ソウル旅行記(19年9月):The 旅行道:So-netブログ
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ソウル旅行記(19年9月) [海外旅行記]

3年以上ぶりにソウルに行ってきました。一時期はあちこちのマイル口座に少数のマイルがたまる度にソウルに行っていたこともあり、これで通算28回目です。ソウルでの一番の観光資源は板門店だと思いますが、それを含めて主だった観光地にはだいたい行きつくしています。なお韓国の犯罪率は日本よりかなり高く、最近では反日感情も高まっているので、旅行には十分注意する必要があります。

2011年の日本の警察白書と韓国最高検察庁犯罪統計より
10万人当たり件数
殺人  日本0.82  韓国2.55
強盗  日本2.87  韓国8.89
暴行  日本22.87 韓国221.82
傷害  日本20.21 韓国143.28
放火  日本0.85  韓国7.06
窃盗  日本132.23 韓国542.52
強姦  日本0.92  韓国39.46
横領  日本1.31  韓国52.10

今年4月、Surprice が全航空券3000円引きのキャンペーンをしていたので、下記航空券を購入しました。航空券本体は実質6000円で、そこに空港税や出国税が上乗せされて総額12330円です。実は Surprice のホームページで直接検索・購入すると発券手数料が上乗せされたのですが、スカイスキャナの検索結果から Surprice のホームページに飛んでくるとなぜか免除されました。
DAY1 TW238 NGO 1935 ICN 2130
DAY4 TW237 ICN 0655 NGO 0845
しかし昨今の日韓間の旅行客減少のあおりを受け、出発の7日前に帰国便が運休になりました。
そこで帰国便を下記の通り変更してもらいました(無料)。
DAY3 TW239 ICN 1340 NGO 1530
ホテルは Booking.com で明洞駅から近いゲリムゲストハウス(バストイレ付きシングル、2泊素泊まりで5594円)を予約しました
今回はまわりからも「なぜこの時期に韓国?」と不思議がられたのですが、外務省のホームページに危険情報として掲載されている日本大使館前の慰安婦像に参拝したかったのです。実際にはアメリカ軍のジープにはねられた少女の像を流用したものですが、今ではなぜか韓国の国教である反日教のご本尊になっています。この像に祈りを捧げれば、当時の慰安婦のように警察官の初任給の7倍という高給を稼げるようになるかもしれません。現在の警察官の初年度年収は300~350万とのことなので、現在で言えば年収2000万越えの高給取りです。実際に慰安婦の証言を読んでも、極貧で生活に困って慰安婦になったはずなのに、2年後には近所の子供の学費をぽんと出してやれるくらい金回りがよくなっていたりします。
本当は平昌オリンピックで有名になったモルゲッソヨ像も見に行きたかったのですが、会場行きのシャトルバスが運休になっていたので、アクセスのハードルが極めて高く、断念しました。
なお今回は短期旅行ということもあり、小さなバックパック一つに荷物をまとめました。大きな荷物を持ち歩くことで旅行者(日本人)だとばれるのを避け、地元民に紛れ込みたかったからです。持っていくパソコンはマウスコンピューターのWN892。これは本体が小さく、USBで充電可能な端末です。中国のアリババで買ったタイプC(韓国、欧州用)のUSB充電器と併用することでかなり体積を減らせます。

そして旅行初日、当直明けなので昼過ぎに家に帰ってきました。実は私が内科当直医表を作っているので、役得で自分が当直をしたい日に当直できるのです。
フライト時間に合わせてセントレアに向かい、プライオリティパスでラウンジに入って夕食をとりました。今回はLCCなので機内サービスはありませんが、あらかじめラウンジで飲食をしておけば全く苦になりません。機内には体感で2~3割の空席があり、乗客の6割が日本人、2割が韓国人、残り2割がそれ以外の外国人でした。
ソウルの仁川国際空港には定刻より15分ほど早く到着し、入国審査の列に30分ほど並びました。その後、空港列車(4250ウォン、以下W)と地下鉄(1350W)を乗り継いで明洞駅に向かい、駅から徒歩1~2分のところにある宿にチェックインしました。安宿なのでトイレにトイレットペーパーを流すことはできませんが、中国などで慣れているのであまり苦になりません。

