18きっぷで日本縦断その4(22年8月):The 旅行道:So-netブログ
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18きっぷで日本縦断その4(22年8月) [国内旅行記]

今回は18きっぷで日本縦断その4です。

↓ 18きっぷで日本縦断その1(21年8月) 稚内~函館
https://ryokodo.blog.ss-blog.jp/2021-08-22
↓ 18きっぷで日本縦断その2(21年12月) 函館~名古屋
https://ryokodo.blog.ss-blog.jp/2021-12-26
↓ 18きっぷで日本縦断その3(22年3月) 名古屋~枕崎~鹿児島中央(小倉~博多未達成)
https://ryokodo.blog.ss-blog.jp/2022-03-23

鹿児島中央から名古屋まで18きっぷで移動すると共に、前回未達成だった小倉~博多間を回収しました。
主な経由地は鹿児島中央、宮崎、大分、小倉、博多、吉野ヶ里公園、佐世保、博多、下関、東萩、出雲市、米子、鳥取、豊岡、京都、奈良、名古屋です。つまり九州東側を北上してから佐世保に立ち寄り、山陰本線と関西本線を経由して名古屋まで帰ってきます。
片道だけ日本縦断した18きっぱーは大勢いると思うので、私は一往復することにしました。ついでに復路は日本東西横断の旅も同時達成する予定です。
2019年夏に18きっぱーとしてデビューし、今年度中に日本縦断1往復、日本横断片道、沖縄を除く全都道府県に18きっぷで乗り入れを達成する計画なので、4年足らずでかなりのガチ勢になれそうです。
数日で旅行して、その翌日からは普通に勤務する私にとって、まだまだ海外旅行を再開できる目途は立ちません。最近はグーグルマップで日本地図を見ていても、行ってみたい場所が少なくなってきたので、こういう縛りプレイやスタンプラリーのような旅行をしています。なおもう一つのスタンプラリーとして、全都道府県で天然温泉に入るという計画も同時進行中です。

今回、行きはユナイテッド航空の5500マイルで下記特典航空券を発券しました。
NH351 NGO 0800 KOJ 0915
NH、NGO、KOJはそれぞれ全日空、セントレア、鹿児島空港です。
また、じゃらんで下記ホテルを予約しました。
グリーンリッチホテル大分駅前(大分駅。1泊4900円→じゃらんクーポン利用で3900円)
コンフォートホテル博多(博多駅。2泊10800円→じゃらんクーポン利用で7800円)
萩ロイヤルインテリジェントホテル(東萩駅。1泊6500円→じゃらんクーポン利用で4500円)
ホテル真田(米子駅。1泊2980円→じゃらんクーポン利用で1980円)
Oホテル豊岡(豊岡駅。1泊5300円→じゃらんクーポン利用で4300円)
すべて朝食付きのプランで、最寄り駅からすぐそばのホテルです。


8月17日(水)
我が家では朝6時半以降であれば妻が朝食を用意してくれますが、それ以前なら外で食べる決まりになっています。しかしこの日はあいにくの大雨だったので、自宅でカップラーメンを食べ、妻に最寄り駅まで送迎してもらいました。そしてセントレアでカードラウンジに立ち寄ってから、鹿児島空港へと飛びました。
NH351 NGO 0800 KOJ 0915
鹿児島空港でもカードラウンジに立ち寄って時間をつぶし、この日10時からばらまかれるじゃらんクーポンを取得して今後のホテルを予約しました。それから大空食堂に行き、鶏飯バイキング(650円)を注文。これは奄美大島の郷土料理ですが、現地で食べても1杯800円くらいする料理が食べ放題なので、私は鹿児島空港に来るといつもこれを注文しています。その後、空港バスで鹿児島中央駅へ。
鹿児島空港1130(空港バス、1300円)1208鹿児島中央
前回の旅行では枕崎から鹿児島中央まで18きっぷで移動したので、今回はここからスタートです。
鹿児島中央1310―1444都城1508―1606南宮崎1640―1815延岡2007―2111佐伯2114―2246大分
都城への道中でゲリラ豪雨に襲われ、35分遅れで都城に到着しました。しかし接続する列車が待っていてくれたので無事に乗り継ぐことができました。
夕方、延岡で「元祖チキン南蛮直ちゃん」という店に入り、チキン南蛮定食(1000円)を食べました。私が知る限り、宮崎駅近くにある「味のおぐら」という店もチキン南蛮の発祥を謳っています。おぐらがタルタルソースたっぷりなのに対し、直ちゃんはチキンカツの片面だけにザクザクとした衣をつけ、出し汁をかけた料理です。両者はかなり異なるので、元祖と発祥は別物ということにしておきましょう。
余談ですが、延岡―佐伯間は青春18きっぷで日本縦断をする上で一番の難所です。南下は1日1便、北上は1日2便しかなく、その途中で経由する峠の名前をとって宗太郎越えと呼ばれています。私は南下する際にはここを避け、肥薩おれんじ鉄道を使いました。その点が心残りだったのですが、やはり宗太郎を超えてこそ真の青春18きっぷ南北縦断です(ドヤ顔)。
なおこの区間は特急列車の車両を普通電車として使用していました。普段は特急に乗っても何とも思わないのですが、18きっぷで特急列車に乗るとなぜか幸せな気分になれます。

