台北旅行記(19年10月):The 旅行道:So-netブログ
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台北旅行記(19年10月) [海外旅行記]

私は普段、主にユナイテッド航空のマイルを貯めています。そして他にも JAL、ANA、キャセイのマイルを貯めていますが、今回はその中途半端にためているJALマイルに有効期限が迫っていたので、台北に行ってきました。
DAY1 MM023 KIX 0815 TPE 1010
DAY3 JL822 TPE 1540 NGO 1935
往路は泉佐野市へのふるさと納税でもらったピーチポイントを使い、ピーチアビエーション(MM)で関空(KIX)から台北(TPE)へ、総額10320円です。今年はすでに泉佐野市のふるさと納税に40万以上課金しました。これをマイレージプラス・セゾンカードで支払ったので、ユナイテッドの口座に6000マイル以上貯まり、ピーチポイントと米と酒とアマゾンギフト券をもらい、まだまだ使いきれずにポイントが残っています。自分ではちょっとした廃課金者だと思っています。
復路はJAL(JL)マイルで台北から名古屋(NGO)まで、トータルで9000マイルと5440円でした。
また楽天トラベルで大阪の前泊としてビジネスホテル福助(誕生月割引で素泊まり1泊500円)を、アソビューでスパワールド世界の大温泉(1100円)を、booking.com でHere x There Hostel Taipei Main Station(台北駅付近、バストイレ付きの個室、素泊まり2泊で1620台湾ドル、以下T$)を、kkday で空港・市内間の往復MRTチケット(880円)とDAY2夜に京劇のタイペイ・アイ(1570円)を予約しました。なお国内宿泊はいつも通り下記のページから予約したので、JALの口座に50マイル貯まりました。
http://web.mytrip.net/portal/my/ry_kensaku1.k1a?f_teikei=jal


今回は前日に大阪入りするので、この日を旅行0日目とします。
昼過ぎまで仕事をしてから、あらかじめ格安チケットショップで買っておいた名阪ビジネス回数切符(1800円)とチケットレス特急券(1600円)で1400発の近鉄アーバンライナーに乗り、大阪難波へ。
そこから大阪メトロ(180円)で動物園前駅に移動し、ホテルにチェックインしてから、夕食とスパワールド世界の大温泉に向かいました。ここは以前から気になっていた施設なので、ちょうど良い機会でした。ただ、ホテル周辺は日本三大ドヤ街の一つであるあいりん地区であり、フィリピンのスラム街を歩いた時と同じアラームが自分の中で鳴り響きました。これまでは動物園駅近くのホテルに泊まることが多かったのでまだマシだったのですが、新今宮駅の南側はかなりのカオスワールドです。そこから足を延ばして、じゃんじゃん通りを散策したのですが、ここで見かけた将棋・碁会所は、ラノベ「りゅうおうのおしごと」で主人公の弟子のあいが通った場所のモデルかもしれないと思いました。

