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石垣島旅行記(20年3月) [国内旅行記]

(今回の旅行記は、旅行後2週間経過してからアップしています)
昨年、泉佐野市にふるさと納税してピーチポイントをもらい、石垣島に行ってきました。
DAY1 MM231 KIX 0735 ISG 1020
DAY3 MM232 ISG 1100 KIX 1310
座席指定をして総額20710円ですが、上記の理由で実質無料です。
今回はDAY0に前もって大阪入りする必要があったので、楽天トラベルで下記の通り予約しました。
DAY0 ナインアワーズなんば駅(素泊まり1500円)
DAY1 川平の宿やすらぎ(コテージ、素泊まり4500円)
DAY2 ホテルエミループ石垣(軽朝食付き4180円)
レンタカー(48時間で4020円→楽天クーポン利用で3020円)
またチケットショップで名阪ビジネス回数きっぷ(1800円)を2枚購入しておきました。

旅行前日、仕事後に近鉄の急行を乗り継いで大阪難波駅に向かい、ホテルにチェックインしました。急行を利用したのは特急の密閉空間でコロナ漬けになることを避けるためです。しかし帰宅ラッシュとかち合ってしまう一方、すれ違う特急の乗車率は高くなかったので、今回は特急を利用するのが正解だったかもしれません。

旅行初日、朝5時にホテルをチェックアウトし、南海電鉄の始発で関空に向かいました(930円)。
関空到着後、ターミナル1の2階にある、すき屋で朝食をとってから、バスでターミナル2へ。朝が早かったので、機内ではほぼ寝て過ごしました。機内では上から下へと空気の入れ替えがあり、意外と密閉空間ではないそうです。
石垣島到着後、レンタカーを借りてイオンに向かい、さんぴん茶やミネラルウォーターを買いこんでから、のりば食堂という店でアーサー汁定食(1100円)を食べました。6年前のガイドブックでは800円と紹介されていましたが、かなり値上げしたようです。
食後、フェリーターミナルの駐車場に車を停め、近隣を散策しました。しかし石垣市立八重山博物館はコロナ拡大防止のため3月中旬まで臨時休業しており、商店街を歩く人の姿はほとんど見られません。
次に向かったのは石垣島鍾乳洞(1100円)ですが、値段が高いだけで特にこれといった見どころはなく、沖縄本島にある玉泉洞の下位互換だと感じました。
その後、エメラルドの海をみる展望台(無料)に立ち寄り、近隣の島々を一望してから、石垣やいま村(1000円→入場直前にアソビューで購入して900円)へ。ここには沖縄の伝統的家屋がいくつか移築されており、伝統文化の体験(有料)ができます。またリスザルが野生に近い形で飼育されていたり、マングローブの森の中に作られた遊歩道を歩いたりすることもでき、1530からは地元の老人たちによる伝統舞踊のショーもありました。
その後、御神崎灯台(無料)に立ち寄ってから、ホテルにチェックイン。ここは川平湾から徒歩圏内ですが、あたり一帯にはコンビニもスーパーもありません。ホテルの人に教えてもらった個人商店で総菜パンとカップラーメンを買い、川平湾を眺めてから、近くの店でポークたまご定食(800円)を食べ、ホテルに戻ってきました。

2日目、前日に買っておいた総菜パンを食べ、0800にチェックアウト。徒歩で川平湾に向かい、少し散策をしてから、0840発のグラスボート(30分間、1050円)に乗りました。サンゴ礁や熱帯の魚、カクレクマノミという定番の眺めですが、この時は海が澄んでいたので比較的よく見えました。
その後、レンタカーで米原のヤエヤマヤシ群落(この地方独自のヤシが茂る森の中で遊歩道を散策)、平久保崎灯台(石垣島最北端の灯台。荒々しい自然の景色がなぜか日本最北端の宗谷岬とかぶります)、玉取崎展望台(コバルトブルーの海を見渡せます)を見て回り、石垣島空港を経てさらに南下したところにあるドン・キホーテでポークたまごおにぎり(120円+税)と大漁丼(500円+税)を買って食べ、それでも口寂しかったので前日にも訪れたのりば食堂で八重山ソバ(500円)を食べました。
前日からここまでの行程で石垣島を一周し、これ以上見るものがなくなったので、島の南西端にある唐人墓(石垣に流れ着いた中国人苦力たちの墓)と名蔵アンパル湿地帯(道路から河口を見るだけ。より近くで見るなら前日訪れた石垣やいま村に入村)に立ち寄ってからホテルにチェックインしました。夕食は島の南方にあるイオンに出かけ、沖縄っぽい総菜などを買いこんできました。