8月18日(木)
この日は別府の杉乃井ホテルに立ち寄り、中津市内観光をして、小倉で夕食をとり、水巻で水巻天然温泉いちょうの湯(平日880円)に入る計画です。
0645からホテルで朝食をとり、下記の通り乗車しました。
大分0748―0759別府0840(無料シャトルバス)0900杉乃井ホテル1140(無料シャトルバス)1200別府
別府1228―1352中津1616―1721小倉1757―11830水巻2032―2039海老津2044ー2122博多
この時期、杉乃井ホテルでは大展望露天風呂・棚湯と水着着用のアクアガーデン(料金変動制。この日は2200円)に入ることができます。展望サウナ、壺湯、棚湯、アクアガーデンからは別府の街並みを一望でき、アクアガーデンでは泳ぐこともできました。全体的に高級感があり、人も少ないので、サウナや温泉好きにとっては割と天国のような場所です。夜になるとアクアガーデンで噴水と光のショーがあるのですが、こちらは時間の関係で断念しました。
昼食は別府駅の豊後茶屋で鶏天弁当(640円)を買い、駅ホームのベンチで食べました。
中津では徒歩で、福沢諭吉急遽・記念館、中津城、中津市歴史博物館(共通入場券700円)を見て回りました。
諭吉はもともと裕福な家の生まれではなかったため、その旧居は単なる江戸時代の民家です。
記念館では諭吉の生涯と家族構成について詳しく知ることができました。晩年には脳溢血(CTがなかった時代の脳出血と脳梗塞を一緒にしたもの)で失書になったそうですが、歩行の際には右手に杖を持っていました。失書なら左MCA領域の病変で右麻痺があるはずで、麻痺側では杖を持てないのが一般的です。歩容は右足を引きずる右麻痺のように見えましたが、顔面の麻痺はよく分かりません。こんなところに注目してしまうのは、単なる職業病です。
次に向かったのは中津城です。私は現存天守12城を制覇しているので、今回初めて訪れるこの城が後世の復元であることはすぐに分かります。内部は博物館になっていました。
夕食は小倉駅近くの吉野家で手短に済ませました。この辺でローカルB級グルメの店に心当たりがなかったからです。
水巻天然温泉いちょうの湯(平日880円)は全体的に湯温が低めで、泥水のような色合いの単純泉でした。