旅行1日目、南海電鉄(930円)で関西空港に移動し、ターミナル1のすき屋で朝食をとってから、ターミナル2へ。出国審査後、ペットボトルのお茶を買ってから搭乗しました。
台北には10分遅れで到着し、まずは両替所へ。通常、空港での両替レートはあまり良くないのですが、台北に限って言えば、空港のほうが台北駅近くの新光三越よりもレートが良かった経験があります。手持ちのT$があったので5000円だけ両替すると1362T$になり、そこから手数料30TSが引かれて1332T$でした。
空港のフードコートで火鍋とカツとドリンクのセット(250T$)を頼み、空港往復のトークンをMRTの窓口で引き換えてから、市内へ向かうMRTへ。これはここ数年のうちにできた路線であり、私は初めて乗ります。窓が大きく、街や山を縫って軽快に走り抜けていくので、外の形式を見ているだけで楽しめました。
台北駅到着後、MRTの48時間乗り放題券(280T$)を買い、周辺を少し散策してから、国立台湾博物館(10T$)へ。昔は台湾の先住民族に関する展示が充実していたのですが、今回はオーストラリアと台湾の先住民族に関する展示が少しずつでした。
そこから二二八和平公園を南下し、台湾人のアイデンティティーを強く訴えかけてくる二二八記念館を今回はスルーし、総督府の写真を撮ってから、国立歴史博物館へ。しかし今年度いっぱい改装中でした。代わりにそこから東に少し行った場所にある郵政博物館(10T$)へ。台湾をはじめ世界各国の切手を展示しているので、全部見たら半日はかかる場所です。私は今年の干支の豚(日本ではイノシシ)に関する世界各国の切手や食べ物に関するアジア各国の切手など主なコーナーだけをサラッと見て、所要30分弱でした。
その後、中正記念堂で1500からの衛兵交代式を見てから、MRTで淡水へ。ちょうどこの日は祭りがおこなわれており、数多くのチームがそれぞれのコスチュームで練り歩いていました。老老老若男女が年甲斐もなくコスプレをしてはしゃぐ祭りで、見ているよりも参加するほうが楽しそうです。私はそれを横目に見ながら北上し、紅毛城(80T$)に向かいました。ここは1629年に築城され、スペイン、オランダ、イギリスとその所有者が変わっていった場所です。かつてこの地にすんだ白人たちの生活を垣間見ることができました。
その後、表通りで日本風火鍋と鯖の塩焼きのセット(169T$)を食べ、夜市を少し散策し、MRTで台北駅に戻ってから新光三越で土産物を買い、ホステルにチェックインしました。
この日の観光はこれで終わりの予定でしたが、2100に「そうだ、夜市、行こう」と思い立ちました。MRTで景美駅に向かい、ローカル色の強い景美夜市で臭豆腐(50T$)を食べて帰ってきました。最初に食べた時は臭くて受け付けなかったのですが、だんだんとこれに適応し、この日は「とてもおいしゅうございました……え、あれ?」と自分でも驚くくらい普通に美味でした。

2日目、前日が遅かったので少し朝寝坊して0800に出発。今回の宿泊プランに朝食は含まれていませんが、新光三越のすぐ裏という便利な立地なので、朝食に困ることはありません。近くの店で大腸麺線(ホルモン入りヌードル)の大(60T$)を食べてから、MRTで士林駅へ。そこからバス(15T$)に乗り、最初に向かったのは故宮博物院(350T$)です。ここはいつもツアー客で混みあっているため、朝一番に3階の白菜を見て、それからツアー客を避けてマイペースで見て回るのがお勧めです。もう5回以上は来ていると思うのですが、いつ来てもハイレベルな中華系美術品の品揃えには感心します。中国の各省にある博物館にも良い品がたくさんあり、それらを合わせたら故宮博物院を上回るとは思いますが、1館でこれだけの展示物を誇る中華系博物館は他にありません。サラッと見て所要120分でした。
ここを見終えてからバス(15T$)で士林駅に戻り、駅南にある火鍋の店で麻辣羊肉鍋(169元)の昼食をとりました。そこからMRTで圓山駅に南下し、次に向かったのは大龍〇(山同)保安宮(入場無料)です。ここには医学の神様が祀られていますが、個人的には少し居心地の悪い場所でした。
少し話が遠回りしますが、私は小学1年生の頃から相対性理論が好きで、このブログにも何度か書いた「光速を超えると時間と空間が入れ替わる」という話は高校1年の時に思いついたものです。その後、特殊相対性理論の公式からも自分が予想した通りの解が得られることが分かり、自分ではノーベル賞級の発見だと思っています。何しろ超ひも理論(M理論)で時空が11次元という話や量子論的なシュレーディンガーの猫、タイムパラドックス、ブラックホールの内部に関する考察やこの宇宙の果てについても、この仮説だけで説明できてしまうのですから……。しかしこれまで、それを充分に理解してもらえる相手に出会えたことがないのが悩みの種です。
高校2年の時にはプログラムにはまり、一度見たファミコンゲームを自分のパソコンで再現できるくらいにはなりました。だから現在の人工知能の限界と、その壁の超え方についても大体イメージがわきます。当然、進学先は理工系を考えていたのですが、父親から「くいっぱぐれがないように手に職を付けろ」と言われ、「医学部くらいなら楽に入れそうだから医者でいいや」と思ったのが医学を志した(?)動機です。その後も無駄に知能指数だけは高いので、要領よく仕事を済ませ、旅行に行く時間を捻出するのは得意なのですが、そんな私が医学の神様の前に行ったら何かバチが当たりそうです。別に悪いことをしているわけではないので、「プルプルプル、いじめないで。ぼく、悪いスライムじゃないよ」とアピールするしかないのですが……。
そんなわけで、医学の神様の前で「悪いスライムじゃないよ」アピールを済ませてから、MRTで新北投駅に向かいました。ここには北投親水公園露天温泉(40T$、コインロッカー20T$)という水着着用で入る男女混浴の露天風呂があります。白濁したお湯で、この日は月曜日なので週末ほどではありませんが、かなりのイモ洗い状態でした。
疲労が蓄積していたところで温泉に入って気だるくなったので、一旦MRTで台北駅に戻り、ホステルで休憩しました。そして再びMRTに乗って龍山寺駅に向かい、龍山寺を見てきました。ちょうど読経の時間だったので多くの信者たちがいましたが、個人的には夜のほうが趣があって好きです。
そこからMRTで台北駅に移動し、新光三越前の地下街で花蓮料理の店に入り、夕食として100T$のセット料理を注文しました。
食後、MRTで民権西路駅に向かい、そこから徒歩で京劇のタイペイ・アイの会場へ。ここは1900オープンで、2000から1時間のショーがあります。ショーが始まるまでの1時間も、伝統楽器の演奏や衣装の貸し出し、京劇メイクのサービスなどがあり、退屈しません。ショーは「酒に酔っ払った八仙人が海を荒らすので、戦闘力53万の仙女がそれを退治した」というストーリーに沿って進められ、歌あり、踊りあり、バトルシーンではかなりアクロバティックな動きもあり、かなり満足度の高い内容でした。
ショーが終わり、この日はそこから夜市に繰り出すほどの元気はなかったので、そのままホステルに直帰しました。

