鹿児島旅行記(22年1月):The 旅行道:So-netブログ
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鹿児島旅行記(22年1月) [国内旅行記]

今回は鹿児島に行ってきました。
まずはユナイテッド航空の10500マイルで下記の特典航空券を取得。
DAY1 NH351 NGO 0800 KOJ 0940
DAY3 NH626 KOJ 1430 HND 1605
DAY3 NH85 HND 1745 NGO 1850
NH、NGO、KOJ、HND はそれぞれ全日空、セントレア、鹿児島、羽田です。
じゃらんで1泊目に HOTEL & RESIDENCE 南洲舘(朝食付き4400円→じゃらんクーポン利用で3400円)を、2泊目に HOTEL AZ 鹿児島川辺店(朝食付き5280円→じゃらんクーポン利用で4280円)を、またハッピーレンタカーで現地滞在中のレンタカー(6300円→じゃらんクーポン利用で5300円)を予約しました。


旅行初日、自宅近くのすき屋で朝食をとってからセントレアに向かい、飛行機で鹿児島空港へ。レンタカーを借り、まずは霧島神宮に向かいました。ここは坂本龍馬が新婚旅行で訪れたという場所です。前回来た時には昼食の場所が見つからずに困った記憶があるので、今回はスーパーの弁当でサクッと済ませました。
その後、霧島温泉郷へと向かい、霧島国際ホテルの日帰り入浴(1000円→ニフティー温泉クーポンで790円)を利用しました。ハンドタオルをもらえ、ウォーターサーバーも用意されているので、体一つで来ても大丈夫です。霧島温泉郷名物の天然蒸し湯、サウナ、水風呂、硫黄臭たっぷりな複数の天然温泉、ジェットバスなど種類も豊富で、本館大浴場を90分、別館露天風呂を30分利用する間に延べ4人とすれ違ったくらいのほぼ借り切り状態でした。
ここを1500過ぎに出て、次に向かったのは桜島です。周囲を1周ドライブして、桜島を臨む有村溶岩展望所(見学自由)と大正時代の噴火でほぼ埋没した黒神埋没鳥居(見学自由)に立ち寄りました。途中、下校する小学生を見かけたのですが、ここでは工事などで使う黄色いヘルメットが登下校時の標準装備のようです。
その後、鹿児島の繁華街である天文館のホテルに向かう道中、リンガーハットを見つけたので皿うどんを食べました。ホテルのロビーには焼酎の試飲コーナーがあり、ついつい各種焼酎を飲んでしまいました。

