寺にお参りして、寺の現状を確認したかったのですが、地図の場所では天神神社しか見つけることができませんでした。せっかくなのでそちらにお参りしてきました。
そこから民宿に向かい、1800過ぎにチェックイン。家庭用のような風呂を借りてから、食堂へ向かいました。この日のメニューは白身魚と貝の鍋、白身魚の煮物、刺身、アワビの壺焼きでした。
食後、空港から国道を少し南下した場所にある、2200まで営業しているスーパーまで足を延ばしました。

2日目、0700から朝食をとり、0720にチェックアウト。
まずは海の玄関口である厳原港のフェリーターミナルに立ち寄ってから、鮎もどし自然公園へ。ここには一枚の大きな花崗岩の上を流れる渓流があり、その上空には吊り橋もあります。夏休みの休日であれば家族連れで賑わうのでしょうが、この日は10月末の平日です。私以外に人影はありません。渓流の水を口に含んでみると、無味無臭の軟水でした。
そこからさらに南下して豆酘崎(つつざき)へ。ここは島の最南端付近にある展望台で、丘の上には灯台もあります。どこまでも青い海が広がっていましたが、その彼方に九州の大地を見つけることはできませんでした。一応これで、対馬の南北にある展望台に訪れたことになります。
次に厳原の近くにある万松院(300円)に向かいました。ここは歴代津島藩主の菩提寺です。朝鮮と日本に挟まれ、両者の顔色を見ながら立ち振る舞うことを強いされた対馬藩の歴史に、何となく興味を抱きました。大学受験の頃は大の勉強嫌いで、センター試験の地理は全国平均マイナス16点、英単語模試は偏差値40台前半、自称「もっとも勉強しないで国公立の医学部に受かった男」なのですが、それは自分が好奇心を持たない知識を詰め込まれようとしたからであり、そして自分の気持ちの赴くままに生きてきたからであって、今では「好奇心>知識量」になっています。なので近くで建設工事中の対馬博物館(仮称)にはいつか行ってみたいと思いました。
この日の昼食をどうしようか迷っていたのですが、近くにあるスーパーで5貫580円の寿司パックが3パックで1000円になるのを見つけ、それに決めました。空港についてから食べればちょうどいい時間になりますし、何よりも対馬でたくさん魚を食べたかったのです。
この後、武家屋敷跡や犯行日新舘門にも立ち寄るつもりでしたが、前者は車で入るのがためらわれる細い路地の奥にあり、後者は近くに駐車場が見つからなかったので断念しました。
そんな訳で少し早かったのですが、レンタカーを返却しました。フィットで266キロほど走行し、ガソリン代は16リットルで2912円です。そこから空港まで送迎してもらい、チェックインを済ませてから寿司の昼食をとりました。福岡空港ではカードラウンジで時間をつぶし、定刻通りセントレアに帰ってきました。
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