静岡・山梨旅行記(20年7月):The 旅行道:So-netブログ
SSブログ

静岡・山梨旅行記(20年7月) [国内旅行記]

今回はもともと、7月22日から青春18きっぷ(5日分で12050円)で富士・湘南をめぐるプランを立て、富士市内のホテルを2泊予約していました。しかし直前になって首都圏を中心にコロナ禍が勢いを増し、いかにも「ウェーイ」な夏の湘南に近づくのはためらわれる事態になってきました。
そんな矢先、じゃらんで「ふるさとお得【山梨県甲府市】14000円分クーポン」が配られていたので、旅行先をそちらに変更しました。これは甲府市内のホテルで2万円以上の予約をすると利用できるクーポンです。私はホテルクラウンヒルズ甲府で、朝食と3000円分のクオカードがついたプランを2泊予約しました(総額20746円)。ここから14000円が差し引かれ、実際の支払額は6746円です。さらに2泊で6000円分のクオカードがついてくるので、実質的には2泊朝食付きで746円になりました。
ただ、昨年の夏も青春18きっぷで甲府旅行をしたので、今回はそれとは異なるコースをめぐる予定です。
https://ryokodo.blog.ss-blog.jp/2019-08-19

旅行初日、青春18きっぷを使って下記の通り移動しました。
名古屋0730―0830豊橋0841―0915浜松0929-1041静岡1153―1307熱海1557―1637富士1650―1708富士宮1856―2138甲府
途中、静岡では駅構内にある店で牛すじ豆豊定食(850円)を食べました。清水のソウルフード、もつカレーに近い料理を期待していたのですが、醤油ベースで牛すじと豆腐を煮込んだ料理でした。
熱海では湯宿一番地という2つの源泉を持つ温浴施設に入りました。通常1400円ですが、ニフティ温泉のサイトでクーポンをダウンロードすると1200円です。その後、温泉プリンの店を見つけ、マンゴー味(400円)を食べてみました。実は熱海に立ち寄るのは初めてですが、これで今後は行ったことがあると言えそうです。ただ、すべてが観光地料金で、個人的には何度もリピートしたい場所ではありません。
富士宮では世界遺産の富士山本宮浅間大社に参拝し、水曜夕方に営業していた富士宮焼きそば専門店の大阪屋で、肉そば(600円)を食べました。
その後、夜のローカル電車に乗って甲府駅を目指したのですが、雨のため電車が常長駅で立ち往生してしまいました。どうもこの路線は極端に雨に弱いようです。結局、甲府駅に到着したのは翌日0125でしたが、何とか無事チェックインできました。


2日目、0630過ぎからホテルで朝食をとり、青春18きっぷを使って下記の通り移動しました。
甲府0816―0902小渕沢0919―0953野辺山1010―1024甲斐大泉1216―1231小渕沢1308―1347甲府1352―1359石和温泉1405―(富士急行・富士山駅行250円)―1415山梨県立博物館1620―(富士急行・甲府駅行250円)―1631石和温泉1700―1706山梨市1819―1944高尾2000-2044大月2048―2146甲府
野辺山駅はJRで一番標高の高い駅です。一度訪れてみたかったので、立ち寄って近隣を散策しました。
次に訪れた甲斐大泉駅の近くには、甲斐大泉温泉パノラマの湯(830円)という温浴施設があります。ここには富士山を眺望できる大きな露天風呂があるのですが、この日はあいにく曇り空でした。
途中、小淵沢の駅構内で天玉そばを食べ(490円、ちなみにここの看板メニュー山賊そばは売り切れでした)、そこからさらにJRと富士急行バス(250円)を乗り継いで山梨県立博物館(市内ホテル宿泊で420円)へ。ここでは山梨の歴史、文化、地理などを広範に把握できました。
甲府市駅ではお食事処・歩成本店で黄金ほうとう(1320円)を注文。ここはほうとうの有名店だそうです。
高尾駅は中央線で甲府方面から東に向かい、東京都内にある最初の駅です。青春18きっぷで東京都まで行ったという実績が欲しくて、車内での読書がてら足を延ばしました。ちなみに一つ手前の相模湖駅は神奈川県です。ここでも一瞬だけ電車から降りてみました。

3日目、0630からホテルで朝食をとり、青春18きっぷを使って下記の通り移動しました。
甲府0749―0935松本1030―1126奈良井1332―1516中津川1520―1635名古屋
松本城に行ってみると、60分待ちとのことでした。この城は階段が狭いので、人の流れが悪くなり、いつもこのくらいの待ち時間です。私は去年も来ましたし、今回は乗り継ぎのため短時間立ち寄っただけなので、外から写真を撮って終わりにしました。
奈良井は中山道最大の宿場町だそうで、何百メートルにもわたって昔の街並みが続いていました。ちょうど昼食時でしたが、このような観光地では得てして、ごく普通の食事が割高に設定されています。うどん定食(900円)で手早く胃袋を満たし、楢川歴史民俗資料館(300円)、問屋資料館(300円)、二百地蔵尊に立ち寄りました。
その後、中津川で乗り継ぎ、夕食前に家に買ってきました。


以上、今回の旅行で普通に乗車券を買ったら、いくらになったのか計算してみました。JRのルールで、100キロ以上の切符は途中下車が可能になり、有効期間も2日に伸びます。しかし同じ区間の折り返しはできません。すると名古屋―熱海(4840円)、熱海―野辺山(3740円)、野辺山―高尾(2640円)、高雄-松本(3410円)、松本―名古屋(3410円)の切符を買うことになり、総額で18040円になりました。青春18きっぷは5日分で12050円ですから、残り2日分を残して十分に元を取った計算になります。
私が青春18きっぷを使うのはこれで4シーズン目ですが、最近自分なりに使い方が分かってきました。
今回はコロナ禍の影響で座席確保に困らないくらいの乗車率でしたが、本来ならこの時期、18きっぷのユーザーが快速電車に群がり、乗り継ぎの良い電車では我先にと席取りに走るものです。もし幹線で座席確保が難しい場合、数分で接続する乗り継ぎをやり過ごし、少し休憩時間を挟んで次の電車に乗ると、席の確保もしやすくなります。
一方、田舎のローカル線では1~2時間に1本しか電車が走っていないことも多々あります。その駅での所要時間と次の電車までの時間のミスマッチが起きると、暇を持て余したり、逆に観光時間を十分に取れなかったりします。そのためフレキシブルな発想で、観光の順番を変えてでもミスマッチの少ない乗り継ぎを探す必要があります。個人的には、この試行錯誤はパズルを解く楽しさに通じるものがあると思っていますし、良いプランを作れたらつい実践してみたくなります。
なお車内での時間は、車窓からの景色を楽しみ、まわりの人間ウォッチングや読書をする時間だと割り切っています。下調べや車内での時間、旅行計画のフレキシブルさを楽しめるなら、青春18きっぷは魅力的な商品になるでしょう。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。