昆明旅行記(09年11月):The 旅行道:So-netブログ
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昆明旅行記(09年11月) [海外旅行記]

今回は昆明旅行記です。
2008年12月、私はユナイテッド航空(UA)のマイルを使って中国国際航空(CA)昆明行きの特典航空券をゲットしました。2009年11月20日、名古屋から北京経由で昆明。同月22日夜、昆明から北京。23日夕、北京から名古屋。以上の旅程で2万マイル必要でした。
ホテルはchinahotel.jpで20、21日の金泉大酒店(昆明市内、4つ星、朝食付き368元)を、オクトパストラベルで22日の北京中安賓館(北京駅前、3つ星、素泊まり2800円)を予約しました。
前の月にもUAのマイルを使ってCAでウルムチに行きましたので、今回は何となく精神的にゆとりがありました。

そして11月20日の朝。プライオリティパスでセントレアのスターアライアンスラウンジに入り、サンドウィッチとおにぎりの朝食を摂りました。その後飛行機に搭乗し、北京には正午過ぎに到着。そこで国際線から国内線ターミナルへと移動し、プライオリティパスでCA国内線ファーストクラスラウンジに入りました。午後1時まで昼食としてヌードルが提供されていたのでそれを食べ、その後はラウンジにあった中国産の赤ワインを飲んですごしました。
16時過ぎに北京を出発し、19時半ごろ昆明に到着。昆明は中国南方にある都市ですが、内陸で標高2000メートルという高地にあるため、到着時の気温は4度と大変寒いところでした。ちなみに帰国日夜の名古屋の気温は14度でした。
空港の正規タクシー乗り場からタクシーに乗り、金泉大酒店に向かいました(約20元)。ホテルでチェックイン後、ルームキーを持ってホテル入り口にあった旅行代理店に行き、翌日の石林日帰りツアー(石林一日遊、中国語ガイド)250元を申し込みました。ツアー代金には石林の入場料140元と昼食が含まれており、結構お値打ち感がありました。翌朝8時半にホテルのロビー集合とのことでした。

翌21日、ビュッフェの朝食を済ませた私がロビーで待っていると、5分ほど遅れてガイドがやってきました。私をピックアップした後にも数件のホテルを回り、ほぼ満席状態で出発。最初にお土産屋に行きました。以前にも書きましたが、ツアー中に立ち寄るお土産屋はお土産を買うための場所ではなく、ツアー代金を安くするための労働の場です。ここに立ち寄らなければもっとツアー代金が高くなっていたのだと思いつつ、商品を見て回るフリをする労働に勤しみました。
その後、岩泉禅寺というお寺へ。中国語のツアーであったためガイドの説明はまったく理解できず、それがどんなお寺なのか分かりませんでしたが、金色のえびす像(?)や千手観音像がありました。帰り際、入場の際に服に貼られたシールをえびす像の背中に貼ってくる習慣のようで、皆がジャンプしながら像のできるだけ高い場所にシールを貼っていました。
その後昼食のレストランに行きましたが、横に座った50代の男性客が身振り手振りで色々と世話をしてくれました。
昼食後、その日のメインイベントとも言うべき世界自然遺産の石林に到着。石林とはその名のとおり縦に細長い石が林立する、陸の桂林とも言うべき場所です(ちなみにハノイから日帰りツアーでいけるハロン湾は海の桂林と呼ばれています)。そこでは石林専属の民族衣装を着た女性がツアーガイドとして案内してくれましたが、先ほどのレストランで世話をしてくれた男性(彼も1人参加でした)が私を連れて一緒に歩くことになりました。本来、私は景色だけの写真を撮るスタンスなのですが、彼に連れられていった先で写真撮影を頼まれ、私の写真もお願いして、彼の機嫌を損ねないようにして一緒に見て回りました。
私はベトナムのハロン湾(先ほど紹介した海の桂林。こちらも世界遺産です)にも行ったことがありますが、その時も最初の数十分は楽しかったものの、同じ景色が続くため途中から退屈した覚えがあります。今回も写真をたくさん撮りましたが、石の林とは上手く表現したものだと思ったくらいで、それ以上はあまり印象に残りませんでした。
帰りにもお土産屋に立ち寄り、夜6時過ぎにホテルに帰ってきました。夕食は地球の歩き方に載っているホテル斜め前の大衆食堂で食べ(30元)、その後歩いてウォルマートに行きました。私は旅行先でスーパーマーケットに行くことが大好きです。現地の物価水準と庶民の食生活が一度に理解できるからです。ウォルマートの雰囲気はカルフールと大変似ていました。「通路の広いドンキホーテ」と表現すれば近いでしょうか? 私は中国で伊勢丹やジャスコにも行ったことがありますが、日系とは明らかに違う、業務用スーパーで1週間分の食料を皆が一度に買い込んでいくような雰囲気の場所でした。
ウォルマートでカップラーメンとビールを買って帰った私は、その後ホテルの目玉である屋内温泉プールに行きました。しかしこれは全然温泉ではありません。私はあまりの寒さに耐えられず、まったく泳ぐことなく出てきました。
翌日の市内観光ツアーをホテル入り口の旅行代理店で尋ねましたが、250元とのことであり、それならば自分で好き勝手観光しようと考えて申し込みませんでした。