3日目、0700からパンとスープ、コーヒーという軽朝食をホテルでとり、0730にチェックアウト。前日にも訪れたヤエヤマヤシ群落はここから徒歩圏内です。まだ朝も早くて誰もいない場所でしばらく森林浴をしてから、島の南方にあるドン・キホーテに向かい、この日の昼食にする予定のおにぎりを買いこみました。途中、ガソリンを満タンにしてから(ミラージュで225キロ走行。13.48Lで2239円)、レンタカーを返却し、空港まで送迎してもらいました。
機内で昼食をとり、関空到着後は南海電鉄で難波駅へ(930円)。普段、ピーチ機内ではこの区間の格安きっぷを販売していますが、コロナの影響で販売休止になっていました。帰りも急行で帰るつもりでしたが、ふと特急予約サイトを見てみると、普段なら満席に近い日曜午後にもかかわらず乗車率が1~2割と低かったので、ネット割の特急券(1830円)を購入し、15時発のアーバンライナーで帰ってきました。


今年は2月にバリ島、3月にマニラ、4月に南寧、6月に南昌、7月にソウル、9月にベオグラード、11月にチェンマイに行く予定でしたが、すべてキャンセルします。今年の海外旅行は諦めました。
ここからは新型コロナに関する話題です。
https://www.worldometers.info/coronavirus/
上記によれば、3月22日現在、closed case 内での死亡率は12%です。しかし死亡率が4.3%しかない中国のデータは明らかに信用できません。そこで中国以外の死亡率を算出すると、死者/(回復+死者)=9729/(22937+9729)で、29.8%となります。医療崩壊したイタリアの死亡率は44.3%、日本は16.7%です。もしかしたら新型コロナの死亡率はSARS(14~15%)やMERS(34%)と肩を並べるかもしれません。
もちろん国ごとに診断基準が違うので単純比較はできないという議論があることは知っていますが、これだけは言えます。
日本で新型コロナと診断された closed case のうち、16.7%が死亡しています。サイコロを振って1の目が出るのと同じ確率です。

個人的見解ですが、今後も新型コロナにおびえる状態が2年以上続くと予想しています。
20世紀初頭のスペイン風邪では終息までに2年かかりました。しかし現在は各国が防疫に力を入れ、感染のピークを遅らせる努力をしています。つまり終息までの時間で言えば、それより長くなるということです。
もし劇的に効くワクチンや治療薬ができ、死亡率を0.1%以下に抑え込めるようになれば、もっと無防備に多くの人が感染してピークと終息を早められるのかもしれません。
しかし変異が早く、一度感染しても免疫が持続しない可能性があります。かつて作られた旧来のコロナウイルスに対するワクチンでは、サイトカインストームによって(?)むしろ死亡率を高めてしまったという話もあるようです。また30年以上前から「風邪の治療薬を作れたらノーベル賞」と言われていましたが、これまで誰も成功していません。過去30年間、誰一人としてコロナウイルスに対する治療薬を作ってノーベル賞を受賞できた人はいないのです。そう考えると、劇的に効くワクチンや治療薬を作るハードルはかなり高いでしょう。
新型コロナは「それ以前」と「それ以後」に分かれるくらい、人類の生活を一変させる可能性があります。産業構造が大きく変わり、多くの失業者とごく一部の富裕層が新たに生まれるかもしれません。
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新型コロナの死亡率は10%を超える? [雑談]

3月13日現在の死亡率を求めてみました。

計算式 死者数/(治癒数+死者数)×100

全世界 4720/(68324+4720)×100=6.5%
湖北省 3056/(50318+3056)×100=5.7%
イタリア 824/(1045+824)×100=44.1%
イラン 429/( 2959+429)×100=12.7%
韓国 66/(333+66)×100=16.5%
日本 16/(118+16)×100=11.9%

新型コロナは感染から発症まで、発症から死亡までタイムラグがあり、感染拡大期に感染した人の中から死者が出てくるのは少し経ってからです。ですから現状で感染が判明している人すべてを分母にして、死者数を分子にすると、死亡率を過小評価することになります。現在の感染者の中から今後さらに死者が出てくることは確実と言っても良いでしょう。
今感染している人たちがいずれ治癒または死亡のどちらかに振り分けられると考えるなら、その最終的な決着のついた人たちを分母にして、死者数を分子にするのが、最終的な死亡率に近くなると思われます。
こうして見てみると、医療崩壊を起こしたイタリアでは悲惨なことになっていますし、韓国にもその兆候が出ていて、イランと日本はそれなりに頑張っているという評価になります。
一方で、大勢の患者が病院の廊下にまで押し寄せて医療崩壊し、火葬施設がフル稼働しても足りなくなった武漢(湖北省)の死亡率が日本より低いというのはあり得ません。どう考えても中国が死者数を隠蔽しており、それが全体の死亡率を押し下げています。
そこで中国のデータを除外して数字を出すなら、最終的な死亡率は10%を越えるかもしれません。