2日目、0700からホテルで朝食をとりました。ここの朝食には黒豚のしゃぶしゃぶがあり、お代わりもできます。しかし客が素手でご飯をよそう、向かい合わせの人との間にあるついたてに隙間があるなど、感染対策は杜撰です。
0750にチェックアウトし、まずは指宿へと南下してヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」(510円)へ。ここには海に面して開聞岳を臨む絶景の露天風呂があり、男女入れ替え制で、男性は偶数日、女性は奇数日に入ることができます。海と同じ色をした温泉と海のあいだに植物が植えてあるのですが、いっそのこと、この植物を取り払い、高級リゾートのインフィニティプールのように温泉と海の水面の境界を分かりにくくした方が、高揚感が高まると思います。田舎の510円の公衆温泉に期待しすぎなのは分かっていますが、惜しいなと思いました。ちなみに八丈島の末吉温泉みはらしの湯にも、男女入れ替え制で太平洋の絶景を臨む露天風呂があり、右手に岬が見える点など眺望が似ています。
本当はここの露天風呂の隣に山川砂蒸し温泉 砂湯里という施設もあるのですが、昨年11月に土砂崩れが起きたため閉鎖されていました。私は以前、別府海浜砂湯で砂むしを体験したことがありますが、指宿まで来たからにはその代名詞でもある砂むしをもう一度体験したいところです。少し北上して指宿駅近くの砂むし会館「砂楽」(1100円)に行きました。ここではまず浴衣を借り、「安心しないでください。穿いてませんよ」の状態で浴衣を羽織って砂むし場に向かいます。そして寝転がったら、スタッフに上から砂をかけてもらい、顔だけ出した状態で50℃くらいの砂の中で10分(目安)ほど埋もれています。波の音が聞こえ、心臓の拍動を四肢で感じ取ることができました。その後、男女別の温泉入り口で浴衣を返却し、シャワーで砂を洗い落としてから、大昔の海水由来とされる温泉やサウナに入ることができます。ここでしばらく時間をつぶし、正午に施設3階のレストランで豚骨ラーメン(800円)を注文しました。味付きの蒸したまごやサツマイモがついてくるのがこの施設らしいと思います。すでに十分発汗して身体が塩分を欲していたので、スープまで飲み干しました。
次に指宿市考古博物館 時空館CoCCo はしむれ(510円)に行きましたが、砂むし会館「砂楽」との共通券(1200円)もあったようです。かつて20世紀前半には弥生式土器と縄文式土器は民族の違いによるものと考えられていました。しかしこのあたりの地層には開聞岳の噴火に伴う火山灰の層があり、その上から弥生式土器が、下から縄文式土器が見つかったことで、両者が民族ではなく時代の違いであることが判明しました。それを記念してこの地に考古博物館が作られたようです。ここには弥生時代の女性と縄文時代の男性が自分たちの食べていたものを持ち寄り、同じテーブルで食事メニューのマウント取り合戦をするというユニークな展示がありました。
その後、鹿児島県西側の最南端、長崎鼻へと向かいました。ここには首里城のような色遣いの竜宮神社があり、初代神武天皇の祖父に当たる人物が浦島太郎であり、琉球王国のお姫様がその妻(神武天皇の祖母)であるという説が紹介されていました。しかし神武天皇は紀元前の人物であり、第一尚氏が琉球王国を建国したのは1406年ですから、明らかに時代が異なります。
次にJR最南端の西大山駅へと向かいました。私は日本最南端の駅(沖縄ゆいレールの赤嶺駅)には2回行ったことがありますが、ここは初めてです。無人駅であり、駅のホームに入って写真をとることができました。
そこから西北西に行くと、枕崎駅があります。ここがJR最南端の始発・終着駅であり、JRで日本縦断をする場合、稚内駅からこの枕崎駅まで移動して初めてコンプリートとみなされます。ちなみに両者の距離は約3100kmです。私は今年度、青春18きっぷで日本縦断する計画を立てており、第1回で稚内から函館まで、第2回で函館から名古屋まで移動しました。3月に第3回(名古屋から枕崎)を予定しており、その時に西大山駅を素通りし、枕崎駅でトンボ帰りでも悔いのないように、前もって訪問しておきたかったのです。
この日は疲れがたまっていたので、枕崎駅そばのスーパーで海鮮丼大(450円+税)と枕崎産のかつおたたき(298円+税)を買い、ホテルにチェックインしてからそれを食べました。

3日目、朝食の開始は0600からですが、私は起きられずに少し遅れました。0750にチェックアウトし、仙厳園・尚古集成舘へ。ここは世界遺産に指定されていますが、両者の関係を簡単に説明すると、薩摩藩の藩主である島津家の別邸が仙厳園です。そして琉球ともつながりの深かった島津氏は西洋諸国のアジア進出にいち早く危機感を覚え、富国強兵のための研究所や反射炉を仙厳園の敷地内に設置しました。この研究所が尚古集成舘です。そのため八幡製鉄所などと同じくくりで世界遺産に登録されました。御殿や庭園からは桜島を一望でき、その隣には反射炉の跡地があり、尚古集成舘の内部は博物館になっていました。
ここで140分ほど滞在してから空港に向かい、給油後にレンタカーを返却しました。403キロ走行して、18.27Lで3087円でした。空港では2階にある大空食堂に入り、奄美の郷土料理である鶏飯のバイキング(600円)を注文しました。ご飯の上に錦糸卵、しいたけ、たくあん、紅しょうが、海苔、ネギを載せ、鶏肉の入ったスープをかけてお茶漬けのようにして食べる料理ですが、私の大好物です。その後、カードラウンジにも立ち寄りましたが、コロナの影響で焼酎の試飲コーナーが閉鎖されていました。鶏飯と焼酎で幸せになる計画だったのですが、ちょっと残念です。
その後、羽田空港でもカードラウンジに立ち寄り、定刻より少し遅れてセントレアに帰ってきました。
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