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ソウル旅行記(24年2月) [海外旅行記]

今回、実に4年ぶりに海外に行ってきました。これで176回目です。
ユナイテッド航空16800マイルと7060円で下記の特典航空券を発券。
DAY1 OZ121 NGO 1105 ICN 1310
DAY4 OZ124 ICN 1535 NGO 1720
OZ、NGO、ICNはそれぞれアシアナ航空、セントレア、仁川国際空港です。
ホテルはagoda でホテレッテ・ソウルステーション(3泊素泊まり、14214円)を予約しました。立地はソウル駅10番出口からすぐそばです。
前もってフライトのWEBチェックインを済ませておきました。これにより、空港でのチェックイン開始より先に出国審査を済ませて、ラウンジでゆっくりすることができます。
ちなみに私は楽天モバイルのユーザーなので、韓国でも2GBまで使用できます。


旅行初日、出国審査をしてから、プライオリティパスでプラザプレミアムラウンジへ。ここは以前、スターアライアンスの国際線ラウンジだった場所です。一時は毎月のように来ていたのですが、4年ぶりで名前が変わり、レイアウトも少し変わっていました。
仁川国際空港到着後、韓国版スイカともいうべきTマネーカード(2500W)をコンビニで買おうと思ったのですが、駅付近にあったコンビニがなくなっていました。近くのインフォメーションセンターではいい加減な情報を教えられ、余計に迷いながらも「ああ、韓国だな」という実感が沸いてきます。結局空港に戻り、そちらのコンビニで買いました。Tマネーカードと言ったのですが、外国人向けで観光施設での割引サービスがあるKoreaツアーカード(4000W)を出されたので、そちらを買いました。割引サービスは使わないかもしれませんが、あまり値段が変わらないのでまあ良しとします。
駅の券売機で3万Wを充電(チャージ)して、空港鉄道、仁川2号線、1号線を乗り継いで仁川駅へ。仁川国際空港から仁川駅までは所要70分ほどで、決して近くありません。しかし中華街や昔の日本人街があった場所なので、一度くらい行ってみようと思いました。中華街を冷やかし、ジャージャー麺の博物館(1000W)と日本人街にある2つの博物館(名称不明、500W)を見てまわってから、地下鉄1号線で市庁駅へ。
日本統治時代に建てられた旧市庁とそれを飲み込む津波のような意匠の新庁舎を見てから、明洞で1万円を88300Wに両替しました。空港よりもレートが良いので、いつも旅行終了時にある程度のウォン紙幣を残しておき、明洞に来てから両替するようにしています。
そのまま明洞で夕食をとろうと思ったのですが、これまで行きつけだった店が2つともなくなっていました。仕方がないので明洞内を適当にさまよい、ダッカルビ鉄板チャーハン(7500W)を食べました。直径40センチほどの鉄なべの中央にチャーハンを薄く延ばした状態で出てくるので、残り物のおこげを食べている感があります。またかつての韓国では当たり前だった付け合わせの副菜は出てきません。副菜の使いまわしが社会問題化したので、その影響かもしれません。ともあれ、これで850円くらいするので、韓国での食事は高くなったと感じます。
その後、徒歩でソウル駅に向かい、駅前のホテルにチェックインしました。部屋に荷物を置いてから買い出しに出かけたのですが、ダンキンドーナツ200~350円、ミネラルウォーター200円、CDディスク大のパン400円といった具合で、私が知るソウルの物価の2倍くらいになっていました。外食だと1日の食費を3000円以下に抑えるのが難しいレベルです。

