四国周遊記(20年10月):The 旅行道:So-netブログ
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四国周遊記(20年10月) [国内旅行記]

前振りになりますが、10月8日、マイステイズ名古屋錦(マイステイズ共通利用券6000円と地域共通クーポン2000円付き、素泊まり10100円→GoTo & じゃらんクーポンで5365円)に泊まり、手持ちのマイステイズ共通利用券5000円と現金365円で支払いました。365円でホテルに泊まり、マイステイズ共通利用券1000円と地域共通クーポン2000円を手に入れた計算です。これで私の手持ちのマイステイズ共通利用券は11000円分になりました。
そして以下が今回の旅行記です。

私は10月生まれなので、今月は四国に行ってきました。
まずはJR東海ツアーズで下記ツアーを予約。
10/15 名古屋1910(のぞみ55号)―2047岡山―(在来線)―高松
10/15 高松東急REIホテル(素泊まり)
10/20 愛媛1221(しおかぜ18号)―1511岡山1523―(のぞみ34号)―1658名古屋
総額32600円ですが、GoToで21190円になり、地域共通クーポンが5000円分ついてきました。
またじゃらんで下記ホテルを予約。
10/16 スマイルホテル徳島(朝食付き5300円→GoTo & じゃらんクーポンで2245円)
10/17 スーパーホテル高知(朝食付き6000円→GoTo & じゃらんクーポンで2700円)
10/18 ホテルマイステイズ松山(マイステイズ共通利用券12000円付き、素泊まり16000円→GoTo & じゃらんクーポンで7900円)
10/19 ホテルマイステイズ松山(マイステイズ共通利用券12000円付き、素泊まり16000円→GoTo & じゃらんクーポンで7900円)
これで受け取れる地域共通クーポンは、16日と17日が1000円ずつ、18日と19日は2000円ずつです。後者はあと少し宿泊料金がアップすれば地域共通クーポンが3000円になるところですが、あいにく妥当なプランがなかったので諦めました。
なお18日と19日は、それぞれホテルでの朝食代1600円を足した9500円を手持ちのマイステイズ共通利用券9000円と現金500円で支払い、マイステイズ共通利用券12000円を受け取る予定です。つまり1000円で2泊朝食付き、さらにマイステイズ共通利用券6000円と地域共通クーポン4000円がついてくる計算です。
実は、このマイステイズ錬金術は、ニュースで有名になったGoToイートの錬金術よりはるかに効率が良いのです。たとえば、大阪在住の人が平日にアートホテル大阪ベイタワーに24000円の共通利用券付きプランで泊まり続けるだけで、手持ちのマイステイズ共通利用券を減らすことなく、毎日5000円の地域共通クーポンを手に入れ続けることができます(宿泊税は別途必要)。だからこそ、あまり声を大にして言えずにいました。しかし先日からマイステイズ共通利用券付きプランの新規予約がGoTo対象外になったので、やっと私の計画の全貌を打ち明けられます。
現在の計画では、9~12月のあいだにマイステイズグループに23泊し、朝食を15回、夕食を2回とる予定です。値引き前の総額は409380円で、地域共通クーポン58000円分とじゃらんポイント23588円分が手に入り、49000円分のマイステイズ共通利用券が手元に残ります(こちらもホテルレストランや売店で消化予定)。これで20万円以上のGoTo予算を消化する計算ですが、基本的にマイステイズ共通利用券を輪廻させるだけなので、私自身の財布はあまり痛まず、総支払額は8800円+ホテル宿泊税で済みます。自分でもなかなかの旅行錬金術だと思いますが、旅行会社のサイトに出ていた宿泊プランを(綿密に計算しながら)普通に予約しただけです。今後は手元にあるマイステイズ共通利用券付き・GoTo対象の既存予約を丁寧に消化していく予定です。
もちろん自分がこれだけ大量の予算を消化している以上、早期にGoTo予算が消化されて足りなくなることも想定済みであり、マイステイズ以外にも来年1月末までぎっしりとGoTo対象の予約を入れてあります。