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
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近鉄4府県周遊記(20年2月) [国内旅行記]

(今回の旅行記は、旅行後2週間経過してからアップしています)
もともと2月の3連休中に、中国南方航空でバリ島に行く予定でした。しかし新型コロナウイルスの影響で中国経由便が運休になったため、全額返金してもらって、キャンセルしました。
とはいえ、直前になって連休中の航空券を探し始めても割高なものばかりです。そこで今回は空の旅を諦めて、近鉄週末フリーパス(近鉄全線3日間乗り放題、4100円)を使った旅に出かけることにしました。これは週末の連続した3日間であれば年中購入することができ、別途特急券を買えば特急列車にも乗車できます。ただし今回は、青春18きっぷのノリで急行や普通列車だけを使い、愛知から三重、奈良、京都、大阪の4府県を周遊するという縛りプレイにしました。特急のように気密性の高い閉鎖空間でコロナ漬けになるよりも、時々空気の入れ替えがあって席の移動も自由な急行のほうが安全そうですし、単にローカル電車の雰囲気が好きというのもあります。
でも困ったことに、旅行そのものを完全に取りやめるという選択肢は個人的にありません。ちなみに飛行機では与圧された空気が上方から下方へと流れるため、大勢人がいる割には意外と感染しにくいそうです。あとは機内食の出るフルキャリア国際線より、機内サービスのないLCCのほうが安全かもしれません。
ホテルは、楽天トラベルで初日にビジネスホテル加賀(和室シングル17、スパワールド割引プラン。2100円)を、じゃらんで2日目にランドーレジデンス京都クラシック(デラックスクイーンルーム、オープン記念プラン。2556円→じゃらんクーポンとポイント利用で956円。京都の宿泊税200円は別途)を予約しました。
以上、交通費と宿泊費で7456円です。

旅行初日、自宅で朝食をとってから出発し、下記の通り近鉄で移動しました。
近鉄名古屋0731―0910伊勢市(徒歩で移動)宇治山田1028―1030五十鈴川1318―1549上本町1657―大阪難波1601
伊勢市は伊勢神宮外宮の最寄り駅です。この日は土曜日ですが、以前平日に来た時よりも空いている気がしました。新型コロナの影響かもしれません。
宇治山田では墓参りをしました。私の曽祖父であり、腹切り問答で知られる浜田国松衆議院議長の墓はここにあります。
五十鈴川から伊勢神宮内宮までは徒歩で30分弱です。もちろんバスもありますが、コロナ漬けを避け、運動がてら歩いてしまいました。帰りはおかげ横丁に立ち寄り、伊勢うどん(385円)、松坂牛のミンチカツ(300円)、三重のカップ酒(250円)を食べ歩いて、昼食にしました。
五十鈴川から大阪難波までは急行で2時間半という長い旅路でしたが、乗車率は60%程度で、こまめに止まって換気をしながらの運行なので、気密性と乗車率の高い特急でコロナ漬けになるより良かったと思います。
大阪難波から徒歩で難波八坂神社(入場無料)に向かい、巨大な獅子が口を開いた内側が舞台になっているという独特な建造物を見ました。そこから新今宮の近くにあるホテルに向かい、チェックイン時にスパワールド世界の大温泉の入場券(1300円→1100円)と翌朝使う宮本むなしの朝食券(400円→360円)を買っておきました。みなもとむなしで定食(690円)を食べ、じゃんじゃん通りを歩いてから、スパワールド世界の大温泉に行きました。ここには世界各国の情緒あふれる入浴施設があり、ヨーロッパゾーンとアジアゾーンに分かれています。偶数月は男性がヨーロッパゾーンで、青の洞窟やギリシャ、アトランティスを模した風呂に入り、フィンランドサウナと冷水プールを行き来しました。また8階には水着着用で入るプールがあるのですが、こちらにはほとんど人がいません。屋外のジャグジーを独占し、通天閣のライトアップを眺めることができました。これまで高温多湿な温浴施設ではコロナ漬けのリスクは低いと考えていたのですが、ホットヨガで感染した事例があるので今後は控えようと思います。
帰りにコンビニで2Lのミネラルウォーター(100円)を買ってから帰ってきました。
以上、この日使ったのは3185円です。

