香港旅行記(09年8月):The 旅行道:So-netブログ
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香港旅行記(09年8月) [海外旅行記]

Skytraxという会社があります。航空会社の格付け会社であり、ここのホームページによると、現在はシンガポール、マレーシア(MH)、キャセイパシフィック(CX)、アシアナ、カタール、キングフィッシャー(IT)の6社が5つ星航空会社として認定されています。日本航空(JL)と全日空(NH)は4つ星です。
私はこの中でMHとITには搭乗したことがありませんので評価できませんが、残る4社の中で一番好きなのがCXです。全席プライベートテレビがついており、時間にも正確で、エコノミーの機内食で私の希望する魚がなくなったとき、ビジネスクラスから魚料理を取り寄せてくれたこともありました。機内食は特に中華料理のレベルが高く、最近では ”Fish or Chicken? ” と聞かれたとき、”Which is Chinese style?” と聞き返しています。 
そんな訳で私はお気に入りのCXでもマイルを貯めています。08年8月にはCXのマイルを使って家族で天津に行きました(JL便利用)。その時はオリンピック期間中であり、ホテルの部屋でテレビを見ていると柔道で日本人VS中国人の決勝戦をしていましたが、日本人選手が勝利を決めた瞬間に他の競技に切り替わったのが印象的でした。中国では生中継より数秒遅れて試合放送をしているとの噂でしたが、それをこの目で確認した瞬間でした。
で、その後も私のCXマイレージ口座には13000マイル残っていましたが、15000マイルあればセントレアからJLで札幌、本州、四国、九州、釜山(大韓航空とのコードシェア)に行くことができます。有効期限は10年6月までであり、このまま無効にしてしまうのも残念です。何とかあと2000マイル稼げないかと考えていた私はふと思いました。
「そうだ、香港、行こう」
こうして4回目の香港旅行が決まりました。
しかしこう言っては何ですが、私はいまだに香港の良さがあまり理解できていません。私の知人には「香港だけは何度行っても飽きない」という人もいるので、私の知らない何かがあるのでしょう。私もチムサアチョイやビクトリアピークから夜景を見たり、スターフェリーに乗ったり、ネイザンロードを歩いたり、インターコンチネンタルホテルのヤントウヒンで16000円の中華料理コースを食べたり、ペニンシュラホテルでアフタヌーンティー(数年前、2人で7000円強)を頼んだり、マカオや深せんに足を伸ばしたり、それなりに基本は押さえたつもりなのですが…

さて、今回の旅行の話に戻ります。
チケット代は楽天トラベルで33000円、燃油サーチャージや税金込みで総額39500円ほどでした。もちろんCX利用(往復ともに午後便)です。ホテルは楽天トラベルでハーバープラザリゾートシティ(4つ星、素泊まり358香港ドル)、エンパイアホテル香港ワンチャイ(4つ星、素泊まり400香港ドル)を1泊ずつ申し込みました。今回は郊外と香港島で1泊ずつしたくてこのような形にしましたが、例えば前半は市内観光のため安ホテルに泊まり、最後の一泊だけ超高級ホテルに泊まってゆっくりするなど、メリハリを付けても面白いかも知れません。

8月28日午後、チェックインして搭乗。途中台北に立ち寄り、現地時刻の22:00に香港国際空港に到着しました。空港から各方面へのアクセスはhongkongairport.com に詳しく書いてあります。私はE34(Tin Shui Wai 行き、13.6香港ドル)に乗り、終点のバスターミナルで降りました。その時にはすでに24時を回っていました。
道に迷った私が道行く男性に英語で尋ねると、すぐに英語で教えてくれました。いやー、言葉が通じるって本当に素晴らしいですね。中国本土ではゼスチャーを駆使しないとコミュニケーションできませんし、その前に英語で何度も話しかけて私が中国語を話せないことを理解してもらうために10秒ほど必要ですから。
ホテルの部屋は割と広くて綺麗でした。これで1泊5000円程度なら満足です。その日は夜も遅かったため、入浴後すぐ就寝しました。

翌朝は少し遅めに起床し、ホテル横のショッピングセンターにある飲茶レストランで適当にメニューを指差して朝食を摂りました。30香港ドル程度だったと思います。
その後はホテルプールで一泳ぎ。郊外にあるリゾート志向のホテルですので、南国情緒あふれるプールは広くて快適でした。
10時半過ぎにホテルをチェックアウトした私は、すべての荷物を持ってLRT(軽便鉄路と呼ばれる路面電車)に乗り、香港湿地公園(入場料30香港ドル)に行きました。ビジターセンター入り口のクロークで貴重品以外の荷物を預け、水族館や環境、生態に関する展示を見て回りました。こちらはクーラーが効いて快適なのですが、屋外の湿地保護区を歩くのは暑くて大変でした。昼食は施設内のファミレスで済ませ(30香港ドル弱)、再びLRTに乗ってTin Shui Waiに行き、MTR(地下鉄)に乗り換えて香港島にあるWan Chai駅に到着しました。駅からエンパイアホテル香港ワンチャイまでは徒歩数分です。そこには、多くの看板が立ち並ぶ大通りを2階建てバスが走っていく、いかにも香港らしい景色が広がっていました。
ホテルに荷物を置いた私は、再び町の散策に出かけました。MRTでCentral駅に行き、そこからセントラルミッドレベルエレベーターと呼ばれる世界最長のエスカレーターに行きました。途中トイレに行きたくなりましたが、海外では日本と違って旅行者が自由に使えるトイレはなかなかありません。やむを得ず駅近くまで戻り、そこにあったマックに入って済ませました(香港ではマックのトイレを無料で利用できますが、以前オランダで利用したときは有料でした)。そこから再びセントラルミッドレベルエレベーター(無料)で頂上付近まで登りましたが、途中不動産屋がたくさんあり、一戸2~3億円の超高級マンションばかりが店先に掲示されていました。世界不況のさなか、香港のマンション事情はバブル真っ盛りのようでした。
その後早めの夕食を吉野家の牛丼ヌードルで済ませ、ピークトラムで頂上駅に向かいました。乗車時には40分ほど行列に並びました。頂上にはピークタワーと呼ばれる建物があり、その屋上が屋外展望台となっています。有名な百万ドルの夜景と呼ばれる景色は、ここからの眺めです。
世界三大夜景と呼ばれる場所がありますが、それは香港、函館、ナポリです。この三つの共通点をご存知ですか? 実はどれも海に近く、真っ黒な海と明るい光の街並みのコントラストが美しいのです(ナポリには昼しか行ったことがないため、一部想像が入っています)。
今回で3回目となる香港の夜景を楽しんだ私は、再びピークトラムに乗って麓まで下り、そこからは歩いてホテルに戻りました。

翌朝も吉野家に行き朝食を摂った私は、ホテル屋上にあるプールに泳ぎに行きました。こちらは小さなプールであり、すぐに飽きて出て来ました。
その後、再びセントラルミッドレベルエレベーターに行き、近くにある焼味(肉のロースト)の専門店で昼食を済ませ、最寄りの乗り場から空港バス(18元)に乗りました。空港ではプライオリティパスでラウンジに入って過ごしました。

と、ここまで書いたものの、やはり香港の楽しさが今ひとつ理解できていない気がします。どなたかお勧めの場所がありましたら、hmdknsk@hotmail.comまでメールで教えていただければ幸いです。
なお、明日からニュージーランド旅行に行ってきます。38カ国目、83回目の海外旅行です。
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