コタキナバル旅行記(14年3月):The 旅行道:So-netブログ
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コタキナバル旅行記(14年3月) [海外旅行記]

今回はコタキナバル旅行です。昨年5月にユナイテッド航空の2万マイルを使って、下記の旅程を予約しました。
(1月旅行分)
DAY3 CA4452 LJG 0850 CTU 0955
DAY4 OZ324 CTU 0030 ICN 0450
DAY4 OZ122 ICN 0850 NGO 1035
(3月旅行分)
DAY1 OZ121 NGO 1140 ICN 1340
DAY1 OZ757 ICN 1850 BKI 2320
DAY4 OZ758 BKI 0100 ICN 0710
空港税は87.9ドル(9093円)です。発券直後に14922マイルを314 ドル(32483円)で買い戻しました。
また下記航空券を107900ウォン(10777円、空港税込)で購入しました。
DAY4 MM002 ICN 1025 KIX 1205
CA、OZ、MM、NGO、CTU、LJG、ICN、BKI、KIXはそれぞれ中国国際航空、アシアナ航空、ピーチアビエーション、名古屋、成都、麗江、ソウル、コタキナバル、関空の略であり、要は1月に訪れた麗江からの復路と今回のチケットを合計5078マイルと52353円で入手した計算です。
ホテルは expedia で Cititel express Kota Kinabalu(3つ星、素泊まり2泊で8716円)を予約し、2日目の日帰りツアーとしてinSabah.com でKinabalu Park & Poring Hot Spring Day Trip(英語ガイド混乗ツアー、昼食つき180リンギット、以下R)を申し込みました。

初日、いつもよりゆっくりとセントレアに向かい、チェックインと出国審査の後、両替所で2924円を80Rに両替しました。コタキナバルの両替所は20時で閉まってしまうとの情報があり(実際には22時まで)、空港からホテルへのタクシー代など最低限の現地通貨を用意しておこうと思ったのです。一般的にマイナー通貨の国で両替したほうがレートは良く、日本円よりメジャーな通貨は米ドルとユーロしか存在しません。マレーシア旅行なら、現地で両替するのが基本です。
幸い飛行機はほぼ定刻どおりに飛び、名古屋とソウルではプライオリティパスを使ってラウンジに入りました。翌週プチ講演の予定が入っていたので、その資料を作って時間をつぶしました。私の講演用スライドはこれまで撮りためた1万枚以上の世界各地の写真をバックに使うので、それだけで注目を集める仕組みです。
コタキナバルにも大きな遅延なしに到着し、エアポートタクシー(専用カウンターで前払い、30R)でホテルに向かいました。空港にはATMがあり、夜間も稼動していました。建物の外に出ると、ねっとりとした熱気が全身を包み込み、小洒落たビルの横ではいつ終わるとも知れない工事が延々と続いています。こういうのを見ると、東南アジアに来たという実感が湧いてきます。

2日目、ホテル近くのATMで300Rをおろしてから(手数料込み9888円)、ホテルで朝食(25.5R)を食べました。ここの朝食は値段の割に今一です。
8:15 ガイドがホテルロビーまで迎えに来てくれ、ツアーバスに乗り込みました。この日のツアーは、世界自然遺産にも指定されているキナバル公園と、第二次世界大戦中に日本軍が掘り当てたポーリン温泉を巡るものです。個人でこの2箇所をハシゴするのは困難だったので、ツアーに参加しました。大型バスがほぼ満席になるくらいツアー客がいて、その過半数は中国人で、日本人は私一人でした。ガイドは英語と中国語で説明していました。
最初にキナバル・マーケットに立ち寄りました。ここは民芸品のマーケットであり、近くの展望台からは標高4095メートルのキナバル山を望めます。ゴツゴツとした山肌がむき出しになった、とても雄雄しい山です。
次に世界自然遺産・キナバル公園へ。もっとも今回のツアーでは、山の麓にある自然林のハイキングコースを30分ほど歩くだけです。ミッキーマウスフラワーや脚長クモなど少し珍しいものも見ることができました。
その後、中華料理の店で昼食をとりました。店内には50カ国以上の国旗が飾られているのに日の丸が見当たらず、私はフィリピン人夫婦や白人女性と一緒に、中国人や韓国人の席から少し離れた小さなテーブルに案内されました。そこに作為を感じたのは気のせいでしょうか?
食後、日本軍が掘り当てたポーリン温泉に向かいました。最初にツアー客全員で熱帯雨林の森に張り巡らされた細いつり橋を渡り、それから50分ほどのフリータイムがありました。施設内には複数の温泉施設があり、蛇口からは熱い湯が出ていますが、大きなプールのような場所の水はすっかり冷めていました。私を含むツアー客の何人かは水着着用で温泉(プール?)を楽しみました。
その後、ラフレシアという直径70センチほどもある巨大な赤い花を見てから(希望者のみ、別途30R)、バスで3時間かけてコタキナバルに戻ってきました。到着した時には19時半を廻っていました。
私はホテル近くのショッピングセンターで下ろしてもらい、地下のフードコートでナシゴレン・スペシャル(8.5R)を食べてから、ホテルに帰ってきました。