2日目は、ホテル近くの宮本むなしで朝食をとってから、大阪阿部野橋まで歩き、下記の通り近鉄に乗車しました。
大阪阿部野橋0750―0834飛鳥1428―1502橿原神宮1506―1618京都
飛鳥駅到着後、レンタサイクル(1000円)を借りて、まずは飛鳥寺(350円)へ。ここは日本最古の寺院であり、ここの本尊は日本最古の仏像です。面影で鼻が高く、我々のような平たい顔族よりもガンダーラ仏に似ています。ここから少し西に行ったところには蘇我入鹿の首塚がありました。
その後、飛鳥資料館(280円)で飛鳥時代の戦士の衣装、日本最古の富本銭、古墳の壁画など、飛鳥時代に関する数多くの資料を見て、万葉文化館(常設展は無料)で飛鳥時代の庶民の生活をジオラマで垣間見て、近くの売店で、かこめん(この地方のこんにゃく、150円)と田舎コロッケ(60円)を食べ、石舞台古墳近くの食堂で古代米の雑炊(芯の固い米に小豆を入れたような感じ。650円)を食べ、有名な石舞台古墳(300円)を見て、聖徳太子生誕の地という石碑と橘寺(350円)を見て、天武・持統天皇陵の外周を散策して(無料、裏側にある竹林がきれいです)、飛鳥歴史公園館(無料ですが、あまり見るものもありません)に立ち寄り、高松塚古墳壁画館(300円)で補修前後の壁画複製品を見て、公園の中にある緑に覆われた円墳に見える高松塚古墳の外周を散策して(無料)、文武天皇陵の外周を散策して(無料)、飛鳥駅前でレンタサイクルを返却してから、近鉄に乗りました。
京都駅到着後、拉麺小路に新しく入った綱取物語という店で味噌ラーメン大盛り(1020円)を食べ、まだ物足りなかったのでデイリーヤマザキで総菜パン(138円)を買ってから、ホテルにチェックインしました。ここはホテルというよりは家具付きのワンルームマンションのような場所です。本来なら1泊1万円以上しそうですが、コロナウイルス騒ぎでキャンセルが出て、慌てて安値で売りに出したところを運よく予約できたのかもしれません。1156円で泊めてもらって申し訳ないような場所でした。
当初の予定では部屋に荷物を置いてから近鉄で竹田駅に向かい、力の湯というスーパー銭湯(ニフティー温泉で割引券あり)に行くつもりだったのですが、疲れがたまっていたので断念しました。
かわりに部屋でゆっくりと過ごし、近くコンビニで翌日の朝食とミネラルウォーター、チューハイ(586円)を買ってきました。
以上、この日使ったのは宿泊費を除いて5184円です。

3日目はホテルで朝食をとり、0800にチェックアウト。徒歩で東寺・観智院(1000円)と京都国立博物館(520円)を見て回りました。
東寺では期間限定で五重塔内部が公開されていましたが、外から覗くだけで内部に入ることはできません。以前は入れたのですが、文化財保護のために厳しくなったようです。ここの講堂には様々な仏像が並んでいますが、中央の大日如来が装飾具をまとっているのは謎でした。悟りを開く前の菩薩であれば、まだ俗世的な欲が残っていて装飾具をまとっていますが、悟りを開いた仏や如来はその手の物を一切身につけないのがセオリーです。実際に金堂の薬師如来は一切装飾具をつけていません。ただ、その下にいる十二神将を見て、東京レイブンズというラノベを思い出してしまいました。
京都国立博物館は常設展のみで、さらっと見て所要50分です。
京都1212―1320大和八木1331―1403名張1625―1703伊勢中川1741―1926近鉄名古屋
上記の電車に乗るため、道中のすき家で手早く昼食をとり(500円)、名張ではアソビューで購入していたバウチャー(800円→ポイント利用で514円)を使い、名張の湯というスーパー銭湯に立ち寄りました。伊勢中川では駅近くにあるココイチに立ち寄り、早めの夕食をとりました(782円)。
この日使ったのは3316円です。


以上、今回の旅の総コストは19141円でした。最初から「2泊3日で4つの府県を巡り、2万円以下の旅」を意識していたのですが、そこにこだわり過ぎても楽しくないので、「2万以下におさまったらいいなー」くらいのノリで節約旅行をして、最後だけ少し帳尻をあわせました。
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