郡山出張記(22年11月):The 旅行道:So-netブログ
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郡山出張記(22年11月) [国内旅行記]

今回は神経治療学会総会に参加するため、郡山に行ってきました。交通費、郡山での宿泊費、学会参加費は病院持ちです。
JR運賃に関してですが、名古屋から東京経由で郡山に行くと、営業キロは592.7で運賃は9470円です。一方、名古屋から東京、郡山経由で会津若松まで行くと、営業キロは657.3で運賃は10010円です。
そしてJRでは片道601キロ以上で往復割引が適用され、行きと帰りの運賃がそれぞれ1割引きになります。10010円の1割引きだと9009円、そこから端数を切り捨てて9000円です。
つまり郡山までの往復は9470円×2=18940円ですが、会津若松までの往復は9000円×2=18000円で、むしろ安くなります。
そこで経費節約のため、学会帰りに会津若松まで足を伸ばすことにしましたーーと総合旅行業務取扱管理者、内科統括部長、医局長が出張旅費請求書に書けば、事務も認めてくれると思います。
決して会津若松に行きたかったわけではありません(棒読み)。
ホテルはじゃらんで、ホテルクラウンヒルズ郡山(朝食付き、全国旅行支援を適用して3泊で10680円)とザ・グランドスパ南大門(宇都宮市、素泊まり、全国旅行支援を適用して3234円)を予約しました。


11/2(水)
午前中に仕事を済ませ、下記の通り新幹線で郡山に向かいました。乗車券は会津若松まで有効なので、郡山で途中下車する形です。
名古屋1349―1524東京1536―1656郡山
ホテルにチェックインして3泊分のクーポン9000円分(500円×18枚)を受け取り、部屋に荷物をおいてから夕食に出かけました。
愛知県の全国旅行支援サイトではクーポン利用店舗が地図の上に表示されますが、福島県では住所付きの一覧でしか出てきません。知らない土地で住所だけ書かれてもよく分からないので、とりあえず駅に向かい、そこでポスターを目印に店舗を利用しました。もりっしゅという店で只見ジンギスカン定食と大吟醸のグラスを注文し、2000円ちょうどです。帰りにクーポンを使えるコンビニに立ち寄り、半額になっていたUSB充電器とミネラルウィーターを買いました。こちらは合計で1505円です。旅行先でクーポンを使い切れない時は、かさばらず腐らない生活必需品を買うに限ります。

11/3(木)
この日は0630からホテルで朝食をとり、学会に参加しました。
ランチョンセミナーとイブニングセミナーに参加して弁当を食べ、休憩コーナーや製薬会社のブースで飲み物をもらえば、学会期間中の飲食代をゼロにすることも可能です。なので今回は全国旅行支援のクーポンを使いきれずに持て余す状態ですが、さらに会場で郡山全市元気応援商品券2000円分をもらってしまいました。合計で11000円分を福島県滞在中に使わなければなりません。

余談ですが、私が研修医だった頃には、学会に参加しても小難しい話ばかりで、半日も聞いていれば疲労したものです。しかし専門医を取った頃から普通に楽しいと思えるようになり、今では旅先で博物館めぐりをするのと同じくらいには幸せになれます(特にパーキンソン病関連)。基本的に美食よりも知識欲を優先するタイプです。
とは言え、優等生とは程遠く、興味がないとまったく勉強しなかったので、大学受験は英単語模試の偏差値40台前半、センター試験の地理は全国平均マイナス14点という成績で乗り切りました。東海高校時代、1分間で何桁の数字を覚えられるかという実験があり、中1のときの学年主席を差し置いてクラスで1番だったので、決して記憶力が悪いわけではありません(ちなみに1分間で31桁覚えました)。彼とは小6の頃、東海中学受験の最大勢力だった河合塾の特別選抜クラスで算数の1位争いをした仲です。その延長で数学は問題の解き方をその場で思いつけば点が取れるタイプだったこともあり、受験勉強をしないで医学部に受かろうと考え、自分なりの美学を貫きました。しかしこの歳になって、人並みに勉強しておけばよかったと後悔することもあります。
ーーと、ここまで書いたところで、相対性理論や超ひも理論に関する私見を再掲します。光速を超えると時間と空間が入れ替わり、時間は5次元であるという内容です。自分では超ひも理論の根幹を書き換えるブレイクスルーだと思っており、タイムパラドックス、シュレーディンガーの猫、重力が弱い理由、時間の矢をまとめて説明できます。特殊相対性理論の速度を合算する公式でも、光速のA倍とB倍を足すと、光速の1/A倍と1/B倍を足したものと同じ速度になるので、それなりに整合性があるーーというか、そうでなければ説明困難だと思っています。なかなか専門家には取り合ってもらえませんが、興味があれば、ぜひ一読を。
タイムパラドックスが生じない理由
https://ryokodo.blog.ss-blog.jp/2021-03-27