3日目、ホテル近くにあるカフェテリア形式の店でマレーシア料理の朝食をとりました。調子に乗って取り過ぎたので14.1Rでしたが、10Rでも十分だと思います。
8時半にホテルをチェックアウトし、荷物をフロントに預けました。この日は個人で市内観光をする予定です。最初に王宮ふもとのバスターミナルでミニバス(1R)に乗り、リカス・スクエアに近い海岸沿いの道で降ろしてもらい、そこから徒歩でコタキナバル・ウェットランド(15R)に向かいました。ここは市内からほど近くにあるマングローブの原生林です。水の上にドーム上の根を張り巡らし、そこから直立する幹が無数にそびえ立っていました。つい数週間前に西表島でマングローブの原生林を見たばかりですが、あちらは大勢で船に乗って巡るのに対して、こちらは遊歩道をほぼ貸切状態です。気分よく散歩していたところ、遊歩道から尻を突き出して大便をしている男性客を見てしまいました。ここでは入場時に住所氏名を名簿に書くことになっていたので、出る際にもう一度確認したところ、私以外に中国人男性客が一人だけ入場していました。ああ、やっぱり……。いつもながら中国人の民度には呆れます。
帰りは再び海岸沿いの道まで歩き、そこでバス(2R)に乗って元のバスステーションに帰ってきました。途中、カラムンシン・コンプレックスというショッピングセンターに立ち寄り、地下のフードコートで牛肉とコーヤをご飯にぶっかけた料理(7R)を頼んで昼食を済ませ、徒歩でサバ州立博物館(15R)に向かいました。
ここにはサバ州の動物、歴史、文化に関する展示物がありますが、鯨の実物大の骨格模型が一番目を引きます。また屋外には昔の集落を再現した場所もあり、風通しの良い昔の家屋で寝転がってみると意外と快適でした。施設内に併設されているイスラム博物館にも立ち寄りましたが、クアラルンプールのマレーシア・イスラム博物館と比べると、どうしても見劣りしてしまいます。
本当はその後、サバ州立モスクにも足を伸ばす予定だったのですが、暑さでダウンしてしまったので、残り時間は市内のショッピングセンターでつぶすことにしました。「地球の歩き方 マレーシア・ブルネイ12~13」に載っているハコッド・オアシスという店に行き、フィッシュ・スパ(ドクターフィッシュが足の角質を食べてくれる)を試そうとしましたが、”not available”とのこと。仕方なく、別の店でフットマッサージ(1時間42R)をしてもらいました。
その後ショッピングセンター内を散策して時間をつぶし、前日と同じ店でナシゴレン・シーフード(7R)を食べてからホテルで荷物を引き払い、王宮ふもとのバスターミナルを19時に出発する空港バス(T1まで30分、5R)に乗りました。空港にはフライトの5時間半前についてしまいましたが、市内でこれ以上やりたいこともなかったので仕方ありません。
2210にチェックインが始まり、出国審査を済ませた後、プライオリティパスでラウンジに入ってシャワーを利用しました。ここのシャワーは一つしかないので早い者勝ちです。コタキナバルでは空港ですらまともなトイレに遭遇できなかったのですが、さすがにここのシャワールームはきれいに掃除されていました(マレーシアではトイレットペーパーの代わりにホースを使うので、便座や床がよく分からない水で濡れています)。

4日目の朝にソウルに着き、一度入国してからMMのチェックインを済ませ、ラウンジに立ち寄りました。ここで飲食を済ませておけば、LCCの機内では寝ているだけで済むという算段です。なお、もしここでソウル到着が遅れたらMM便に乗り継げず、購入したチケットが無駄になってしまいます。だからと言ってMMの午後便にすると、ラウンジにも入れないまま中途半端な時間をつぶさなければいけません。これまでのOZ758便の遅延データを踏まえ、99%大丈夫と踏んでMM002便を選びました。当初はセントレア行きのエアアジア便を期待していたのですが、撤退してしまったので仕方ありません。
関空には定刻どおり到着し、ラピートβ(MM機内で1000円)と近鉄特急(デラックスシート、金券ショップで3600円)を乗り継いで名古屋に帰ってきました。
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