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時間はなぜ過去から未来に向けて流れるのか? [雑談]

本日、ニュートン別冊「相対性理論とタイムトラベル」を読んでい​て、ふと思いました。これまで時間が過去から未来に流れるのを規​定するのはエントロピーの増大だと思っていましたが、実は重力だ​ったのではないかと。
一般相対性理論によると、加速度と重力は等​価です。そしてブラックホールのシュバルツシルト半径は光速と等価に​なります(どちらも時間が止まったように見えます)。それより内部では超光速の世界と等価になりますが、そ​こでは重力によって一定方向に引き寄せられる、言わば空間が時間​的なふるまいをするとのこと。つまり、ブラックホールの内部で空​間的に一定方向に引き寄せられることと、ブラックホールの外部で​時間的に一定方向に流れることは、等価ではないかと思ったのです​。シュバルツシルト半径の外部と内部で空間と時間の位置づけが入​れ替わるためには、空間の次元数=時間の次元数でなければなりま​せん。現在、究極の物理学理論(量子重力理論)の最有力候補は超​ひも理論とされていますが、これは時空が10次元以上であること​を予言しています。つまり、時間=空間=5次元ではないかと、個​人的には思っています。量子重力理論はこの宇宙に存在する4つの​力(電磁力、重力、強い力、弱い力)を統合する理論ですが、この​中で重力だけが圧倒的に弱いのは、ミクロの世界では重力が多次元​世界に逃げてしまうためでないかとする説があります。重力が空間​的にも時間的にも多次元の世界に逃げてしまい、その結果、この宇​宙には他の3つの力に比べて極めて弱い重力が働き、時間は過去か​ら未来に向けて流れるのではないかと考えました。
単なる素人の思​いつきレベルですが。
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