ウランバートル旅行記(19年9月):The 旅行道:So-netブログ
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ウランバートル旅行記(19年9月) [海外旅行記]

モンゴルの首都、ウランバートルに行ってきました。ウランバートルへの渡航はこれで3回目です。これまではユナイテッドやANAのマイルで行っていましたが、今回は値段が安かったので、昨年12月に Surprice のホームページで下記航空券を購入しました。
DAY1 CA160 NGO 0845 PEK 1120
DAY2 CA901 PEK 0835 ULN 1050
DAY4 CA902 ULN 1150 PEK 1355
DAY4 CA 159 PEK 1645 NGO 2045
CA、NGO、PEK、ULNはそれぞれ中国国際航空、名古屋、北京、ウランバートルです。航空券が27000円で、そこに空港税やサーチャージが上乗せされて47330円ですが、Surprice の2000円割引クーポンを使ったので支払額は45330円です。
ホテルは Booking.com で Li Hao Hotel Beijing Guozhan(北京首都空港T1から徒歩圏内、準3つ星、空港送迎付き、素泊まり1泊で3161円)と Zaya Hostel(ウランバートル市内、スフバートル広場とダンカン寺の中間、星なし、バストイレ朝食付き2泊で5619円)を予約しました。私はいつも Booking.com で5900円以下のバストイレ・インターネット付きで個室のホテルを地図上に表示させ、立地条件と口コミを参考にして選んでいます。

そして旅行初日、セントレアでウランバートルまでのチェックインを済ませ、プライオリティパスでスターアライアンスラウンジに入って朝食をとりました。
北京到着後、机場バス(25元)でよう和宮(25元)へ。ここは北京最大のチベット仏教の寺院です。今回訪れるモンゴルはチベット仏教の系譜であり、その前に北京でも同じような場所に立ち寄ることにしました。ここに来るのは4~5回目ですが、堂内で写真撮影が禁止されていることもあって、何年か経つとまた来たくなります。一番奥には大仏の立像があり、その姿を目に焼き付けておきました。
そこから徒歩で鼓楼(鐘楼との共通入場券30元)に向かい、1430から始まる太鼓のショーを見ました。5人の演者による息の合った5分間のショーで、1日8回(0930、1030、1130、1330、1430、1530、1630、1745)行われているようです。その北にある鐘楼には大きな鐘がありますが、そちらではその音を聞くことはできません。
この日の夕食は北京ダックにしようと思い、最寄りの〇(にんべんに十)刹海駅から地下鉄(4元)で白石橋南駅に移動し、その南西にある大鴨梨という北京ダックのチェーン店の支店へ。しかし時刻が1600と早いせいか、営業していません。中国語は話せませんが、店番の人が「没有」(メイヨー)と言うのは聞き取れました。仕方がないので今度は地下鉄(4元)で建国門駅へ。そこから東へ700メートル、南に100メートルほど行った場所にある徳太楼という店に入りました。ここでは北京ダックの半身が98元で、一人ならこれで十分です(ちなみに一羽丸ごとなら168元)。ダックを包む皮、ネギ、キュウリ、甘い黒たれも値段に含まれており、炭水化物や野菜もそれなりに摂った気になりました。
その後、東直門駅で地下鉄(3元)と机場鉄道(25元)を乗り継いで、北京首都空港のターミナル2へ。ここからターミナル1へは屋内通路で移動し、そこから南西に300メートルのところにあるホテルまでは屋外を歩いていきました。このホテルでは朝毎時0分に出発する空港送迎の無料シャトルバスがあり、私は翌朝0600のシャトルバスを頼みました。