話が横にそれましたが、上記予約にJR四国の主な駅で発売しているバースデイきっぷ(誕生月の連続3日、JR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の特急列車が乗り降り自由になるきっぷ。普通車自由席用9680円)を足せば、四国周遊旅行の出来上がりです。最初のほうで、私が10月生まれと紹介したのは、このためです。
以上をまとめると、下記のようなツアーになります。
10/15 夜、名古屋から高松へ(高松泊、素泊まり)
10/16 バースデイきっぷで四国周遊の旅をどうぞ(徳島泊、朝食付き)
10/17 バースデイきっぷで四国周遊の旅をどうぞ(高知泊、朝食付き)
10/18 バースデイきっぷで四国周遊の旅をどうぞ(松山泊、朝食付き)
10/19 松山で終日自由行動(松山泊、朝食付き)
10/20 午前中、松山で自由行動。午後、特急と新幹線で名古屋へ
以上で総額36815円になり、地域共通クーポン11000円とマイステイズ共通利用券6000円がついてきます。さらに高知県では高知観光リカバリーキャンペーンを行っており、今回泊まるスーパーホテル高知もその対象です。ここで宿泊証明書をもらい、バースデイきっぷの領収書と切符コピーがあれば、5000円がキャッシュバックされる予定です。
ちなみに誕生月以外に名古屋から四国周遊に出かけるのであれば、JR東海が発売しているたびきっぷ(29330円)も候補に挙がると思います。私も当初はこちらを使う予定だったのですが、JR東海ツアーズで往路の目的地と復路の始発地を別にできることを知り、今回はGoToを使って上記の旅程となりました。

15日、仕事を終え、食べログで予約した名古屋駅近くの酉しみずという店で、名古屋コーチン親子丼と手羽先(1本)セット(1520円)を食べました。GoToイートの対象で、後日1050Pがもらえる予定です。
その後、下記の通りJRに乗車し、高松駅近くのホテルにチェックインしました。
ちなみに、この日受け取った地域共通クーポンは電子クーポン5000円分で、有効期限は翌16日でした。1泊6日のツアーだからといって、最終日の20日まで有効期限が伸びることはないようです。
名古屋1910(のぞみ55号)―2047岡山2112―(在来線)―2208高松

16日は大塚国際美術館で一日を過ごす予定です。
実は8月末に日本神経学会が岡山で開催された際、前日入りして香川県宇多津市にある四国水族館に行きました。通常の水族館では魚の展示に比重が置かれていますが、ここでは魚のいる風景に比重が置かれています。水槽の前に「○○の景」というタイトルだけが書かれており、魚の説明はあまり見かけなかったのが印象的です。その他にも数年前に金比羅山と栗林公園に行ったことがあり、今回香川県は一泊するだけでほぼ素通りです。
朝食付きの宿泊プランにすれば、朝食代もGoTo適用にできたのですが、やはり香川の朝はうどんだろうと考え、あえて朝食なしのプランにしました。ホテルを0700にチェックアウトし、駅前で朝0700からオープンしている「めりけんや」で、釜玉うどん特と野菜かき揚げ(670円)を食べました。これから大塚国際美術館で歩き回り、昼食を混みあっていない遅めの時間にするために、朝からかなりの量です。食後、JR高松駅でバースデイきっぷを買い、駅周辺を散策してから、電車に乗りました。ちなみにJR高松駅では、地域共通クーポンの電子クーポンは使えません。
高松0824(うずしお5号)―0923池谷0940(在来線)―0958鳴門1011(徳島バス290円)―1027大塚国際美術館前
大塚国際美術館前1653(徳島バス290円)―1708鳴門1717(在来線)―1753徳島
以上がこの日の行程です。
大塚国際美術館の入場料3300円は、地域共通クーポン3000円分と現金300円で払いました。ここは世界の名画を陶板による特殊技術で再現した展示品がウリで、最後の晩餐、モナ・リザ、ピカソなど世界の一流品をここ1か所で楽しむことができます。本物とは光沢が違いますが、それを差し引いても十分訪れる価値のある場所だと思います。
昼食も美術館内でとりました。1階レストラン・ガーデンには、イエス・キリストの最後の晩餐を瀬戸内海の食材で再現した1800円のメニューもあるのですが、そういう付加価値がなければ割高な内容です。以前来た時に1回食べて満足したのと、14時近くなってもレストラン・ガーデンが混みあっていたので、今回は地下2階のカフェで阿波尾鶏チキンカツ丼(1000円)を食べました。ここの支払いも地域共通クーポンです。その食事時間込みで、マイペースで美術館を1周すると所要5時間でした。あまった時間は2周目を駆け足で回ってつぶしました。
夕食は徳島駅に移動後、食べログで予約してあった点心バル やすなが 徳島駅バル横丁店でラーメンライスセット(890円)を注文。GoToイートの対象で、後日1050Pがもらえる予定です。私も少しだけGoToイート錬金術をしてみました。
この日もホテルにチェックインして地域共通券の紙クーポン1000円分をもらったのですが、それとは別に前日の電子クーポン1000円分が残っています。前日分の有効期限はこの日までなので、駅近くのセブンイレブンでガムなどを買いこみ、無理やり消費しました。ふと思ったのですが、翌日までしか使えない5000円分の電子クーポンは厄介な存在でもあります。放棄するにはもったいないし、使おうとすれば数少ない利用可能店舗を探し出す必要があり、それに合わせて旅程の制約を受けるのです。今回の旅行では、大塚国際美術館に行くのは旅行2日目でなければいけないという制約がありました。