2日目は世界遺産の水原城と国立中央博物館に行く予定です。
0720にホテルを出て、ソウル駅のロッテリアでプルコギバーガーとコーヒーのセット(4900W)を注文しました。プルコギバーガー単品が4700Wですが、モーニングの時間帯だけこのセットが販売されています。
地下鉄1号線で水原駅に向かい、地球の歩き方を参考にして、13-1番バスに乗ったのですが、水原華城とは別の方向に行きます。すぐに下りて、そこから徒歩で向かったのですが、正しいバスに乗るのと比べて40分くらいタイムロスをしました。バスの行き先のハングルが分からないので、この辺は中国のほうが旅行しやすいと思います。
八達門の写真を撮ってから華城行宮(1500W)へ。ここは壁で区画ごとに区切られた平屋の宮殿です。
近くにあった水原華城博物館(2000W)にも足を延ばしたのですが、1階にある華城の写真がきれいだったという印象だけで、2階の展示はあまり記憶に残っていません。
この日の昼食は、八達門の近くにあるロッテリアでチキンカツバーガー、ポテト、コーラのセット(5400W)にしました。この店舗限定、期間限定の料金だったので、普段はこの1.5倍くらいするはずです。
そこから13番バスと地下鉄1号線、4号線を乗り継いで国立中央博物館(入場無料)へ。
1階は石器時代から近代までの韓国の歴史に関する展示です。ハングルが読めないので、展示品だけを見て回りました。展示点数は多いのですが、壊れていたり何の変哲もなかったりで、B級品が多い印象です。
2階は書画と個人からの寄贈品の展示ですが、品数が少なめでした。
3階は諸外国に関する展示と韓国の仏像、陶磁器に関する展示です。これまで朝鮮半島の作りが雑な展示品を数多く見てきたので、中国コーナーにある精緻な工芸品を見るとほっとします。日本に関する展示もあり、韓国から見た日本が垣間見えます。「近くて遠い国」と形容していました。その外にもエジプト、ギリシャ、インド、クメールなどの展示があります。仏像と陶磁器のコーナーは朝鮮半島の作りが雑な品ばかりなので、中国の精緻な工芸品を見た直後だと少し残念な感じです。
所要180分で見終わり、最後のほうはかなり血糖値が下がっていたので、ここのフードコートでキムチ味の牛肉スープ(9000W、ご飯と副菜3品付き)を食べました。
その後、地下鉄4号線でソウル駅へ。駅の隣にあるロッテマートで土産物とヤムニョムチキンの小パッケージ(3980W→15%オフ)を買ってから宿泊施設に戻りました。
ロッテマートでは7000W以上の予算で弁当も売られていますが、日本と違って割り箸をもらえなさそうなので、旅先で買っても持て余しそうです。

3日目は鍾路周辺を見て回る予定です。
0710にホテルを出発し、ソウル駅のロッテリアでエビバーガーとコーヒーのセット(4900W)を注文しました。
地下鉄1号線と3号線を乗り継いで安国駅へ。ここから少し西に歩いたところに日本大使館があり、その近くに有名な慰安婦像があります。ここは反日の聖地で、数年前には慰安婦像が「NO JAPAN」の服を着ており、周りには寝泊まりする信者たちの姿や反日スローガンがありました。しかし今回は鉄の柵で取り囲まれており、信者たちの姿はどこにもありません。反日のムン大統領から用日のユン大統領に代わった影響でしょうか。あるいは慰安婦問題に取り組む建前で、実は寄付金を横領していた韓国挺身隊問題対策協議会(慰安婦と挺身隊は別物、後述)の悪事がばれたせいかもしれません。
信者たちの目の前で慰安婦像の写真を撮ると、敵国でのスパイ気分を味わえたのですが、なんだか期待外れです。アーニャ、つまんない。
ちなみにこの慰安婦像のモデルは在韓アメリカ軍のジープに惹かれた女子学生であり、慰安婦とは何の関係もありません。
次に景福宮の北にある青瓦台へ。ここは現在のユン大統領が就任するまで長らく韓国の大統領府だった場所ですが、現在は一般開放されています。外国人の場合、パスポートを持っていくと0900から先着順に500名(?)入場することができます。私は0840に到着し、外国人では一番乗りでした。
さすがに元大統領府だけあって豪奢な建物であり、ニュース写真で見た場所もあります。近くの庭園まで一通り見て回り、所要60分でした。
次に道向かいにある景福宮(3000W)に入場しました。ここは朝鮮王朝の正宮であり、ちょうど一番裏手から前方へと戻る形になります。韓国の宮殿はだいたい同じような意匠の建物が延々と続くだけなので、「大きかった」というボキャブラリーの乏しい感想に留めておきます。
次にそこから少し南下した場所にある大韓民国歴史博物館(入場無料)へ。韓国の歴史教育は日本憎しを刷り込むために20世紀がメインと言われていますが、ここでも19世紀末から展示が始まりました。中には慰安婦の展示もあり、説明員が日本の団体客相手に話していました。「20万人」という言葉が聞こえたので、また噓を刷り込んでいるのでしょう。そもそも20万人とは女子挺身隊(工場労働者)の数であり、慰安婦の数ではありません。韓国ではこの両者を混同し、20万人の慰安婦が朝から晩まで兵士の相手をさせられたことになっていますが、それだとすべての兵士が毎日数回ずつ欠かさず慰安婦のお世話になっていた計算になります。さすがにあり得ません。しかも戦後どこにも20万人の慰安婦がいなかったため、日本軍がすべて殺害したことになっていますが、韓国の人口ピラミッドを見れば、若い女性の大虐殺がなかったことは一目瞭然です。朝日新聞が嘘だったと認めた後も、反日がしたくてその嘘にすがりつくのでしょう。実際には警察官の初任給の7倍もの高給を得て、休みの日には自由に外出でき、嫌いなタイプの客を断る権利も持っていました。現在でも韓国の若い女性は売春目的でアメリカを訪れることが多く、アメリカ入国時にかなり厳重に審査されるのですが、当時の日本軍は慰安婦を強制連行する必要があったでしょうか? ちなみに慰安婦の原型は遊郭であり、初期の慰安婦は日本列島出身者が大半でしたが、時代とともに朝鮮半島出身者がほとんどになっていきます。そして日本列島では、慰安婦を強制連行したという話はどこにも残っていません。
次にそこから西に数十分歩いたところにある独立門へ。ここにはかつて朝鮮の王が頭を地面にこすりつけて中国(清)の使者を迎え入れた(三跪九叩頭の礼)という迎恩門がありました。完全に清の属国だったのですが、日清戦争で日本が清に勝利して下関条約を結び、その第一条が「清国が朝鮮を完全無欠なる独立自主の国であると認めること」となっています。つまり日本のおかげで独立できたことを祝って建てられた場所ですが、反日教育にとっては都合の悪い場所なので、大半の韓国人はこの門が建てられた由縁を知らないそうです。一応説明文には1897年に独立を祝って建てられたとだけ書かれていましたが、太平洋戦争後に独立を宣言した無関係なセリフが冒頭に大きな文字で書かれており、ミスリードを誘う内容でした。機能性文盲が大半を占める韓国人であれば、きっと誤解するでしょう。
ここを見終えて、かなり空腹になっていましたが、まわりに入りやすそうな店がなかったので、地下鉄で乙支路3街駅に向かいました。駅から少し歩くと、繁華街の明洞があります。そこで初日には見つけられなかったシンソンソルロンタンという行きつけの店を見つけました。元の場所から少し離れた場所の2階にあったので気づかなかったのですが、店の名前を入れたらグーグル先生が教えてくれました。個人的にはここでソルロンタン(10000W)を食べると、明洞に来たという実感が沸きます。20年前は700円だったソルロンタンが現在では1100円以上しますが、他に比べれば値上げ率は少ない方です。
次にロッテ百貨店に行き、免税店を見て回りました。特に欲しいものはないのですが、客層を定点観測しています。20年前は日本人でいっぱい、5年前は中国人でいっぱいでしたが、今回は人がまばらです。
その後、最寄りの乙支路入口駅から鍾路3街駅まで地下鉄で移動し、宗廟(1000W)と昌徳宮(3000W)を見て回りました。前者は朝鮮歴代王の位牌を祀る施設で、後者は景福宮の離宮ですが、どちらも世界遺産です。韓国の世界遺産は素人が一目見て分かる荘厳さに乏しく、情報を知って頭で理解するタイプがほとんどです。
そろそろ夕食時だったので、光化門駅の北東にある精進屋という行きつけの店に入ってヘジャングッ(12000W)を注文しました。これは牛の血液ゼリーと腸管が入った黒いスープで、二日酔いに効くとされていますが、いわゆる玄人向けです。
光化門駅からソウル駅までは地下鉄で2駅ですが、途中で南大門に立ち寄りながら、そのまま歩いてしまいました。

