宮崎旅行記(20年7月):The 旅行道:So-netブログ
SSブログ

宮崎旅行記(20年7月) [国内旅行記]

皆さんご存知のように、昨年5月まで泉佐野市が総務省の勧告を振り切り、ふるさと納税で豪華な返礼品を用意していました。私はそれを見て、
「な~に~、やっちまったな!」
「男は黙って」
「納税」
「男は黙って」
「納税」
と国民の義務を果たしていたら、いつの間にか大量のピーチポイントが貯まってしまいました。
そんなわけで、今回は関空からピーチに乗って宮崎に行ってきました。
DAY1 MM189 KIX 1405 KMI 1515
DAY3 MM190 KMI 1555 KIX 1700
MM、KIX、KMIはそれぞれピーチ、関空、宮崎です。誰もが旅行意欲をなくしていた3月末にポチったので、往復総額6986円という破格値で購入できました。もちろん支払いはピーチポイントです。
また楽天トラベルで、スーパーホテル天然温泉たかちほの湯(2泊朝食付き、駐車場代別で6700円→楽天クーポンを使って6400円)とレンタカー(48時間で2000円)を申し込みました。
大阪までは、金券ショップで購入した今月末まで有効な近鉄株主乗車券(1200円×2)と近鉄特急のWEB予約(行きはアーバンライナー1630円、帰りはひのとり2130円)の組み合わせです。ちなみに7月12日まで、近鉄特急をWEB予約すると20~50%のポイントが付与されるキャンペーンが行われています。


旅行初日、近鉄名古屋駅を0800に出発するアーバンライナーで大阪難波に向かいました。なんば駅周辺を少し散策してから、南海電鉄に乗り換え(930円)、関空では昼食をとってからカードラウンジに立ち寄りました。実はこれまでラウンジ用カードとしてMUFGプラチナ・アメックスカードを持っていたのですが、コロナ禍の影響でしばらくは海外旅行できなくなり、プライオリティパスも必要なくなると考えたので、たまたまその時期に初年度年会費無料でインビテーションの来たJR髙島屋ゴールドカードに乗り換えました。
ターミナル1に来たついでに国際線出発フロアを覗いてみると、見事にすべてのカウンターが閉鎖され、人の姿もほとんど見かけません。頭では分かっていたのですが、いざ目の当たりにするとインパクトのある光景でした。バスでターミナル2に移動し、チェックインと保安検査(体温測定あり)を済ませて搭乗すると、搭乗率は5~6割といった感じです。
宮崎空港到着後、レンタカーに乗ってまずは宮崎神宮へ。ここは、初代神武天皇を祀るためにその孫にあたる人物が建立したそうです。雨が降り、人影はほとんどなく、杜の中にかすむ本殿はなかなか神秘的な光景でした。その後立ち寄った平和台公園、はにわ園にも人影はなく、はにわが置かれた遊歩道を歩いていくとジブリアニメの世界感を彷彿とさせます。
そこからホテル提携駐車場(1泊700円)に向かい、一度ホテルにチェックインしてから再出発。実はここから徒歩圏内に、タルタルソースをかけたチキン南蛮発祥の店があるのです。デパート裏手の細い路地にある「おぐら本店」という店で、チキン南蛮ライス付き(1050円)を食べました。以前来た時は2階席まで満席だったのですが、この日は1階席にも空席が目立ちました。
食後、宮崎駅に立ち寄ってからホテルに戻り、併設の天然温泉に入りました。泉質は割とヌルヌルしています。

