香港旅行記(15年1月):The 旅行道:So-netブログ
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香港旅行記(15年1月) [海外旅行記]

今月は香港に行ってきました。
昨年4月、ANAの一部マイルの有効期限が迫っていたため、下記特典航空券を発券しました。所要17000マイル+18720円(うちサーチャージ14000円)です。これまでサーチャージが高い時期をサーチャージ不要のマイレージプラス特典航空券で乗り切ってきましたが、今回ばかりは仕方ありません。ただし昨今では原油価格の下落に伴い、サーチャージの基準となるシンガポールケロシンも下がっており、今年4月以降の発券であればサーチャージもかなり安くなりそうです。
NH1241 NGO 0930 HKG 1320
NH1242 HKG 1410 NGO 1910
NH、NGO、HKGはそれぞれ全日空、名古屋、香港の略です。
また香港での宿泊施設として、Booking.com で和平賓館(素泊まり2泊で848香港ドル、以下H$)を予約しました。ここはバックパッカーの聖地である重慶マンション内にあります。無線LANと専用シャワールームがあれば十分と思っていましたが、治安や防災面を考えると少しケチりすぎたかもしれません。香港で宿泊するのはこれで5回目ですが、旅慣れるに従ってなぜか宿泊料金が安くなってきました。


初日、前もってWEBチェックインを済ませてあったので、セントレア到着後すぐに出国審査を済ませ、プライオリティパスでラウンジに入りました。
香港到着後、A21バス(33H$)で都心部に向かい、歴史博物館(10H$)前で下車しました。ここでは香港の自然、文化が歴史順に展示されており、香港に対する基本的な理解が深まります。あちこちでビデオ上映もあり、見学に要した時間は100分ほどでした。
その後、カオスの巣窟とも言うべき重慶マンションに向かいました。辺りには独特の香辛料の匂いが立ちこめ、インド人とムスリムが怪しげな電化製品の店を開いています。私が泊まる施設はその5階に受付があり、客室は7階にありました。重慶マンション内には両替商も数多く入っており、私の知る限りでは一番レートの良い店がここに集まっています。
部屋に荷物を置き、少し休んでから再び散策に出かけました。近くの店で牛肉飯(45H$)を食べ、チムシャツォイの海岸から対岸に見える香港島の夜景を楽しんでから部屋に戻ってきました。

2日目、7時過ぎに出発したところ、近くの飲食店は軒並み閉まっていました。昨日の喧噪が嘘のようですが、夜眠らない街は朝眠っていました。仕方なく24時間営業のマックでマフィンバーガーのセット(28.3H$)を頼みました。
この日は香港島をメインに巡る予定です。チムシャツォイから地下鉄で天后に向かい(12.5H$)、そこから中環まで徒歩で散策し、帰りはフェリーに乗るつもりです。
天后駅を出てビクトリアパークに向かうと、高齢者は太極拳に、若者はバスケットやランニングに興じていました。その広大な公園を通り抜け、コーズベイウェイ駅の近くで粥の店を見つけました。途端にマックで食べたことが忘れ去りたい黒歴史になり、ここで海鮮粥(34H&)の朝食をとりました。なぜか普段より満腹ですが、歩いて消化することにします。
この辺りは下町といった風情で、香港でお馴染みの二階建てバスが連なるように走っています。歩を西に進めていくとワンジャイ駅にたどり着き、その南に広がる庶民の市場を冷やかしました。生きた鶏の隣で鶏肉を捌くのは中華圏の特徴ですが、それ以外の雰囲気は東南アジアや韓国と似ています。
さらに西に歩くと香港公園が見えてきました。噴水や滝が豊かな水をたたえる美しい園内を巡り、百万ドルの夜景を望むビクトリアピークへと上っていくトラム駅を超え、香港動植物公園へと向かいました。猿、鳥、亀が飼育されており、鬼ヶ島に向かうには面子不足ですが、無料で入場できる市民の憩いの場になっていました。
そこから西に行くと、中環から山へと上っていく長いエレベーターにぶつかります。とりあえず一番上まで行ってから、下りてきました。この辺りには洋食の店が多くありますが、せっかくなので道中にある中華の店に入り、蒸し鶏とチャーハン、コーヒーのセット(66H$)を頼みました。その頃には朝に満腹だったことを胃袋もすっかり忘れていました。
その後、フェリーターミナルの隣にある香港海事博物館(30H$)に入場。博物館好きなので何となく入っただけですが、船の模型と絵画、船に関する小物類を延々と見せられ、自分がそれで幸せになれるほど船好きではないことに気づきました。そこからはスターフェリー(2.8H$)で重慶マンションに帰ってきました。すでにデモの形跡はどこにも残っていないようです。
一度部屋で休憩してから夕食に出かけ、近くのフードコートで海南ライス(51H$)を食べてきました。これはシンガポールの料理で、蒸し鶏とそれでダシを取ったライスを一緒に食べるものです。私の好物であり、見つけた瞬間にその日の夕食のメニューが決まりました。
再び部屋に戻って小休憩し、19時半に出かけました。毎晩20時からチムシャツォイの海辺で、光と音のショーが開催されるのです(無料)。20分前に着くと、すでに人だかりができていました。ショーは定刻通り始まりましたが、元々にぎやかなライトアップに彩られているので、あたりに響く音楽とアナウンスがなければ、ショーとは気づかないレベルです。いくつかのビルの屋上から夜空めがけて光の束が行き交っていました。ちなみにこの光熱費にしろ、香港公園の噴水にしろ、香港動植物公園の維持費にしろ、かなりコストがかかっていると思われます。香港の財政にはかなり余裕があるのかもしれません。

3日目、前日より遅く出発し、7時半オープンの吉野家に向かいました。吉野家は香港や中国本土、台湾にも店舗を構えており、これらの店ではやや中華寄りのメニューも用意されています。結局、ご飯と牛皿、温泉卵のセット(23H$)を頼んだのですが、ご飯には海苔がふりかけられ、温泉卵には醤油がかかっていました。なんとなく日本国内以上に日本の味を前面に出している気がします。
店の外に出ると、ちょうどこの日はマラソン大会だったらしく、ネイザンロードは多くの参加者であふれていました。
荷物を引き払って10時にチェックアウトし、いざバスに乗ろうとしたところで、ネイザンロードを走る空港バスがマラソン大会の影響でルート変更していることを知りました。仕方なく九龍駅まで歩き、そこからエアポートエクスプレス(90H$)で空港に向かいました。値段は割高ですが、電車に乗る前に専用のチェックインカウンターで手続きを済ませられるのは楽です。
結局、11時半には出国審査を済ませてラウンジに到着しました。ここで昼食を済ませ、定刻通り搭乗し、無事セントレアに帰ってきました。
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