17日、0700からホテルで朝食をとり、0800にチェックアウトし、ホテルで大きな荷物を預かってもらいました。
駅周辺を散策してから阿波おどり会館へと向かい、JAFカードを提示して眉山ロープウェイ(830円)、阿波おどりミュージアム(240円)、阿波おどりホール(640円)のチケットを購入。このうち1000円分は、前日受け取った地域共通クーポンで支払いました。手持ちの地域共通クーポンを使い終わると、少しホッとします。
0900のロープウェイで眉山の山頂に向かい、そこからの景色を一望しました。いくつもの川と海に囲まれた徳島の街並みを一望でき、夜には街の光と漆黒の水面が美しいコントラストを作り出すだろうと想像できます。0945のロープウェイで下山し、阿波おどりミュージアムで阿波おどりの歴史などを学びました。1100からは阿波おどり会館専属連による40分間のショーを見ました。1日4回のショーがあるためか、トークによる説明時間が長く、踊り手たちが疲労しない程度の演武時間になっています。
その後、徳島駅前にある麺王という店で徳島ラーメン(550円)と替え玉を(100円)を食べたのですが、ここで少し感心したエピソードがあったので、紹介しておきます。麺の固さを聞かれ、私はとっさに「バリかた」という店での呼び名が出てこなかったので、「一番硬いやつで」と注文しました。すると店員がそのまま注文を受け、麺を持ってくる際にも「一番硬いやつです」と言ってくれました。隣では直後に「バリかた」を注文する客がいて、そちらには「バリかたです」と言っていました。客の言葉を無駄に訂正せず、そのまま応じてくれる心遣いが気に入りました。些細なことですが、店員教育がしっかりできている店だと思います。
少し気をよくしたところで、駅裏にある徳島城博物館へと向かいました。通常は300円ですが、この日は四国遍路に関する特別展の期間中で500円です。お遍路の起源は4世紀に描かれた壁画……もとい、8世紀の人物まで遡るらしく、急速に整備されたのが江戸初期とのことです。隣には美しい庭園(博物館の入場券提示で無料)があり、池の上にある飛び石を渡って散策を楽しむことができました。
そこから山を登り、徳島城の天守閣跡地の更地を見てから、徳島駅に戻ってきました。駅周辺を散策して時間を調整し、ホテルで荷物を引き払ってから下記の通り乗車しました。
徳島1501(剣山7号)―1616阿波池田(南風15号)1630―1741高知
高知駅到着後、ホテルにチェックインし、そこで受け取った1000円分の地域共通クーポンで近くのスーパーに買い出しに行きました。高知ではカツオのたたきを食べたかったのですが、コロナ禍の時代に飲酒を伴う店は避けています。その日の夕食はスーパーで買った弁当とカツオのたたきで済ませました。大雑把に計算しながら他のものも買い、支払額は1033円でした。

18日、0630過ぎにホテル1階で弁当を受け取りました。バイキングの頃と比べると内容が格落ちしていますが、コロナ対策でやむを得ないのでしょう。0740にチェックアウトして、ホテルに大きな荷物を預けてから出発しました。
最初にはりまや橋と日曜朝市を散策してから、下記の通りバスに乗車。
北はりまや橋0834(640円)―0903龍馬記念館前
桂浜1100(640円)-1129北はりまや橋
高知県立坂本龍馬記念館(JAFカード提示で560円)は丘の上にあり、海に向かって突き出すような独特な建造物です。坂本龍馬の手紙など見ごたえがあり、ここで70分ほど費やしました。そこから桂浜まで歩き、坂本龍馬の像の写真を撮ってから、北はりまや橋へと戻ってきました。
再び日曜朝市を見ながら高知城へと向かい、途中の店でカツオのたたき丼(880円)を食べてから、高知城歴史博物館と高知城(共通券740円)に入場。高知城と高知ゆかりの人物についての知識を得ました。
その後、ホテルで荷物を引き払い、下記の通りJRに乗車しました。
高知1413(南風18号)―1558多度津1624(しおかぜ25号)―1826松山
松山ではホテルに直行し、チェックイン時に地域共通クーポン2枚を受け取りました。1階レストランで瀬戸内旬魚のグリル(980円)とパン(100円)をテイクアウトし、地域共通クーポン1枚と80円で支払いました。

