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沖縄旅行記(15年6月) [国内旅行記]

今回は、前回の札幌に続いて国内旅行です。
今年2月、キャンペーン時に下記航空券を買いました。GK、NGO、OKAはそれぞれジェットスタージャパン、セントレア、那覇の略です。往復運賃と発券手数料、座席指定料の総額で13380円でした。
DAY1 GK381 NGO 1155 OKA 1415
DAY3 GK382 OKA 1505 NGO 1715
ホテルは楽天トラベルで県庁駅前のホテルMARUKI(朝食付2泊で9400円)を予約しました。

旅行初日、セントレアのカードラウンジで水分補給をし、レストラン街でラーメンを食べてから搭乗。目的地への到着が15分ほど遅れるのはGKの日常です。屋外に出ると、東南アジのようにねっとりとした熱風が体にまとわりつきました。
まずは沖縄都市モノレール(ゆいレール)の空港駅で2日券(48時間有効、1200円)を購入し、附帯する特典を紹介したパンフレットをもらいました。今回はこれを使い倒しながら那覇の街をぶらつく予定です。
モノレールで県庁駅前に向かい、ホテルにチェックインをして荷物を置いてから出発。まずは県庁駅隣にあるパレットくもじ1階のブルーシールアイスに向かいました。ここで2日券を提示すると、シングルの料金(330円)でダブルを頼むことができます。2種類のアイスを選択できるので、一粒で二度おいしい特典ですが、量が多くて持てあましました。
その後、同じパレットくもじ内にある沖縄市立博物館(2日券提示で240円)に足を運び、琉球王国時代の国宝を展示した常設展や第二次世界大戦時代の資料を展示した特別展を見学しました。
屋外に出ると、初夏の強い日差しが照りつけてきます。国際通りを西に向かって歩きながら道端の店を冷やかし、沖縄市伝統工芸館(2日券提示で270円)に入場しました。ここは沖縄の伝統工芸品である紅型、首里織、壷屋焼き、琉球漆器、琉球ガラスを展示した博物館です。しかし国際通りのど真ん中にありながら入場客は私一人だったので、知名度と推奨度は推して知るべしです。
見学後、近くにあった「まきし食堂」で中味炒め(豚の内蔵を使った肉野菜炒め、570円)を、脇道に入ったところにある市場でサーターアンダギー(100円)を、牧志駅近くのローカルファストフードの店で沖縄そば小(270円)を食べ、モノレールで国際通り駅に帰ってきました。沖縄のB級グルメは大好きです。
なお余談ですが、「沖縄の人は鳴き声以外なら豚をすべて食べる」と言われます。これに似た言葉に「中国人は机以外なら四つ足をすべて食べる」「北朝鮮の闇市場では猫の角(実在しない架空のもの)以外ならすべて売っている」があります。

2日目、ホテルで朝食をとり、8時過ぎに出発しました。ゆいレールで首里駅に向かい、9時オープンの玉陵(たまうどぅん、2日券提示で240円)へ。かつての琉球では遺体を数年熟成させ、十分発酵したのちに洗骨してから納骨していましたが、ここは歴代琉球王家の遺骨をまつった場所です。冬に来れば厳かな雰囲気がありますが、いかんせん暑すぎて、照り返しの強さだけが印象に残りました。ここには資料館も併設されていますが、生年と没年を見ていて気になった王がいたので紹介します。
それは第15代国王の尚温です。この人は年代を見る限り、11歳で国王に即位しています。そして16歳の時に、嫡男で次代国王の尚成が出生しました。一般的に高校生で彼女がいて、家がお金持ちで、SNSで友達が100人いたらリア充と呼んで良いと思います。しかしそれと同年代で妻子がいて、国王で、臣下が100人以上いたであろう尚温には敵いません。そんなリア充王の尚温ですが、18歳で没し、その1年後には嫡男も3歳で没し、1歳年下の妻である王妃だけが85歳まで生きながらえました。そこで個人的に、尚温には「悲劇のリア充王」という称号を贈りたいと思います。そしてその王妃には「18歳までに夫と息子を亡くし、85歳まで生きた孤独女王」の称号を贈ります。・・・・・・何とも切ない限りです。
その後、首里城(2日券提示で660円)に入場し、11時からその入り口で開演される琉球の民族舞踊(無料)を見てから、首里城駅の近くにある「あやぐ食堂」で中味汁定食(620円)を食べました。この日も豚の内蔵づくしです。
ゆいレールで新都心と呼ばれる「おもろまち」に移動し、県立博物館の常設展と県立美術館のコレクション展(2日券提示で各330円と250円)を見て回りました。博物館はこれまでにも何度か訪れていますが、今回はゆっくりと見て回れたこともあり、それなりに沖縄の歴史や文化に詳しくなりました。美術館では沖縄の近代美術家たちの作品が展示されていました。
その後、すぐ隣にあるリンエー那覇メインプレイスに向かい、2階のフードコートにあるラテ・カフェという店でアイス(2日券を提示すると、シングル料金300円でダブルにサイズアップ)を食べました。個人的には、塩ちんすこう味がお勧めです。
少し身体がクールダウンしたところで、ゆいレール乗って牧志駅に移動し、そこから徒歩で那覇市立壷屋焼物博物館(2日提示で280円)に向かいました。ここは読んで字の通り、沖縄の伝統的な焼物であ壷屋焼を紹介した博物館です。ビデオ上映もあり、職人の「技術は後からついてくるが、精神を磨かないと良い作品は作れない」という言葉が印象的でした。
その後、前日と同じ「まきし食堂」でソーキそば定食(780円)を食べ、ドンキホーテで買い物をしているとスコールが降ってきました。本来なら国際通りを歩いてホテルに帰る予定でしたが、やむを得ずゆいレールで帰ってきました。

3日目、ホテルで朝食を済ませてから8時半にチェックアウト。しかし前日までの観光で溜め込んだ暑気と疲労が体に残り、これ以上の屋外観光は無理ゲーです。国際通りのドンキホーテ、小禄駅隣のイオン、県庁前駅隣のパレットくもじ内でブラブラと過ごし、パレットくもじ地下の店でソーキそば定食(ジューシー、ミミガー、ジーマミー豆腐、モズク付きで1070円、2日券提示でアイスぜんざいサービス)を食べてから空港へ。ここでカードラウンジに立ち寄ってから搭乗し、10分遅れでセントレアに帰ってきました。
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