旭川旅行記(17年9~10月):The 旅行道:So-netブログ
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旭川旅行記(17年9~10月) [国内旅行記]

新千歳空港経由で旭川に行ってきました。
5月にジェットスターのホームページで下記航空券を購入しました。
DAY1 GK181 NGO 0710 CTS 0855
DAY3 GK186 CTS 1650 NGO 1840(NGOは名古屋、CTSは新千歳)
座席指定料、支払手数料込みで総額15960円です。
また楽天トラベルでホテルクレッセント札幌(朝食、最上階大浴場、駐車料金込み2泊で10700円)を予約しました。
当初は札幌から旭川まで旭山動物園きっぷ(6130円)か、ふらの・びえいフリーきっぷ(6500円)を使う予定でしたが、9月上旬に楽天のキャンペーンで新千歳空港貸し出し・返却のレンタカーを格安(割引クーポン利用、3日間2200円)で申し込めたので、そちらに変更しました。
初日の朝は早いため、前日のうちにWEBチェックインを済ませ、搭乗券をプリントアウトしておきました。


旅行初日、自宅近くのすき家で朝食をとってから、始発電車でセントレアへ。
新千歳空港に到着後、送迎車で店舗に向かい、0920過ぎに出発。まずは滝川市にある松尾ジンギスカン本店に向かいました。ここは札幌市内や新千歳空港のフードコートなど多くの店舗を持つチェーン店の本店で、一度来てみたかったのです。1130に到着し、平日限定の2種食べ比べランチ(マトンと極上ラム100gずつ、ごはん、みそ汁、漬物、サラダ付きで1280円)を食べました。私の貧乏な舌には野性味あふれる安いマトンで十分なようです。
次に滝川市美術自然史館(620円)へ。ここにはティラノサウルスやマンモスやタキカワカイギュウ(滝川海牛)の化石のレプリカがあり、それなりに迫力があります。平日昼間に片田舎の割高な博物館に来たため、最初から最後まで客は私一人でした。
1230に滝川市を後にして、1340に中富良野町営ラベンダー園(入場無料)に到着。すでにオフシーズンのため売店やリフトは営業していませんが、帯状に植えられたケイトウ、マリーゴールド、サルビアが花を咲かせ、色鮮やかなコントラストを見せていました。
次に富良野周辺のラベンダー畑の中でも一番有名なファーム富田(入場無料)に向かいました。ここの隣には町営の無料駐車場と、とみたメロンハウスという店があります。名前からしてファーム富田の系列かと思ったのですが、別物でした。「とみたメロンハウスで購入したものをファーム富田に持ち込まないでください」という掲示があり、ガイドマップにも「この場所にある商業施設はファーム富田とは関係ありません」と書かれていました。そうとは知らず、とみたメロンハウスで赤メロンパンとふらの牛乳(370円)を買ってしまいました。いや、メロンパンは外がカリカリで中はしっとり甘く、牛乳はタンパク質たっぷりで、味そのものには満足したのですよ。でもファーム富田が入場無料のため、何か購入するならそちらで、と思っていたのです。なお、ファーム富田のラベンダーはすでに単なる観葉植物になっており、別の畑ではラベンダー以外の花が帯状に植えられて色鮮やかなコントラストを見せていました。
そこからさらに北上し、上富良野の日の出公園ラベンダー園(入場無料、あたり一面に植えられた観葉植物を丘の上から見渡せます)とフラワーランド上富良野(入場無料、こちらには別の花が帯状に植えられており色鮮やかなコントラストを楽しめました)をハシゴしてから、今度は南下して、1640に富良野駅そばにある唯我独尊というカレー店に入りました。
ここの一押しは自家製ソーセージカレー(1150円)ですが、富良野で有名なのはオムカレーです。私はオムカレー(1150円)を頼みました。半熟のオムレツにチーズがからんでおり、この店のスパイシーなカレールーとよく合います。この店ではカレールーのおかわりができますが、その時に「ルールルルー」と言わないといけません。「北の町から」に出てきたキタキツネを呼ぶときの有名なセリフが、富良野でルーをおかわりするときの合言葉になっているのです。ここのルーはサラサラとしてあまり腹にたまらないので、飲み物感覚でおかわりできました。
言い伝えでは、釈迦は生まれてすぐに七歩歩き、右手は天を指し、左手は地面を指して「天上天下唯我独尊」と言ったそうで、店名はそこから取っています。言葉の意味は、スマップの「世界に一つだけの花」に出てくる「もともと特別なオンリーワン」と大体同じです。余談ですが、6年間の苦行の末、苦行だけでは悟りを開けないと悟った釈迦は、近くの村娘から乳製品をもらいました。その村娘の名がスジャータで、その時の釈迦の言葉がサルピス(サンスクリット語で、美味しい)でした。カルピスはそこからの造語です。
というわけで、唯我独尊でサルピスなルールルルーを飲みました。うん、我ながら意味不明です。
この後、旭川市内のホテルに向かい、チェックインしました。