19日、0700からホテルでビュッフェ形式の朝食をとりました。ここのメニューには、愛媛名物のじゃこ天や鯛めしもあります。食後、フロントでこの日の宿泊費を払って連泊扱いにしてもらいました。手持ちのマイステイズ共通券を使いまわすために、前日とは別会計にする必要があったのです。この日使える地域共通クーポン2000円もこの時に受け取りましたが、使えるのは15時以降とのこと。それまで待てば、前日の残り1000円とこの日の2000円の両方が使えることになります。
0810にホテルを出発し、徒歩で松山市駅へ。松山には、JR松山駅と伊予鉄の松山市駅が離れた場所にあり、後者が街の中心地です。そこで市内電車2日券(1000円)を買い、市内の路面電車に乗って道後温泉へと向かいました。松山の市内観光には1日半の時間を割いているため、合計で3つの公衆温泉を巡る予定です。まずは道後温泉別館飛鳥の湯泉(610円)に入りました。初見の観光客はみな道後温泉本館に行くと思いますし、平日の朝ということもあって、ガラガラに空いていました。おかげで源泉かけ流しの露天風呂をほぼ独り占めできました。
それから松岡子規記念博物館へ。常設展(JAFカード提示で320円)の他に、子規の母親に関する特別展(同160円)にも勢いで入場しました。しかし考えてみれば、子規本人はともかく、その母親の人生にまで興味が持てなかったので、特別展は入らなくても良かったかもしれません。
つい必要以上に子規に関する情報を仕入れてしまったため、ここを見終わると時刻は正午です。路面電車で大街道駅に向かい、そこからアーケードを通って、ことりという店に向かいました。ここはアサヒという店と並んで松山の鍋焼きうどん店のツートップです。こちらの鍋焼きうどん(600円)は、以前食べた甘みのあるアサヒの鍋焼きうどんとも違って、スタンダードな味でした。
その後、松山市駅のデパート屋上にある観覧車(700円、市内電車2日券を提示すると1回だけ無料)に乗り、松山城を臨んでから、徒歩で松山城二之丸史跡庭園(200円)へ。もともと建物があった場所に人工的な池や庭園が造られており、その複雑な配置を見て、かつての二之丸の複雑な建物群を想像してくださいという場所です。
そこから山道を登っていき、山の頂にある松山城(520円)へ。ノンストップで歩くと呼吸が乱れるくらいには、いい運動になります。天守閣から松山の市街と遠く離れた海岸線を臨み、今度は山道を降りて大街道駅へ。そこから路面電車に乗って、再び道後温泉へと向かいました。
今度は道後温泉本館(420円)に入ったのですが、改装中で2つある浴槽のうち1つしか使えず、混みあっていたのですぐに出てきました。近くにある土産物屋で3000円分の地域共通クーポンを使ってから、路面電車で松山市駅へ。ここの地下にある「ごいち」という定食屋で塩唐揚げと鶏天の定食(935円)を食べ、ホテルに戻ってきました。この日は1900からZOOMでWEB会議があり、旅先から参加しました。

20日、0700からホテルで朝食をとり、0740に荷物を預けてチェックアウト。路面電車で道後温泉に向かい、椿の湯(400円+ロッカー10円)に入りました。これで本館、飛鳥の湯、椿の湯の3か所を巡ったことになるので、少しまとめておきます。本館は伝統と知名度ナンバー1で、大正・昭和を感じさせる湯船にイモ洗い状態。他の2か所は空いており、少しレトロな趣なのが椿の湯。飛鳥時代をイメージしたつくりで、でも一番真新しいのが飛鳥の湯。椿の湯には外で涼むスペースが少しだけあり、飛鳥の湯には露天風呂(上から外の空気が入るだけ)があります。
0900過ぎに椿の湯を出て、路面電車に乗って愛媛県美術館へ。ここはちょうどオープン50周年で、その特別展(500円)が開かれていました。地元の作家の作品を鑑賞しながら、50分ほど費やしました。
その後、時間調整のため松山市駅のデパートに向かい、8階レストランロゼットで愛媛風のちゃんぽん(750円)を食べてから、ホテルで荷物を引き払い、JR松山駅へ。
愛媛1221(しおかぜ18号)―1511岡山1523―(のぞみ34号)―1658名古屋
上記の通り乗り継いで、名古屋に帰ってきました。

今年6月に県境を越えた移動が解禁されて以降、私が訪れた都道府県はこれで23になりました。47都道府県の再制覇を当面の目標にしたいと思います。
北海道、東京、山梨、長野、静岡、愛知、岐阜、京都、大阪、兵庫、
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熊本、宮崎、鹿児島
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