2日目、少しゆっくり寝て0750に出発。明洞にあるシンソン・ソルロンタンという店でソルロンタン(8000W)を食べました。ここは日本人御用達と言っても良い店で、中国人の姿はあまり見かけません。以前はこの時間に来たら店の前に長い行列ができていたのですが、この日はすんなりと入ることができました。
手持ちのWが少なくなっていたので、近くの店で5000円→55200Wに両替してから、地下鉄(1350W)で安国駅へ。ここから景福宮に歩いていく途中、日本大使館裏手の少しわきに逸れた場所に慰安婦像があります。すぐ隣には親衛隊の人が寝泊まりするテントがあり、警察官2人の姿もありました。さすがは反日教のご本尊だけあって、「NO Japan」という日本製品不買運動のステッカーを貼ったお召し物をまとっておられます。すぐ後ろには安倍さんとトランプさんの写真にハングルで何か書かれたポスターがありました。ここに参拝した韓国人は、後先考えず怒りのまま行動する愛国義士になること請け合いです。あまりに神々しかったので二礼二拍手一礼をしてやろうかと思ったのですが、私のような異教徒が余計なことをして、信者の皆さんの怒りを買うと面倒なのでやめました。なお、先月くらいに韓国人が慰安婦像にむかって日本語でののしる事件がありました。日本ヘイトを引き起こすための自作自演ですが、このような行為で慰安婦像の安寧を損ねなければ、写真撮影は自由にできます。慰安婦像が日本大使館の安寧を損ねていることはまた別の問題ですが。
……なんだかもう、これだけで今回の韓国旅行はお腹いっぱいです。
一応近くまで来たので景福宮(3000W)と民族博物館(無料)を見て回り、途中、精進屋という店でヘジャンクク(牛の血液ゼリーが入ったスープ、10000W)を食べてから、徒歩でロッテデパートまで戻ってきました。
ここの免税店は私の定点観測ポイントです。売り場面積は3年前の2倍以上に拡張されており、中国人の姿を数多く見かけました。一方で日本人はほとんどいません。今どきはブランド物をここで買うよりアマゾンか楽天で買った方が安いことも多いので、当然といえば当然でしょう。
その後、地下鉄(1450W)で蚕室に向かいました。ここには高さ555メートルを誇るロッテワールドタワーがあります。土台の建築を始めてから高さを高くするという韓国のケンチャナヨ精神で建てられた建物なので、いずれ崩壊するかもしれませんが、一度完成した姿を見ておきたいと思いました。この日は風が強かったので、揺れがひどい上層階のスカイデッキ(27000W)は入場できず、3年前に水槽が水漏れしたため営業を休止していた水族館(31000W)はオープンしていました。私はショッピングモールを適当に散策してから、地下鉄(1450W)でロッテデパート近くの乙支路入口駅に戻ってきました。
そして近くにある行きつけの店でスンデ(4000W)を食べてから、明洞を散策し、宿に戻ってきました。なお、この日は風が強く、明洞の一角で巨大な看板が2階から崩落する事故がありました。真下にいたら確実に死んでいたくらいの事故です。ユニクロは日本製品不買運動のあおりを食ってか、閑散としていました。コンビニにもいくつか立ち寄ったのですが、4割くらいの店では日本製ビールが撤去されていました。

3日目、この日も少しゆっくり寝て、0750にチェックアウト。前日と同じ店でソルロンタン(8000W)を食べ、隣の明洞大聖堂をのぞいてから、徒歩でソウル駅に向かいました。ソウルの旧駅舎は日本統治時代に建てられたものですが、その前には1912年に朝鮮総督に爆弾を投げつけたカン・ウギョの像があります。れっきとしたテロリストの像ですが、韓国では愛国義士としてあがめられています。私はテロリストを「自らの理想とする社会を作るために人を殺そうとする人」と定義していますが、これに従えばウサマ・ビン・ラディンもカン・ウギョもテロリストです。「自分の中でこの人は殺しても良い人、この人はダメな人」という勝手な線引きは許されません。逆にカン・ウギョを英雄とするなら、ウサマ・ビン・ラディンも英雄であるべきですが、韓国人は本当にそれでよいのでしょうか?
だとすれば絶対に日本人とは分かり合えない、関わってはならない相手ということになります。
その後、空港鉄道(4250W、所要61分)でインチョン国際空港に向かい、自動チェックイン機でチェックインを済ませ、プライオリティパスでマティーナ・ラウンジに入りました。ここはシェラトンウォーカーヒルが経営するラウンジで、プライオリティパスで入れるラウンジの中では最も飲食が充実しています。以前は座席数が少なくてあまりゆっくりできない場所だったのですが、改装されて座席数が増えていました。プルコギはここで無料で食べればよいので、ここ何年かは韓国入国中にプルコギを注文したことはありません。
帰りの機内は減便の影響もあってほぼ満席で、その大半が日本人でした。そして定刻通りセントレアに到着しました。

今回の旅行中に使ったのは上記交通費(15450W)と食費(30000W)の他に、ミネラルウォーターと韓国焼酎(合計6800W)で総額52250Wです。一方、今回の旅行中に5000円を55200Wに両替しているので、5000円でお釣りが来た計算です。
これに航空券12330円、宿泊費5594円を足して、22924円が今回出国してから帰国するまでの旅費の総額です。
なお今回の旅行中に、元駐韓国日本大使の著書である「韓国人に生まれなくてよかった」を読んだのですが、私自身もそれなりに知韓派なので、かなりの部分は知っている内容でした。
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