3日目、ホステル周辺の店で朝食を買いこみ(計85T$)、部屋で食べてから、0830にチェックアウト。まずはMRTで国父記念館に向かいました。ここは孫文を祀る建物で、毎時0分から衛兵交代式があります。0900のオープンとともに入場すると、すでに5人の兵士が立っていて、国歌らしき音楽が流れていました。それが終わると隊長の合図とともに一糸乱れず銃剣を操るパフォーマンスが始まり、2人の衛兵が所定の場所についてから、他の3人は退場していきました。ここには孫文に関する展示もあり、外に出ると台北101を望むことができます。私もその展望台に上ったことがありますが、くすんだ色合いの台北の街がどこまでも続く、少し残念な景色だったので、今回はパスです。台湾の展望台なら、海に近い高雄65ビルのほうがお勧めです。
国父記念館に40分ほど滞在してから、MRTで南港展覧館を経由して大直駅に向かいました。わざと遠回りしたのは時間調整のためです。しかし文湖線の郊外部分は地上部分を走るので、思いがけず車窓からの景色を楽しむことができました。大直駅からは徒歩で忠烈祠へ。今回は中正記念堂、国父記念館でも衛兵交代式を見たのですが、やはり忠烈祠のそれが一番です。1100からおよそ20分かけて2か所で衛兵が後退する一部始終を見学しました。
そこからMRT剣譚駅まで歩き、台北駅で空港行きのMRTに乗り継いで桃園国際空港へ。この日は即位の礼があるため、日本行きのチェックインと手荷物検査は普段より少し厳重でした。出国審査を済ませ、プライオリティパスでプラザ・プレミアムラウンジに入り、少し遅めの昼食をとり、定刻より少し早く名古屋に帰ってきました。


台湾への旅行は好きなのですが、普段プレイしているDQMSLというソシャゲにログインできなくなることが悩みの種です。これまでヨーロッパや東南アジア各国、モンゴル、韓国、トンガ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各国でログインしてきましたが、台湾と最近の香港だけはログインできず、連続ログインボーナスが途切れてしまいます。こちらは泉佐野市と違って無課金でプレイしているので、文句を言えた筋合いではありませんが……。ちなみに覇者や王者を何度か取ったことがある、それなりの無課金エリートです。先週は全勝31ターンで覇者を逃しました。あと、どうでもいいことですが、うちのゾーマの本体はイタリア産です。
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