4日目は基本的に帰国のための移動です。
ある程度早めに仁川国際空港に到着してプライオリティパスでラウンジをハシゴしたかったので、10時以降にオープンする観光地には行けません。
0740に宿泊施設をチェックアウトして、ソウル駅のロッテリアでトマトと卵のバーガー、コーヒーのセット(4000W、バーガー単品だと3700W)を食べました。この日の食費はこれですべてです。
その後、地下鉄4号線と2号線を乗り継いで宣陵駅へ。途中、2号線の江南駅までは列車を2本見送るくらいの通勤ラッシュでした。宣陵駅からすぐのところに宣靖陵という朝鮮王陵(世界遺産)がありますが、この日は月曜日で休園です。それでも柵の外から内部を眺めることはできました。天気も悪いので、この日の観光はこれで終了です。
そのまま宣靖陵駅まで歩き、麻谷ナル駅で地下鉄9号線から空港鉄道へと乗り継いで、仁川国際空港へ。あらかじめWEBチェックインを済ませてあったので、そのまま出国審査を済ませ、スカイハブラウンジに入りました。仁川国際空港にある3種類のラウンジのうち、食事の種類が豊富なのはスカイハブとマティーナです。以前はスカイハブラウンジでプルコギを食べられたのですが、それがなくなり、かわりにヤムニョムチキンなどのB級グルメが並んでいました。
その後、マティーナとアシアナ航空ビジネスクラスのラウンジにも立ち寄りました。現在は楽天プレミアムカードに附帯するプライオリティパスでのラウンジ利用回数は無制限ですが、来年5月以降は年5回に制約されます。その際、一か所だけ立ち寄るとしたら私はスカイハブを選びます(あくまで個人の好みです)。
セントレア到着後にプライオリティパスでくつろぎ処に立ち寄りました。ここでは空港を展望する大浴場とサウナの他、名古屋のえびふりゃーと味噌煮込み、または韓国の冷麺とビビンバのセットメニューを注文できます。せっかくなので最後も韓国で締めようと思い、冷麺とビビンバを食べました。また韓国での食事は塩分が多めなので、サウナでしっかりと発汗してきました。
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