8月19日(金)
この日は吉野ケ里歴史公園に立ち寄ってから、JR最西端の佐世保駅を目指し、帰路はハウステンボス駅の近くにある天然温泉ばってんの湯(700円)に立ち寄る計画です。
(ちなみに日本最西端の駅はゆいれーる那覇空港駅です)
0630からホテルで朝食をとり、下記の通り乗車しました。
博多0750―0827鳥栖0848―0904吉野ヶ里公園1218―1251肥前山口1254―1343早岐1353―1405佐世保1510―1529ハウステンボス1807―1813早岐1821―2005鳥栖2009―2042博多
吉野ヶ里歴史公園(460円)は弥生時代の遺跡であり、新潟、西日本各地、奄美大島、沖縄、中国など各地の品が発掘されています。青森県にある縄文時代の三内丸山遺跡では北海道の品が発掘されていますし、日本では有史以前から海洋交易をしていたことが伺えます。一方で私はソウル、釜山、済州島の博物館にも行ったことがありますが、あちらでは紀元前の文明らしき萌芽が感じられません。
弥生・古墳時代に日本が朝鮮半島から攻め込まれたという話は聞いたことがありませんし、一方で白村江の戦いには足を伸ばしていました。朝鮮半島で見つかる古墳は日本より年代が後ですし、そこの埋葬者は日本風の装飾を身に着けていました。古代天皇家の女系尊属に朝鮮半島出身者がいるという話も、格下国が格上国に后を差し出すのはごく一般的なことであり、その子供が天皇になったとしても不思議ではありません。。逆に格上国が人質となる姫を格下国に出す事例は思い当たりませんが……。
総合的に見て、弥生・古墳時代には日本のほうが先進国で朝鮮半島に影響を及ぼす側だっと考えられます。そしてこの場合、日本のほうが早くから稲作を始め、集団での定住生活が根付き、集落や国家が発生していたと考えるのが自然です。
吉野ヶ里遺跡では(20世紀になって寒冷に適した品種が作られるまで稲作が行われていなかった)中国東北地方と朝鮮半島を経由して、日本に稲作が伝わったという説が紹介されていました。しかし中国と日本でしか見られない古代稲の品種があり、朝鮮半島から日本に伝わったとすれば、こんなことは起こり得ないはずです。
中国南方から海洋交易を経て九州に稲作が伝わったと考えるのが自然ですが、いかがでしょう?
仏教や漢字なら、先進国の中国から後進国の朝鮮を経由して日本に伝播しても不思議ではありませんが、こと稲作に関しては、朝鮮半島経由説には色々と無理があります。
なおこの遺跡にはかつて王がいて、それなりの権力を持っていたようです。
……閑話休題。
この日の昼は、ここの併設レストランで佐賀県産和牛コロッケ定食(1020円)を食べました。一応、佐賀県っぽいものを食べたつもりですが、解説がないとただのコロッケです。
日本最西端のJR駅である佐世保には、単に18きっぷで足跡だけ残せればよかったので、近くの湾岸やショッピングセンターを見て回って時間を潰しました。
ハウステンボス駅の近くにあるばってんの湯(700円)は、無色透明で白湯と言われても分からない温泉でした。ここはホテルローレライの併設施設であり、夕食はレストランローレライで長崎ちゃんぽんセット(930円)を注文しました。夏の暑い最中に歩きまわり、温泉とサウナにも入り、体が塩分を欲していたので、ちゃんぽんの汁を残さず飲み干しました。

8月20日(土)
この日は太宰府天満宮と九州国立博物館に行った後、博多を経由して下関へと向かい、日乃出温泉(450円)に入ってから東萩を目指します。
0630からホテルで朝食をとり、下記の通り乗車しました。なおJR二日市駅と西鉄紫駅間は400メートルほど離れていますが、徒歩で移動可能です。
博多0733―0747二日市
紫0800―0802西鉄二日市0819―0824大宰府1156―紫1205(西鉄210円×2)
二日市1231―1355小倉1427―1441下関1726―1809小串1819―1933長門市1939―2016東萩
太宰府天満宮では参拝を済ませた後、菅公歴史館、宝物殿、九州国立博物館の共通入場券(1000円)を購入し、この順に見学しました。
菅公歴史館は菅原道真の一生について展示したものです。宝物殿では菅原道真の書を見ることができました。美しい楷書体で、高野山で見た空海の字と似ている気がしました。
九州国立博物館に来るのはこれで3回目ですが、西日本の歴史に沿った展示内容になっています。国立博物館機構の傘下にある4館を私のおすすめ順に並べると、東京、九州、奈良、京都となります。
昼食は太宰府駅前の一蘭に行きました。この店舗ではラーメンの器が五角形になっており、合格ラーメン(980円)という名前になっています。店員が「合格です」と言ってラーメンを配膳してくれ、スープを飲み干すと丼の底に「決定」と書かれていました。五角・決定で、合格決定ということでしょう。
その後、関門トンネルを抜けて山口県に入り、下関駅から南西に700メートルほどのところにある日之出温泉(450円)に行きました。無色透明な天然温泉100%の銭湯で、ミストサウナと水風呂もあります。
夕食は山口県っぽいものということで、下関駅1階のそば屋で、ふく天そば(660円)を注文しました。その名の通り、ふぐの天ぷらが乗ったそばですが、山口ではふぐのことをふくと呼ぶようです。
東萩駅に着き、すぐ隣りにあるホテルにチェックインすると、萩にゃんお得にゃ観光クーポン1000円×2枚をもらえました。下関駅でとらふくのひれ酒(570円)を買ってあったので、ホテルのレンジで温めてから飲みました。

