フフホト旅行記(14年10月):The 旅行道:So-netブログ
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フフホト旅行記(14年10月) [海外旅行記]

今回は中国、内モンゴル自治区のフフホトに行ってきました。これで中国に31ある省、自治区、直轄市のうち、22か所に訪れたことになります。
今年1月にマイレージプラスの22500マイルを使って下記の特典航空券を発券しました。空港税は別途83.9ドルです。
DAY1 CA160 NGO 0900 PEK 1135
DAY1 CA1115 PEK 1435 HET 1550
DAY3 CA1112 HET 1135 PEK 1245
DAY3 CA 159 PEK 1700 NGO 2100
DAY? 名古屋から光州まで片道
CA、NGO、PEK、HETはそれぞれ中国国際航空、名古屋、北京、フフホトの略で、1435は14時35分の意味です。
またCtripで空港バス乗り場からほど近いZhaojun Hotel(3つ星、素泊まり2泊で396元)を申し込みました。

旅行初日、セントレアでチェックインを済ませ、プライオリティパスでラウンジに入って朝食をとりました。北京に到着すると、窓の外には白濁したPM2.5が立ちこめ、ほとんど見通しが利きません。北京での乗り継ぎ時間もラウンジで潰しました。
フフホト到着後、空港バス1号線(15元)で市内中心部の新華広場に向かいました。空港バスには2号線もありますが、ほとんどの人が乗りこむ大きなバスが1号線です。今回のホテルは新華広場に近いという立地条件で選びました。3つ星と言っても、老舗の高級ホテルが施設の老朽化で星を一つ減らされたという感じで、それなりに立派です。
ホテルでチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いてから散策に出かけました。中国では、日本人に馴染みのない地方都市でも数百万の人口を擁していることが多々あります。フフホトの人口は231万で、そのくせ市内鉄道網はないので、必然的に多くの車が行き交っていました。やはり空は白く濁っていますが、北京と違ってかなり遠くまで見通しが利くのがせめてもの救いです。
広場の北にあるショッピングセンターの6階にフードコートを見つけ、火鍋羊肉(26元)の夕食を済ませてから、ホテルに帰ってきました。

2日目、ホテルで朝食(別途40元)を取り、8時半に出発。この日はフフホト市内観光の予定です。
新華広場を越えて中山西路まで歩き、そこから58番バス(1元)で大召(35元)へ。道向かいには席力図召(30元)もあり、この2つがフフホトにおけるチベット仏教寺院のツートップです。今年は西寧、ウランバートル、北京でチベット仏教寺院を満喫したので、だいぶ見慣れた感もありますが、やはりこの雰囲気は好きです。ちょうど僧侶たちが楽器を鳴らしながら読経していたので、そちらにも耳を傾けました。
その後、市南部にある昭君博物院に行くため南向きのタクシーに乗ったところ、なぜかUターンして北上し始めます。どうも運転手の感違いだったらしく、スマホで誰かと通話した後に気づいたようでした。実はその前にも他の運転手が道を知らなかったというエピソードがあり、知名度は低いようです。昭君博物院に行くのは諦め、適当なところで途中下車しました。
今来た道を徒歩で戻り、金剛座舎利宝塔(35元)へ。ここの一番奥には外面に1500以上もの仏像が彫られた塔がありますが、さして感慨はありません。ここを見終わると時刻は正午です。
大召と席力図召がある大南街まで歩き、そこから北東にある内蒙古博物院に向かうため、北上する59番バス(1元)に乗りました。しかしこれが逆方向だったらしく、バスは北西へと向かっていきます。明らかに間違えたと気づいたところでバスを降り、今度は52番バス(1元)に乗り換えて博物院を目指しました。到着したのは13時40分ですが、「たった2元で1時間以上も異国の景色を車窓から楽しめた」とポジティブに考えることにしました。
まずは博物院のカフェで遅めの昼食(チャーハン、22元)をとり、窓口で無料入場券をもらってから入場しました。ここは内モンゴルの歴史、文化、自然、恐竜の化石、そしてなぜか西洋のガラス細工など幅広く展示されており、かなり見応えがあります。私は一通り見終わるのに140分かかりました。一番印象的だったのは活断層を示す展示で、世界地図に日本列島がなかったことです。朝鮮半島、マダガスカル島、ニュージーランド北島、南島はあるのに、日本列島だけ全くないのは完全に意図的なものでしょう。
その後、青城1号という無料バスに乗り、新華広場まで戻ってきました。一度ホテルの部屋で休憩してから再び出かけ、前日と同じフードコートで少し上品な店に入り、夕食(マトンの炒め物とヌードル、46元)を済ませて帰ってきました。
ホテルの部屋にいると、窓の外からけたたましいクラクションと爆竹の音が聞こえてきます。空が白濁するくらいPM2.5をばらまいている現状で、不要不急の爆竹くらい自制して欲しいものです。

3日目、ホテルで別途40元の朝食をとり、8時半にチェックアウト。この3日間それとなく空港バス乗り場を探していたのですが、結局分からず、諦めてタクシーを利用することにしました。前日訪れた内蒙古博物院がちょうどホテルと空港の中間地点に当たるので、そこまでは無料の青城1号バス、そこからはタクシーを利用して17元でした。
フフホト空港で名古屋までのチェックインを済ませ、途中の北京空港ではプライオリティパスでラウンジを利用し、無事名古屋に帰ってきました。
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