福岡旅行記(16年11月):The 旅行道:So-netブログ
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福岡旅行記(16年11月) [国内旅行記]

今回、ふっこう割を用いて福岡に行ってきました。9月までのふっこう割では、福岡県が一番早く売り切れていたので、倍率の高さを見越して10月以降の申し込み開始直後にANAのホームページから申し込みました。
・ANA3831 NGO 0800 FUK 0935 (NGOは名古屋、FUKは福岡)
・ANA3834 FUK 1510 NGO 1625
・ヒルトン福岡シーホークの朝食付、滞在中1回夕食付プラン1泊(つまり1泊2食付)
以上のパッケージで30400円ですが、ふっこう割クーポン12000円を使ったので、支払額は18400円でした。
また楽天トラベルで、福岡市内(バジェットレンタカー呉服町店)貸出で24時間1000円のレンタカーを予約しました。

旅行初日、自宅近くのすき家で卵かけごはんの朝食を食べてからセントレアに向かいました。余談ですが、かつてイギリス旅行中に旨味欠乏症になり、帰国翌日にすき家で卵かけごはんを食べた際、だし醤油の旨さに感動しました。まさに砂漠の真ん中で口渇に苦しんだ末、水にありついた気分です。その後、何度食べてもあの時の感動は味わえないのですが、刷り込みが強烈だったせいか、時々ここの卵かけごはんが恋しくなります。
福岡空港には定刻通り到着し、そこから地下鉄で博多駅(260円)へ。どうも福岡の地下鉄は割高に感じます。駅西の地下にある一蘭という店でラーメン(790円)を食べ、そこから徒歩でレンタカーの店舗に向かいました。まずは下道を50分ほどドライブして太宰府天満宮へ。私が車を停めたのは、個人経営の3時間まで400円の駐車場でしたが、場所によって値段はまちまちです。大宰府の境内では中国語のオンパレードで、たまに韓国語や英語も聞こえてきました。私が見ていた限りでは、二礼二拍手一礼をしている外国人はいませんでした。しかし私も海外で教会やモスクに立ち寄った際にお祈りをする訳ではないので、お互いさまでしょう。
大宰府天満宮での参拝を済ませ、そこから徒歩圏内にある九州国立博物館(420円)に向かいました。ここには通常のハイビジョンの16倍ものドット数を誇るスーパーハイビジョンシアターがあり、博物館の展示品を細部までくっきりと眺めることができます。およそ15分の上映で、それを見てから収蔵品を見て回りました。やはり九州地方の展示がメインですが、アイヌ、朝鮮半島、中国、東南アジアからはてはガンダーラまで幅広い収蔵品があり、私は作品を見て国名を当てるゲームを一人で楽しんでいました。
国立博物館を駆け足で(80分ほどで)見てまわり、次に佐賀県の吉野ヶ里歴史公園(駐車場310円、大人420円)に向かいました。ここは弥生時代の集落の跡地で、その遺構の上に当時の建物を再現した場所です。南にある一般人の集落には同じような竪穴式住居がいくつも並んでいるだけでしたが、北にある支配者の居住地域に行くと物見やぐらや立派な祭壇、歴代王の墓など見ごたえのある展示があります。王や大人(有力者)の住居には、当時の様子を再現したマネキン人形もありました。
ここの説明には、九州の稲作は朝鮮半島から伝わったと書かれていましたが、やはりこれには違和感があります。北方から陸路で伝わったとするなら、その経路であったはずの中国東北地方では寒冷に強い品種が作り出された近世まで稲作が行われていなかったことをどう説明するのでしょう?
釜山の博物館では日本より1500年ほど早く稲作が始まったとする一方で、(集団で稲作をすれば必然的に生まれる)村や支配者が現れ始めたのは日本の弥生時代以降だと紹介されていました。日本ではもう少し早く村や支配者が現れています。また吉野ヶ里遺跡からは、奄美大島以南でしか採れないゴホウラという貝が見つかっています。沖縄に稲作が伝わったのは九州よりはるかに遅く、中国東北地方で稲作が始まったのは近世です。さあ、これらを踏まえて稲作の伝播経路にはどのようなものが考えられますか? 韓国人が自分の願望に沿った嘘をつく(根拠のない願望を真実だと思い込む)民族だということも考慮してください。
話が横にそれました。吉野ヶ里遺跡をざっと見終えると、時刻は16時半でした。そこから山道を超えて福岡側に抜け、18時過ぎにホテルにチェックインをしました。ソフトバンクの本拠地、ヤフードームの隣にある建物です。宿泊プランについていたロビー階のディナーブッフェに行き、食後、ヤフードーム周辺を散策しました。ここでも相変わらず中国語が飛び交っており、コンビニの隣にはいかにも中国人御用達という風情のドラッグストアがありました。

2日目、ガラス張りの天井から朝日が差し込むホテルレストランで朝食をとり、9時に出発。最初にシーサイドももち海浜公園に向かいました。やはりここでも中国語からは逃れられませんが、砂浜を散策しながら福岡タワーを見上げることができます。ただし残念ながらレンタカーの返却時間が迫っていたので、タワーに上ることはあきらめて、車を返却。そこから博多駅に向かう途中にある東長寺に立ち寄りました。ここは唐から帰国した空海が日本で最初に建てた寺で、五重塔や福岡大物などの見どころもあります。大仏の下には死後の世界や地獄が描かれた絵画があり、その後真っ暗な闇の中を歩いていくと丸い取手に触れます。これに触ると極楽浄土に行けるとの言い伝えがありますが、そもそも建立されたのは昭和後期であり、長野の善光寺を真似……ゲフン、ゲフン。ちなみに拝観料はありません。
そこから博多駅を経由して、先日道路が崩落した「はかた駅前通り」に向かいました。たしかに写真で見た巨大な穴が完全に埋まっています。当初は事故現場に面したセブンイレブンで何か買うつもりでしたが、残念ながら工事中で閉店になっていました。代わりに道向かいにあるカフェベローチェに入り、ブレンドコーヒー(200円)を注文しました。
その後キャナルシティ―(複合商業施設)に向かい、地下にある一蘭で九州限定メニューの釜だれとんこつラーメン(890円)を食べ、正午から始まる音楽と噴水のショーを見ました。釜だれとんこつラーメンとは、チャーシューの煮汁をラーメンのスープに活かしたもので、普通の一蘭ラーメンより濃厚な旨味がありました。博多ラーメンとして有名な地域だけあって、キャナルシティ―の5階にはラーメンスタジアムがありますし、博多駅にも博多めん街道というラーメン店が集まるエリアがあります。
それらを覗いてから地下鉄で福岡空港に向かい、カードラウンジに立ち寄ってから搭乗。セントレアに定刻通り到着しました。
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