翌22日、ホテルで朝食を摂った私はタクシーに乗り(40元)、雲南民族村に行きました。ここは北から南まで中国各地の少数民族の村を再現したテーマパークです(入場料70元)。各民族の村には民族衣装を着たスタッフがいて、民族舞踊や歌を披露したり、その民族のオリジナルドリンク(お茶や酒など)を一杯5元で提供したりしています。各民族はそれぞれ特徴があり、村には寺院があったりモスクがあったり教会があったりと様々です。その中にナシ族という雲南省に住む民族の村がありましたが、この民族はトンパ文字という独特の絵文字を使用することで有名です。羊や牛などはまさに見てそのものの文字なのですが、雪という絵文字を見つけ、ここはやはり雪が降るほど寒い地方なのだと再認識しました。その他にはチベット族、モンゴル族、タイ族(タイ国に近い風習の民族)の村が印象的でした。
午後には民族村の中にある大舞台で50元のショーがあり、それを見てきました。光や音響効果を駆使した大人数の舞台であり、これは香港に近い深せんにあるミニチャイナというテーマパークで見たショーと似た印象を受けました。
諸外国の風習を見るのが大好きな私はついついこのテーマパークで長居してしまい、いつの間にか夕方になっていました。帰りは1元のバスに乗り昆明駅に向かいましたが、渋滞に巻き込まれ途中からタクシーで帰ってきました。この時もバスの窓が開いていたため、私は途中から車の排ガスで喉が痛くなりました。
夕食は前日と同じ大衆食堂で食べ、ホテルに預けていた荷物を引き取ってタクシーで空港へ。北京行きの飛行機に乗り、北京に着いたのは午前0時ごろでした。この時間帯、北京駅と西単行きのバスしかないことを知っていましたので、それに乗って北京駅に行きました。そこから北京中安賓館(先月のウルムチ旅行の際にも泊まったホテルです。今回深夜のチェックインでも迷うことがないよう、前回もあえてこのホテルを選びました)に歩いていき、チェックインしました。

翌23日、昆明のウォルマートで買ったカップラーメンで朝食を済ませました(前回このホテルで10元の朝食を摂りましたが、今回は遠慮したい気分でした)。その後、地下鉄に乗って鳥の巣と水立方を見に行きました。この2つは地下鉄駅の奥体中心と奥林匹克公園の中間にありますので、どちらかの駅からもう片方の駅まで歩いて行くと、途中で色々な角度から見て楽しめます。昼食は北京ダックの名店「全聚徳」に行き、北京ダックを食べてきました。ホテルで荷物を引き取り、空港バスに乗って北京首都空港ターミナル3へ行き、チェックイン。プライオリティパスでCAファーストクラスラウンジに入り、搭乗までの時間をすごしました。名古屋には定刻より少し遅れて到着しました。
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