2日目は県西部をめぐる予定です。
0630からホテルで朝食をとりました。ここのメニューには宮崎の郷土料理、冷や汁もあります。
0730過ぎにホテルを出発し、まずは霧島神社へ。到着直前に高千穂牧場という施設を見つけ、立ち寄ってみましたが、生憎の雨とコロナ禍のせいで客は私一人です。牛や馬、羊たちは牧舎に引きこもっており、あたりは霞んで何も見えません。結局、売店で牛乳を買って飲むだけになってしまいました。
次に訪れた霧島神社は、神武天皇の曽祖父に当たるニニギノミコトを祀った場所です。山の斜面に沿って森の中にそびえ、朱塗りの本殿を見上げる形で参拝しました。ここには樹齢800年の杉の祖、国歌にも出てくるさざれ石(そういう種類の石です)、そして木彫りのアマビエ像があります。
そこから高千穂河原(駐車場500円)に向かい、ビジターセンターで高千穂峰の山頂にあるという天の逆鉾について学習し、かつて霧島神社が存在した古宮址を散策しました。この古宮址では神々の姿を見たという人もあり、有名なパワースポットらしいのですが、霊感のまったくない私は何も感じません。なお霧島神社が古宮址から現在の場所に移されたきっかけは、火山の噴火による消失だそうです。また名前が紛らわしいのですが、鹿児島県霧島市にある高千穂峰は、宮崎県北部にある高千穂峡から遠く離れています。
その次は宮崎県都城市にある東霧島神社へ。ここの祭神は天照大神の父親に相当するイザナキノミコトです。岩の階段を上った先にあり、ひなびた感じの場所でした。
その後、道中のAコープで寿司と総菜を買って食べてから(このあたりは飲食店が皆無です)、都城島津邸へ(伝承館と本宅のセットで、JAFカードを提示すると330円→270円)。私はよく知らなかったのですが、都城島津家は島津家の分家に当たるそうです。当然ながら本家より活動の幅は狭く、歴史の表舞台にはあまり出てきません。それでも本宅にあった昭和天皇皇后両陛下が宿泊した部屋の数々は一見の価値ありです。
ここを見終えると時刻は1500過ぎでした。途中、道の駅に立ち寄って炭焼き地鶏(1パック300円)を食べ、ホテルにいったん戻ってから夕食に出かけました。居酒屋系はあまり立ち寄りたくないので、結局前日と同じ店でチキン南蛮とハンバーグのセット(1050円)を食べ、腹ごなしに宮崎駅周辺を散策してからホテルに戻りました。
なお宮崎駅周辺でのマスク着用率は半分以下です。私から見て、感染対策について何も分かっていない人が多いと感じました。この日、隣の鹿児島県では23人の新規感染者が出ていましたが、この分だと宮崎県も危険かもしれません。ちなみに東京都は131人、大阪府は17人です。8月から国が go to travel キャンペーンを銘打つ予定ですが、少し難しい状況になってきました。

3日目は県南部をめぐる予定です。0630からホテルで朝食をとり、0730にチェックアウト。まずは南下して、鵜戸神宮に向かいました。ここは駐車場からかなりの距離を歩きますが、海に面した岩の奥に立てられており、一見の価値はあると思います。私は大分県の羅漢寺を思い出しました。
そこからは少しずつ空港に向かって北上し、次に訪れたのはサンメッセ日南(800円)です。ここには、イースター島公認の7体のモアイが海を背に立っています。他にもカブトムシ野鳥の標本を集めた昆虫館があり、モアイに関する博物館的な展示もありました。
次に道の駅フェニックスに立ち寄り、きなこ豚のかつ丼(1000円)を食べてから、青島神社へ。神宮の近くには1日500円の駐車場が軒を連ねていますが、そこから少し南下すると道の東側に無料駐車場があります。私はそれに気づかず、500円払ってしまいました。青島神社は文字通り、青島という小島に作られた神社であり、岩が文様を描く遠浅の海を、橋で渡っていくと到着します。あたりは南国の植物に覆われており、赤い社屋とのコントラストが美しいのでしょうが、生憎この日は雨でした。
まだ少し時間があったので、ルートイングランディアあおしま太陽閣に併設された健康ランド華の湯(850円)に立ち寄ってから空港へ。304.9キロ走行して、レンタカー返却時に給油すると、16Lで2000円でした。宮崎空港にはカードラウンジがないので、通常の待合室で時間をつぶしてから搭乗し、定刻より少し遅れて関空に到着しました。
第一ターミナルのすき家で手早く夕食をとり、1756発の南海急行で難波駅に向かい、1900発の近鉄特急ひのとりに乗って、名古屋に帰ってきました。ひのとりの乗り心地はアーバンライナーよりもN700系新幹線に近いと思いますが、今のところ物珍しさで多くの人が乗り、アーバンライナーより乗車率が高くなるのがネックです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。