重慶・大足旅行記(15年5月):The 旅行道:So-netブログ
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重慶・大足旅行記(15年5月) [海外旅行記]

今回は重慶を起点に、世界遺産の石刻がある大足に行って来ました。昨年7月、ユナイテッド航空の3万マイルを使い、下記の特典航空券を発券しました。

4月の台北旅行復路
DAY1 CA160 NGO 0900 PEK1135
DAY1 CA1439 PEK 1400 CKG 1650
DAY3 CA1432 CKG 1215 PEK 1455
DAY3 CA159 PEK 1700 NGO 2100

CA、NGO、PEK、CKGはそれぞれ中国国際航空、名古屋、北京、重慶の略で、空港税は別途65.7ドルです。
またCtripで重慶駅近くのEuro Meiyu Hotel(3つ星、朝食付き2泊で496元)を予約しました。

旅行初日、セントレアで重慶までのチェックインを済ませ、プライオリティパスでスターアライアンスラウンジに入り、朝食を済ませました。機内はほぼ満席で、中国人が目立ちます。
北京到着後、やはりプライオリティパスでCAの国内線ファーストクラスラウンジへ。しかしラウンジ内は人民で溢れかえり、空席が見つかりません。何とか食事コーナーで席を確保し、ヌードルをすすり、点心をつまんだものの、居心地が悪かったので早めに退出しました。外に出ると、最寄りの搭乗口付近のシートは人影も少なく座り放題です。一般スペース以上に人民まみれのファーストクラスラウンジというのはいかがなものでしょう?
重慶に到着し、重慶軌道交通で重慶駅最寄りの両路口まで移動しました(6元、所要56分)。金曜の夕方ということもあって、車内は大混雑です。両路口は地下駅であり、地上に出ると高層ビルが建ち並んでいました。そして道端に行くと、なぜか数十メートルも下に古い町並みが広がっています。この両者は長いエスカレーター(2元)で結ばれており、重慶駅はその下側にありました。地表が上下2世界あるような不思議な場所でした。
重慶駅隣のバスステーションに立ち寄ってみたところ、すでに当日の大足行き切符は売り切れでした。明日は朝一番で切符を買いにこないと予定が狂いそうです。
その後、近くの食堂で牛肉麺のセット(31元)を食べ、ホテルにチェックインしました。中国のホテルでは宿泊料金の他に一時預り金を求められます。これはチェックアウト時に帰って来るもので、中国語で「押金」と書きます。知っておくと便利でしょう。

2日目、6時半にホテルを出て重慶バスステーションで8時半の切符を買いました(43元)。この時点で7時半の切符も買えたのですが、ホテルの朝食が7時からだったので、タイトになると思って次のバスにしました。
朝食後、部屋で少し休んでから、大足行きのバスに乗車。所要時間100分で到着し、すぐに帰りの切符を買いました。17時発で、帰りはなぜか35元です。
この日は宝頂山石刻と北山石刻を巡る予定ですが、セオリーどおり遠い場所(宝頂山)から先に行くことにしました。バスでのアクセスはかなり時間のロスになりそうだったので、タクシー(値段交渉で40元、メーターでは27元)で向かい、宝頂山と北山の共通チケット(170元)を買いました。
宝頂山石刻には、仏様だけでなく罪人や悪魔?も彫られており、その多くは様々な色で彩られていました。保存状態はおおむね良好です。この大小さまざまな石像を堪能し、次に北山石刻に行こうとしましたが、出口付近にタクシーの姿はありません。少し焦りながら歩き回っていると、たまたま北山石刻に向かう乗り合いバスの運転手が声をかけてくれたので、そちらに乗り込みました。値段は40元です。
北山石刻は宝頂山と比べると小ぶりの像が多く、そのほとんどが仏様でした。これを見終え、駐車場に戻ってみると、やはりバスやタクシーの姿はありません。しかしここは大足バスターミナルの2キロ北に位置しており、ここからなら歩いて戻れます。
途中の店で手巻きピザ(10元)を食べ、15時過ぎにバスターミナルに戻ってきました。時間に余裕を持って帰りの切符を買ったため、かなり時間が余ってしまいましたが、タブレット端末で読書をして過ごしました。その際、周りの人に覗かれて日本人だとばれないよう、待合室で一番端の席を陣取りました。重慶付近は反日感情の強い土地なのです。
帰りは所要時間110分で重慶バスターミナルに到着し、近くの店で水餃子、豚肉スープ、副菜のセット(31元)を食べてからホテルに戻ってきました。

3日目、ホテルで朝食をとり、8時半にチェックアウト。重慶軌道交通で空港に向かい、9時40分に到着しました。そのままチェックインカウンターに向かうと、当初の北京行きのフライトが遅延する予定と言われ、1便早い11時発のフライトに変更してもらいました。もしこれに間に合わなければ、同日乗り継ぎで名古屋に帰って来られなかったかもしれません。危ないところでした。
急な予定変更のため、重慶のラウンジには少し立ち寄っただけですが、大した場所ではなかったので、それで十分です。
その分、もはや行きつけとなった北京の国際線CAファーストクラスラウンジでくつろぎ、PM2.5で白くかすむ空を眺め、無事、名古屋に帰ってきました。
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