2日目、予定より早く0545にシャトルバスが満員になったため、ターミナル2に向けて出発しました。そこからターミナル3へは無料のターミナル間送迎バスに乗り換えます。出国審査を済ませ、0645にプライオリティパスでCAファーストクラスラウンジに入りました。そこで朝食をとってから搭乗、のはずだったのですが、機体トラブルで使用機材が変更になり、結局100分遅れで出発しました。
ウランバートル到着後、空港内の銀行が開いていなかった(?)ので、70000トゥグリク(以下T)をVISAカードでキャッシングしました。1000Tで40円くらいと思ってください。空港内の食堂でマトンを挟んだCDサイズの揚げパン(800T)を2枚頼み、小額紙幣を入手してから、バスで市内に向かうことにしました。空港を出て左前方へとあぜ道を300メートルほど歩いていくと、地元民がたむろする下町のバス停に到着します。そこから空港方向に向かってくる7番バス(500T)に乗れば、スフバートル広場にたどり着けます。以前はここから市内に行くのは11番と22番のバスでしたが、路線が変更になっていたので、かなり戸惑いました。
スフバートル広場の南でバスを降り、広場を少し散策してからホステルのある西へと向かいました。途中、フラワーセンター2階の両替所で4000円を98880Tに両替。ここは100円→2472T、2478T→100円と、かなりレートが良いのでお勧めです。
ホテル近くのサークルKで1.5Lのペットボトルの水(1500T)を調達してから、ホステルにチェックインし、部屋に荷物を置きました。少し休憩してから出発し、ホステル北西にあるダンカン寺(入場料4000T、写真撮影7000T)へ。ここの堂内には高さ25メートルの観音立像があり、その周囲にはマニ車があります。これを回すと、お経を読んだのと同じ功徳が得られるとされているので、私も一通り回してきました。
その後、スフバートル広場の南にあるナイラムダル公園へと向かう道中、RAMENと書かれた店を発見し、夕食がてら何となく入ってみました。若い女性店員に、店先の写真にあるラーメンの値段を聞くと10000Tとのことです。それで納得して先払いで注文したのですが、横の客が料金で揉めていたのでメニューを見せてもらうと、どうやら私も2000Tほどボッタクリされていたようです。女性店員が愛想笑いを浮かべていましたが、私としては料金に納得して支払ったので、今さら仕方ありません。それでも日本円にして400円強ですから、決して高いとは思いませんが、微妙な敗北感を覚えました。
食事を終え、ナイラムダル公園の北西にあるトゥメンエフという施設で民族舞踊のショー(30000T)を見ました。ここは1730にオープンし、1800からショーが始まり、1905に終わりました。Facebook で動画を見つけたので、貼っておきます。小さな会場で、土曜日ということもあってほぼ満席でした。
https://www.facebook.com/247951895384917/videos/2180448518898268/
ショーが終わって外に出ると、あたりは薄暗くなっていました。途中、サークルKで鶏肉をはさんだ揚げパン(2800T)を食べ、ノミンデパートに立ち寄ってから、ホステルに帰ってきました。