8月21日(日)
この日はレンタサイクルで萩市内観光をして、出雲市で出雲駅前温泉らんぷの湯(休日770円)に入り、米子へと向かいます。
07000からホテルで朝食をとり、0750にチェックアウトしてホテルのコインロッカー(100円返却式)に荷物を預け、前日もらった観光クーポン1000円券を使って、東萩駅前でレンタサイクルを借りました。本来はホテルの割引クーポンを使って800円だったのですが、観光クーポンを他で使う予定がなかったので、ここで投入しました。
最初に郊外にある世界遺産3箇所を、萩反射炉、恵美須ガ鼻乗船所跡、松陰神社(いずれも入場無料)の順に回りました。萩反射炉は同じく世界遺産の韮山より小さく感じ、恵美須ガ鼻乗船所跡は空き地にロープで元々の建物の位置関係を表しただけです。
松陰神社はその名の通り吉田松陰を祀った神社であり、敷地内に松下村塾があります。松陰の生涯を見ると、現代ならギフテッドと呼ばれるレベルの天才であったことが伺えます。そしてさらに言えば人格者でした。今回の旅行で一番楽しみにしていた場所だったので、ごくありふれた日本家屋の写真を何枚も撮ってしまいました。
その後、近くにある伊藤博文旧居の外観を見てから、萩・明倫学舎(入場無料)に行きました。ここはかつての藩校、そして平成の時代には小学校があった場所です。内部は萩に関する博物館のような展示になっており、売店やレストランもありました。
次に萩城跡指月公園と旧厚挟毛利家萩屋敷長屋(共通入場券220円)へ。この城の天守閣は通常なら物見櫓がありそうな堀の縁にあり、今では堀を望む高台に石が並ぶだけの場所になっています。萩屋敷長屋のほうは文字通り、長屋のような屋敷が建っている場所でした。
そこから萩博物館(520円)へ。ちょうど世界中の貝殻に関する特別展が開催されており、それを見てから萩の歴史に関する常設展を見ました。ここを見終わると時刻は正午です。併設のレストランで萩の魚フライ定食(800円)と夏みかんソフトクリーム・ミニ(250円)を注文し、手持ちの観光クーポン1000円+現金50円で支払いました。
食後、木戸孝允旧宅(100円)や業務用スーパーに立ち寄って時間を調整し、セブンイレブンでこの日の夕食となる惣菜パンや野菜ジュース、ミネラルウォーターを買ってから、東萩駅へ。ここでレンタサイクルを返却し、ホテルのコインロッカーから大きな荷物を回収しました。
この日のJRでの移動は下記の通りです。
東萩1400―1512益田1522―1613浜田1629―1843出雲市2006―2118米子
夕食は車内で惣菜パンをかじって済ませ、出雲駅前温泉ランプの湯(休日770円)に立ち寄りました。駅前にも関わらず、ランプのみの照明と竹林によっていい雰囲気を出しています。土色で透明度の低い温泉で、サウナと小さな水風呂もあり、もともとはゆっくりと堪能してから2102の電車で米子駅へと向かうつもりでした。しかし何となく体がこれ以上の暑さというか塩分喪失を拒んでいたので、仕方なく早めに切り上げて、2006の電車に乗りました。
ここのところ連日のように炎天下を観光し、温泉やサウナにも入っているので、この日は昼食か夕食でもっと塩分を摂取しておくべきでした。そう思ったので、米子駅に到着後、セブンイレブンで種抜きカリカリ梅(1袋17Kcal、食塩2.8g)を購入し、ホテルで食べました。

