甲府旅行記(23年12月):The 旅行道:So-netブログ
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甲府旅行記(23年12月) [国内旅行記]

青春18きっぷで諏訪大社を巡り、長野県と山梨県で天然温泉に入ってきました。
ホテルは、甲府プリンスホテル朝日館(朝食付き4710円→じゃらんクーポン利用で2710円)を予約しました。

12/30
この日の移動は下記のとおりです。
名古屋0802―0922中津川1000―1151塩尻1159-1227下諏訪1605―1612茅野1645―1707小渕沢1723―1756竜王2054―2059甲府
中津川には少し早めに着き、駅周辺を散策しました。
中津川~塩尻間はいつも込み合うイメージがありますが、この時は3両編成だったこともあり、割と空いていました。塩尻を発つ電車が30分ほど遅れ、昼食は駅のホームであらかじめ買って会った総菜パンをかじって済ませました。
下諏訪では、諏訪大社下社の春宮、秋宮、宝物殿(500円)、下諏訪温泉旦過の湯(280円)、下諏訪温泉新湯(280円)を徒歩で巡りました。
諏訪大社では、上社に出雲の大国主の次男とされる建御名方、下社にその妃とされる八坂刀売神が祀られています。下社には春宮と秋宮があり、祭神の八坂刀売神は夏のあいだ春宮で、冬は秋宮で過ごすそうです。
下諏訪温泉にはいくつかの銭湯があり、旦過の湯が人気のようです。こちらにはかなり熱い内湯の他に、少しぬるめの露天風呂がありました。新湯のほうはかなり熱い内湯が一つだけなので、そんなに長居はできません。
その後、少し時間が余ったので、茅野駅周辺を散策してから、竜王駅に向かいました。
竜王では、道中で夕食のラーメンを食べてから、竜王ラドン温泉(770円→ニフティー温泉のクーポンで700円)へ。ここは正真正銘の源泉かけ流しで、かなり濃厚なラドン浴を体験できます。

12/31
この日の移動は下記のとおりです。
甲府0724―0825茅野1211―1237塩尻1308―1515中津川1519―1635名古屋
ホテルの朝食は0700からですが、実際には0650にオープンしました。
茅野では諏訪大社上社の前宮、本宮、宝物殿(500円)を見て回りました。
ここには江戸時代まで御頭祭という奇祭があり、別名ミサクチの祭りとも呼ばれていました。ミ・イサク・ティン、略してミサクチとはユダヤの言葉(へブル・アラム語)で「イサクに由来する」という意味です。
具体的には、神官が竹のむしろの上に神使(おこう)と呼ばれるいけにえ役の少年を寝かせ、小刀で刺そうとした瞬間、馬に乗った諏訪の国司の使者が登場してそれを中止させ、少年は解放されるという内容です。
この大社は守屋(もりや)山のふもとにあり、この儀式では75頭の鹿の頭が供えられ、その中には必ず耳の裂けた鹿があったそうです。宝物殿にも鹿の頭のはく製がいくつかありました。
一方、旧約聖書にはユダヤ人の祖であるアブラハムの物語が載っています。
年老いたアブラハムとその妻サライのあいだに男の子が生まれ、イサクと名付けられました。そんなある日、アブラハムは主の声を聴きます。
「アブラハムよ、あなたの息子イサクを連れてモリヤの地に行きなさい。そこで息子イサクをいけにえとして捧げなさい」
 アブラハムは葛藤しながらも主の声に従い、息子イサクの胸に剣を突き立てようとしたその時、天使が現れてアブラハムに告げました。
「その子に手を下すな。あなたが神を畏れる者であることが今わかったからだ」
こうしてアブラハムはイサクを開放し、角をやぶにひっかけていた一頭の羊をかわりに生贄として捧げました。
その後、イスラエルのモリヤの山で行なわれる過越祭では75頭の羊が生贄にされました。
諏訪大社の祭神である建御名方(出雲の大国主の次男)は、ユダヤ人だったのではないかと想像したくなるくらいの酷似っぷりです。宝物殿の説明によれば、建御名方が諏訪に来る前の土着の信仰がミシャクジ神だったとも言われており、古代の諏訪に土着のユダヤ教が根付いていたのかもしれませんが…。
これが気になっていたので、一度諏訪大社を参拝してみたかったのです。
この日の昼食は茅野駅の立ち食いそばで済ませました。ちょうど大晦日だったこともあり、かなり繁盛していました。
塩尻では30分の乗り継ぎ時間がありましたが、二両編成のワンマン列車でかなり込み合うと予想したので、すぐに電車に乗り込んで座席をキープしました。塩尻発車時の乗車率は130%といったところです。
中津川から先は車両数が多くなり、割とゆったりと座って帰ってこられました。
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