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新型コロナウイルスについて(拡散希望) [雑談]

中国の衛生当局が26日に会見を開きました。
新型コロナウイルスの潜伏期間は平均10日(1~14日)であり、潜伏期間中もヒトに感染するそうです。かつてのSARSは潜伏期間中に感染した報告例はなく、インフルエンザも潜伏期に感染することはほとんどありません。
http://www.news24.jp/articles/2020/01/26/10584861.html
つまりこれまでの感染症と異なり、無症状で元気なヒトが精力的に活動し、どんどん周囲に感染を拡大させていきます。しかし周囲の人が発症して、それが明らかになるのは10日後です。

新型コロナウイルス感染症の患者数が日々増え続けており、また1人の患者から15人の医療従事者が感染したとも報じられています。
これまでの患者の発生状況などから、新型コロナウイルスの基本再生産数は1.4-2.5と暫定的に見積もられています。
1人の感染者からだいたい2,3人に感染するということになります。
基本再生産数とは?
基本再生産数(R0; R naught)とは、簡単に言うと「1人の感染症患者から何人に感染させるか」を表す数です。
正確には1 人の感染者が生み出す2次感染者数の平均値のことを指し、感染症別の感染性の指標として利用されています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200126-00160384/
ただし平均10日という長い潜伏期間の間に二次感染をきたしうるので、現在想定されている基本産生算数よりも高くなる可能性も十分あります。

1月26日、国立感染症研究所の検査により、中華人民共和国湖北省武漢市在住の旅行者(40代男性)が愛知県で初めて新型コロナウイルスに感染していることが判明し、同日、厚生労働省が発表しました。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/pressrelease-ncov200126.html
愛知県でも発症者が確認されており、この人が精力的に活動し、どんどん周囲に感染を拡大させたかもしれません。しかしそれが明らかになるのは2月になってからであり、今現在も二次感染した人(潜伏期間中)が愛知県内でウイルスを散布しているかもしれません。

中国中部の湖北省武漢市を中心に集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎で、調査のため武漢に入った後にウイルス感染した北京大学第一医院の王広発医師が「初期症状は結膜炎だった」とし、結膜から感染した可能性に言及している。コロナウイルスは一般的にくしゃみなどによるしぶきで感染するが、王氏は治療に当たる医師らに保護メガネ着用の必要性も指摘した。
https://www.asahi.com/articles/ASN1S5T4CN1RUHBI08D.html

武漢大学付属病院では、風邪あるいはインフルエンザに似た兆候が現れるのは肺炎の後期であり、初期段階の症状はパターンが決まっているわけではないことを発見しました。
新たな感染者を診察した結果、コロナウイルスの初期症状には下痢、吐き気、その他消化器系の異常、頭痛などがあり、一部ケースでは動悸、胸部圧迫感などが確認されました。医師らは、多くのケースにおいて感染者には非典型的な兆候のみが散見され、高熱はなかったこと、そのため補足的に検査をした後ようやくウイルスが確認できたことを指摘しています。
https://jp.sputniknews.com/asia/202001267051246/
頭痛、吐き気、下痢、動悸で受診した患者が新型コロナウイルスに感染している可能性があるということです。

問11 どのような治療方法がありますか?
有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
今のところ治療法は見つかっていません。中国ではダメ元でHIVの治療薬を使い始めたという報告もあります。

「すでに500万人が武漢を離れた」 封鎖の効果と限界
武漢市内の病院は、詰めかけた患者や家族で廊下を歩くことができないほどの混雑ぶりだった。病室のベッドも足りず、臨時ベッドを用意して対応していた。こうした状況を踏まえ、男性は「実際の感染者数は当局の発表より、もっと多いのではないか」と疑問を抱いたという。
https://www.asahi.com/articles/ASN1W6CRMN1WUHBI02J.html
ちなみに武漢の人口は1100万人です。

新型コロナウイルスによる肺炎が深刻な中国湖北省武漢市では、一般車両の通行禁止や11日での巨大・隔離病棟建設など強硬手段を連発。工期はわずか11日間という異例の「超突貫工事」。病棟は貨物コンテナを連結させたもので、約100台の重機を投入。
武漢市の病院では殺到する受診者に対応が追いつかない。混乱する一方の医療現場を受け、複数の医師が自らの感染体験を公表。
https://note.com/angry_swan/n/n63507801331e

新型コロナウイルスによる肺炎患者が500人以上確認された中国・武漢で1月21日から22日にかけて調査を行った重症急性呼吸器症候群(SARS)専門家で香港大学教授の管軼(グアン・イー)氏は、現地メディアの「財新」の取材に対して、「保守的に見積もっても、今回の感染規模はSARSの10倍以上だろう。武漢は既に制御不能だ」と語った。
管氏は患者が一気に増え、感染が他都市にも飛び火した21日に調査のため武漢入り。最初に野菜市場を視察した。
管氏は「市場は年越しの買い物をする多くの人でにぎわっており、私はまずその光景に驚いた。市場の地面は湿っており、風通しも良くなかった。それなのにマスクをしている人は1割もいなかった」と述べた。
その後、市内を見回った管氏は、武漢の新型肺炎が既に制御不能な状態だと判断、22日の航空券を買った。
「SARS、鳥インフルエンザの現場を数多く経験した百戦錬磨の私でも、逃亡兵になるしかなかった」
https://www.businessinsider.jp/post-206340
すでに武漢は、SARS専門家が尻尾を巻いて逃げ出すほどの惨状になっています。

新型肺炎「武漢だけで、2月4日までに最大35万人超が感染」英米研究チーム
感染者数はこの1週間で急増して2744人に達し、80人が亡くなった(米国時間1月26日17時時点)。
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200127-00160519/
今のところ死亡率は3%ということになりますが、現在感染している人の中から新たな死者が出てくる可能性は高く、死亡率をさらに押し上げることになるでしょう。35万人が感染したら、死者は1万人以上ということになります。

武漢市長は「感染病を抑えられるなら、歴史に汚名を残しても構わない」と強調した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020012701002385.html
中国では最悪の場合、水爆で都市を消滅させるという想定もあるそうです(都市伝説?)。

私はこれまで海外175回、63カ国に旅行して、特に危険な思いをしたこともなく無事に帰ってきています。
これに対して「運がいい」という人がいますが、自分ではそう思っていません。きちんと情報収集し、最悪の場合を想定して、それに対する一番ましな対処法を考えておけば、実際にはそこまでひどい状況ではなく、無事に帰ってこられるだけです。

最後に私の武漢旅行記(17年12月)を貼っておきます。
http://ryokodo.blog.so-net.ne.jp/2017-12-17
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