台北旅行記(15年11月):The 旅行道:So-netブログ
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台北旅行記(15年11月) [海外旅行記]

今回は台北旅行です。
マイレージプラス57500マイルを使い、下記特典航空券を発券しました。空港税が別途98.4ドル必要でした。
・10月の敦煌往復
DAY1 NH 3831 NGO 0800 FUK 0930
DAY1 BR105 FUK 1215 TPE 1350
DAY3 NH824 TPE 0935 NRT 1330
DAY3 NH337 NRT 1700 NGO 1810
・来年2月のグアム往復
また楽天トラベルで台北駅近くのリオホテル(朝食付き、2泊で2000台湾ドル、以下T$)を予約しました。ここは台北駅から徒歩圏内にあり、私が台北に行く際の常宿です。

旅行初日、セントレアでANA国内線のチェックインを済ませ、まずは福岡空港へ。着後、空港内を走る無料バスで国際線ターミナルに移動し、エバー航空のチェックインを行いました。出国審査後、プライオリティパスでKALラウンジに入ったものの、広さ、飲食物の内容ともに今一つで、断続的にラウンジを閉鎖するため途中で入退室する必要がありました。エバー航空の機内はキティーちゃん仕様でした。
台北到着後、国光客運のバス(125T$)で台北駅に向かい、駅内部で駅弁を買ってから、ホテルにチェックインしました。台湾の料理には独特の匂いがあり、私も最初は受け付けなかったのですが、今ではすっかり慣れました。味付けご飯の上に豚肉や卵などの具材が載って、80T$です。食べ終えてから時計を見ると午後4時半を回ったところでした。今回は「千と千尋の神隠し」のモチーフになった九份に夕暮れ時を狙って訪れる予定ですが、この日はもう時間的に無理そうです。
そこでMRTの24時間搭乗券(180T$)を買い、台北の北にある港町、淡水に行くことにしました。台北駅から40分、列車に揺られると、海に面した屋台街が見えてきます。ここを散策し、魚の擂り身が入ったスープ(35T$)とおでん(5個で50T$)を食べました。実はこのおでんは駅舎の隣にあるセブンイレブンで買ったものですが、店の外に海の見えるオープンエアの席があり、具材も台湾風なので、充分に旅情が感じられます。
その後、帰りのMRTでは爆睡してしまい、台北駅を乗り過ごしてしまいました。もうこの辺が体力の限界と考え、ホテルに帰ってきました。

2日目、ホテルで朝食を済ませ、8時過ぎに出発。この日の夕方に「千と千尋の神隠し」のモデルになった九份に行く予定ですが、それ以外はマイナーな観光地を巡ります。これまでに台北の主な観光地は何度か訪れており、今回はその取りこぼしを拾うような観光なので、あまり一般的な参考にはなりません。
まずはMRTで円山駅に行き、孔子廟と大龍どう保安宮を巡りました。前者は学問の神様である孔子(日本の菅原道真と同じ扱い)を祀った廟であり、後者は医学の神様を祀った廟です。どちらも入場無料ですが、写真を撮って5分ほどで終わりという感じです。
そこからMRTで府中駅に行き、中国式の庭園である林本源園邸(入場無料)を見学しました。こちらも中国本土で様々な中国式庭園を見慣れている身としては、特に感慨はありません。
この日の昼はディンタイフォンで小籠包を食べようと思い、11時半に本店に行ったところ、すでに100分待ちの状態でした。さすがに諦めてMRT東門駅に移動し、近くのセブンイレブンに入りました。おでん(3個で30T$)で小腹を満たしてから郵政博物館(5T$)へ。ここには台湾や世界各国の郵政に関する展示が集められており、世界の郵便局職員の制服も展示されています。それを着ているマネキンもその国の人の特長が出ているものが多く、韓国のマネキンは白長いトロンとした顔立ちで、一目見て韓国人と分かる秀逸なものでした。また世界100カ国以上の国の切手も展示されていますが、トリニダードトバゴ、モナコ、フィジなどマイナーな国がある一方、中国、香港、モンゴル、ロシアの切手はありませんでした。きっと大人の事情があるのでしょう。
そこから徒歩で総督府を経由しながら北上し、二二八和平公園に向かいました。台湾には第二次世界大戦後、民衆と国民政府が血みどろの闘争をした二二八事件と呼ばれるものがあり、これに関する展示をした二二八記念館(入場無料)もここにあります。台湾の人たちは、1945年までは日本人であることを求められ、1947年のこの事件以降は中国人であることを求められました。その心の傷がよく分かる展示でした。また公園の北部には国立台湾博物館(30T$)もあり、こちらにも入場しました。台湾の動植物と少数民族に関する展示がメインですが、以前と比べて展示内容が激減していました。少し残念です。 ここを見終わると時刻は14時で、そろそろ九份に向かうことにしました。
台北駅の窓口で基隆行きの切符(41T$)を買い、駅舎内にあったセブンイレブンで65T$の駅弁を買ってからプラットホームへ。駅弁を食べながらのんびり鉄道の旅―—を夢見たのですが、基隆行きの普通電車は日本の通勤電車と同じシート配列で、乗車率も高いので座れる保証はありません。しかたなくプラットホームで弁当をかきこんでから乗車しました。最初は大勢いた乗客が次第に減っていき、45分ほどで基隆に到着しました。磯の香りが漂う港町です。ここから金瓜石行きのバス(30T$)に乗り、50分ほどで九份に到着したときには空が暗くなりかけていました。ここは千と千尋のモデルになった山間の村で、映画の雰囲気を感じるために夕方来るのが人気のようです。以前、朝に来た時とは比較にならない程の人混みで、日本語も多く聞こえてきました。細い小道の両脇に並んだ店を見て回り、赤い提灯の灯った店の写真を撮り、台湾スイーツや軽食を食べていると、時刻は18時を回っていました。
あたりには雨が降りしきり、バス乗り場には長い行列ができています。さすがに疲労感を抱いたところに、タクシー運転手が「台北駅まで相乗りで一人250T$」と言い寄ってきました。普段なら公共交通機関を乗りこなすと幸せになれるのですが、この時ばかりはタクシーに惹かれました。
タクシーに乗って人数がそろったところで出発。運転手は道中でソーセージを買って客に振る舞ってくれたり、自分のミネラルウォーターを買うために車を停めて客を待たせたりと、良くも悪くも自由な人です。運転はかなり荒く、所要1時間で台北駅に到着しました。駅舎内ではクリスマスツリーがライトアップされ、二階のレストラン街はどこも人であふれています。それを見て回ってからホテルに戻りました。

3日目、朝6時にホテルをチェックアウトし、行きと同じ国光客運のバスで桃園国際空港へ。チェックインと出国手続きを済ませ、プライオリティパスでラウンジに入った時には8時前でした。
そこで朝食を済ませ、成田で乗り継いで名古屋に帰ってきました。
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