話を戻しますが、ランチョンセミナーでは牛たん弁当を食べ、イブニングセミナーではドーナツを食べました。その後、お土産品の抽選会があり、会場で福島の地酒が飲み放題だったので、大吟醸で酔っ払いました。昔からくじ運は悪いので、抽選会では当然のごとく何も当たりません。
まだ小腹がすいていたので、郡山駅で前日と同じ店に立ち寄り、会津馬刺しと福島郷土料理のこづゆを注文しました。合計で1580円になり、1500円分のクーポンを使用しました。これまでに5000分のクーポンを使用した計算ですが、まだ6000円分余っています。帰りは栃木、埼玉、茨城に立ち寄って温泉に入る計画なので、ここでお土産を大量に買い込んで持ち歩くわけにも行かず、悩ましいところです。

11/4(金)
この日も0630からホテルで朝食をとり、学会に参加しました。
この日のランチョンセミナーは福島牛の弁当です。最終日なので15時に学会が終わり、一度宿泊しているホテルに戻って普段着に替えてから、徒歩圏内にある郡山療養温泉あさかの湯(500円)に行きました。ここは源泉かけ流しの天然温泉で、サウナもあります。
夕食は、郡山駅2階にある湖穂里という店で秋旅御膳(3000円)を注文しました。帰りのコンビニで500円強の買い物をし、この日は3500円分のクーポンを使用しました。残り2500円です。

11/5(土)
0630からホテルで朝食をとり、途中下車していた乗車券で会津若松に向かいました。この日の乗車区間は下記のとおりです。
郡山0829―0941会津若松1420―1536郡山1606―1634宇都宮
駅のコインロッカーに荷物を預け、そこから徒歩で会津若松城へ。先日、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだばかりなので、新選組当時の情勢に多少詳しくなり、明治維新後に反朝廷派として会津藩が冷遇された状況もおおよそ分かります。会津若松城に来るのは二度目ですが、ちょうど紅葉が見どころの良い季節でした。ただし天守閣博物館は改装工事中であり、中に入れません。かわりに渡り廊下の部分でプロジェクションマッピングをしていました。千利休の子が作ったとされる茶室とセットで入場料は520円です。
次に隣にある福島県立博物館(280円)に行きました。福島県の歴史、自然史に関する展示があり、所要1時間といったところです。ここを見終えると、時刻は1230でした。
この日の昼はソースカツ丼にしようと思い、駅に戻りながら地域クーポンの使える店を探していましたが、なかな見つかりません。次善の策で、会津ソースカツ丼の元祖である若松食堂に入り、ソースカツ丼(1000円)を注文しました。福井県のソースカツ丼とよく似ており、両県から数店舗ずつブラインドで出されたら、私は間違えそうな気がします。
結局あまった地域クーポン2500円分は、軽くてかさばらない馬肉サラミに化けました。
その後、郡山経由で宇都宮に向かい、この日泊まるザ・グランドスパ南大門にチェックイン。この日は土曜日なので地域クーポンを1000円分もらい、大きな荷物をおいてから夕食に出かけました。店は未定ですが、1000円ちょっとで宇都宮餃子を食べるという大枠は決めています。結局、駅前にある宇都宮餃子館という店で、梅チャーハンと餃子のセット(1070円)を注文しました。
食後、ホテルに戻り、天然温泉やサウナ、炭酸泉、薬膳風呂などに入りました。これで栃木県での天然温泉入湯はクリアです。

11/6(日)
朝早くにホテルをチェックアウトし、コンビニ飯で簡単に朝食を済ませました。
この日の移動経路は下記のとおりです。
宇都宮0700―0752東鷲宮1000―1011古河1047-1111境町(河岸の駅さかい)1535―1607古河1613―1730東京1639―1816名古屋
営業時間の関係で先に東鷲宮まで行き、百観音温泉(土日850円)に入りました。ここは埼玉県の天然温泉です。
その後、JRで古河駅まで戻り(240円)、朝日バス(630円)を乗り継いで境町へ。ここから少し歩いたところにご老公の湯堺店(土日1600円)があります。道中にあった道の駅で、ソーキそば定食(950円)を食べてから、茨城県の天然温泉に入りました。
再び朝日バス(630円)とJR(240円の乗車券を購入)を乗り継ぎ、途中下車している東鷲宮を経由して東京駅へ。この区間は普通電車のグリーン券(800円)を使用しました。まわりの人は皆スイカチャージですが、マナカユーザーの私にはそれができず、紙のグリーン券です。
なお乗車券には東鷲宮で途中下車したことが記録されており、新幹線の自動改札機で弾かれました。しかし古賀から東鷲宮までの乗車券を持っていたので、有人で改札機を通りました。
夕食は新幹線車内に持ち込んだコンビニ飯で済ませ、名古屋に帰ってきました。
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