2日目、朝7時にホテルで朝食をとり、8時前に出発しました。まずは前日素通りした美瑛に向かい、ピラミッド型の展望台がある北西の丘展望公園(入場無料)へ。ここでは2~3か月前までラベンダーが咲いていた観葉植物がありました。そのすぐそばには、かつてスカイラインのCMに使われたケンとメリーの木(道路沿いにあり、当然無料)があります。草原にそびえる一本の木は、CMのエピソードを知らなくてもちょっと写真を撮りたくなるくらい絵になります。さらに少し移動すると、ぜるぶの丘(入場無料、200円寄付募集)があり、色とりどりの花が咲いていました。
そこから旭山動物園(820円)に向かい、10時に東門の無料駐車場に到着しました。途中、1日500円の有料駐車場がたくさん待ち構えていますが、ここではスルースキルが問われます。旭山動物園は行動展示(動物を自然に近い形で飼育し、自然に近い動きを展示する)の元祖ですが、これは動物と観客の双方を信頼し、両社の距離をできるだけ縮めることでなりたっています。
途中、中央食堂で半熟卵と鶏ザンギ(唐揚げ)カレーライス(700円)を食べ、ゆっくり見学して所要4時間半でした。
まだ早かったのですが、その日の予定を終えたのでホテルに戻りました。
少し休憩してから徒歩で出かけ、旭川駅裏手にあるあさひかわ北彩都ガーデン(入場無料)でサッポロクラシック缶ビールを飲みながら沈む夕日を眺め、地元のグルメガイドに載っていた天金というラーメン屋で正油ラーメン(700円)を食べてから、再びホテルに戻りました。

3日目、ホテルで朝食をとり、8時にチェックアウト。富良野にある、かんのファーム(入場無料)、夕張市の東隣にあるシューバロ湖、夕張駅に立ち寄りながら、空港近くにある千歳水族館を目指しました。
シューバロ湖はダムによってできた人造湖のようで、そのほとりには閉校になった小中学校、高校の記念碑が立っており、道路が湖の中へと伸びており、湖に沈んだ鉄橋の上半分が顔を出し、陸上と同じ木々が水中から生えていました。哀愁漂う景観です。
夕張駅にも同じ情緒を期待して行ったところ、駅舎そのものはひなびた雰囲気で、単線の終着地となる無人駅でしたが、その背後に立派なリゾートホテルが建っていました。言わば哀愁とレジャーを足して2で割った雰囲気で、求めていたものとは違いました。
千歳水族館についたのは正午過ぎですが、駐車場が満車でした。空港の近くで時間をつぶそうと思っていただけで、どうしても行きたい場所ではなかったので、さっさとレンタカーを返却して空港に向かいました。満タンにすると30.06リッターで3824円でした。これにレンタカー代金2200円を足した6024円が今回現地で使った交通費の総額です。500キロ以上の距離を自分のペースで移動でき、当初鉄道の旅で組んでいたプランより安く、はるかに多くの場所に訪れることができました。
新千歳空港では松尾ジンギスカンフードコート店でジンギスカン定食(1000円)を食べ、カードラウンジで時間をつぶしました。
そして定刻通りセントレアに帰ってきました。
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