3日目、0700からホステルで朝食をとり、0750に出発。道行くバスを眺めたり、近くの人に英語で質問したりして、バヤンゴルホテル前の停留所から7番のバスに乗れば空港へ、8番か52番のバスに乗ればザイサン・トルゴイへ行くことを突きとめました。宿泊しているザヤ・ホステルで10ドル払えば、空港まで送迎してもらえるのですが、公共交通機関にトライすることが旅行の楽しみの一つになっています。今回、私は自力で突きとめましたが、市内・空港間のバスについては下記に詳しく書かれています。なお、私が前日に利用した空港付近のバス停は、下記バス停の一つ手前になります。
https://arukikata-world.com/transportation_mongolia
この日は市内観光の予定なので、先に来た8番バス(500T)でザイサン・トルゴイに向かいました。ここは高い丘の上にあるので、手前のバス停で降りると高低差がかなりあります。少し山道を登ってザイサン・トルゴイを通り越したバス停で降り、後方からアクセスすると楽だと思います。ここには共産革命時代の巨大オブジェがあり、あたりの景色を一望できます。緑の草原を侵食するようにして広がる巨大なビル群、それがウランバートルの街並みです。
帰りは山道を下り、そのまま次の目的地であるボグドハーン宮殿博物館まで歩いてしまいました。入場料は8000Tですが、屋内の写真撮影には別途25000Tかかります。常に監視カメラで見られており、写真を撮ろうとするとすぐに僧侶が現れて料金徴収しようとしてきます――少なくとも前回はそうだったので、今回はおとなしく見るだけにしました。内部には仏像や曼荼羅などが展示されています。
ここから最寄りのバス停で7番バス(500T)に乗り、バヤンゴルホテルを通り越した最初のバス停で降りました。近くのUBマートで土産物を買い、併設の食堂で肉と野菜のケチャップ炒め(1700T)と穀物入りご飯(1000T)
を食べて小腹を満たしてから、政治粛清祈念博物館に向かいましたが、改装工事中でした。以前来た時には粛清された人の頭蓋骨が多数展示されていたのを覚えています。
そちらは諦めて、近くにあるチョンジン・ラマ寺院博物館へ。入場相は8000T(写真撮影は50000T)です。中には仏像のほか、かぶり物のお面などが展示されていました。
その後、スフバートル広場を散策し、民族歴史博物館が休館日なのを確認してから、ザナバザル美術館へ。入場相は8000T(写真撮影は45000T)です。2階の仏像やマントラなどは以前と変わりませんが、1階にモンゴルの現代美術のコーナーが増えていました。
ここを出てから北上すると、中央に緑地帯のある革命家通りに出ます。ちょうど美術館の真北付近の北側道向かいに24時間営業しているモンゴル料理のファストフード店を見つけ、そこでマトンのホルモンなどを煮込んだ粥(5500T)を注文しました。泥色のスープに内蔵のかけらが浮かんでいるので、ビジュアル的にはかなり上級者向けですが、個人的には癖になる味でした。
店を出て、北西にある自然史博物館(別名、恐竜博物館)へ。入場料は5000T(写真撮影5000T)です。内容的には福井県の恐竜博物館の下位互換ですが、モンゴルでは恐竜の化石がたくさん発見されているので、ここで見ることに多少の意義があります。
その後、荷物を置きがてら一旦ホステルに戻り、少し休憩してから再出発。ホステル北西にある庶民の市場、ブンブクル・ザハを散策し、ホステスの真南にある新しいデパートに立ち寄り、ノミンデパートの真南にあるハーン・ボーズというモンゴル料理のファミレスでマトン料理のワンプレートディッシュ(7800T)を食べてから、ホステルに帰ってきました。

4日目、0700からホステルで朝食をとり、0720にチェックアウト。バヤンゴルホテル前の停留所まで歩き、15分ほど待ってから、0755にやってきた7番バス(500T)に乗りました。月曜の朝とあって、市内はかなり渋滞していましたが、市街地を抜けると郊外に向かう道路は空いており、所要32分で空港前につきました。最初、車内の乗車率は160%くらいでしたが、空港に着く頃には20%くらいになっていました。
残ったTを空港で米ドルに両替したところ、21$になりました。日本円だと1000円単位でしか両替してもらえませんが、米ドルだと1$単位なので、両替できずに残る現地通貨が少額で済みます。空港での両替レートは1$→2662T、2673T→1$、100円→2430T、2500T→100円なので、そんなに悪くありません。一方、モンゴルではインフレが結構激しいので、現地通貨を残しておいても、数年後には価値が何割か目減りしてしまうはずです。
0950からチェックインが始まり、出国審査を済ませた後、プライオリティパスでラウンジに入りました。現在、ブログ記事をラウンジ内からアップしています。
北京でもラウンジに立ち寄り、今日中に名古屋に戻る予定です。

なお今後の予定ですが、10月に五島福江と台北、11月に女満別と宮古島、12月に香港、1月に長崎、2月に札幌とバリ島、3月に石垣島、4月にカシュガル、5月に鹿児島行きのチケットを発券済みです。
今年から労働基準法が改正になり、5日以上の有給休暇取得が義務化されました。善良な日本国民である私としてはゆとりをもってこの有給休暇を消化しなければならないので、1か月のあいだに2回旅行する月ができてしまいます。
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