8月22日(月)
この日は鳥取砂丘と砂の美術館に行き、鳥取駅近くの元湯温泉(450円)と城崎温泉の外湯めぐり(ゆめぱ1300円)をしてから豊岡へと向かう計画です。
0630からホテルの軽朝食サービスが始まり、それを部屋で食べてから下記の通り乗車しました。
米子0840―1021鳥取1050(バス380円)―1110砂丘センター展望台
砂丘会館1300(バス380円)-1322鳥取1520―1604浜坂1606―1701豊岡1942ー1953豊岡
鳥取駅で大きな荷物をコインロッカーに預け、バスで砂丘センターへ。ここで蟹クリームコロッケ定食(900円)を食べ、高台から砂丘を一望してから、砂の美術館(800円)に行きました。ここでは砂を固めて作った巨大な芸術作品が年代わりで展示されており、今年はエジプト展です。20以上の巨大な作品があり、圧巻されました。アメリカや北欧をモチーフにした作品が砂で作られても何か違うのですが、今年のエジプトと砂のマッチングは最高です。
そこから鳥取砂丘に行き、小高い丘の上から海岸線を望んでから、バスで鳥取駅に戻り、駅からは徒歩で元湯温泉(450円)へ。ここは何の変哲もない温泉銭湯ですが、鳥取県で温泉に入るためにあえて訪れました。
その後、鳥取ローカルのコーヒーチェーンである「すなば珈琲」の駅前店に行き、コーヒー(440円)を注文しました。豆をよく炒ってあり、ガツンとしたコーヒー感があります。
それからコインロッカーに預けてあった荷物を引き払い、JRで城崎温泉へ。
ここには奥から順に、鴻の湯、まんだら湯、御所の湯、一の湯、柳湯、地獄湯、さとの湯という7つの日帰り温泉があり、ゆめぱ(1300円)というチケットでそのすべてに入れますが、この日、地獄湯とさとの湯は休みでした。
コインロッカーに荷物を預け、時短のため途中のスーパーで買った惣菜パンをかじりながら、一番奥の鴻の湯に向かい、そこでゆめぱを買ってから駅に戻る形で五箇所を湯巡りしました。とは言え、外気温も湯の温度も高いので、そんなに長湯はできません。一箇所で湯船に使っていたのは正味数分間といったところです。御所の湯には滝のような壮大な仕掛けがありましたが、他は昔ながらの銭湯のようなところがほとんどでした。やや駆け足ですが、夕食と5箇所の湯巡りを2時間40分の滞在時間内にこなしました。私はこれで満足で、もう2時間遅い次の電車だと時間を持て余したと思います。

8月23日(火)
この日は福知山、京都、奈良を経由して、関西本線で名古屋へと帰る予定です。
0600からホテルで朝食をとり、下記の通り乗車しました。
豊岡0701―0810福知山0853―1015園部1017―1052京都1133―1218奈良1320―1334加茂1340―1505亀山1526―1633名古屋
途中、京都では駅ビル10階にある京都拉麺小路に行き、博多一幸舎でラーメン(780円)を食べてから、お土産を買いました。
奈良には近鉄で何度も来ていますが、青春18きっぷですべての都道府県を訪れるためにあえて立ち寄りました。JR奈良駅の隣にあり、歴史的建造物としての価値が高い旧駅舎(現在は観光案内所)に立ち寄り、内部のスターバックスでアイスコーヒーのトール(390円)を注文。これで、18きっぷで奈良を訪れたと言って良いでしょう。
一方、やはり近鉄で来ることが多い三重にも18きっぷでの足跡を残したかったので、亀山駅前にあるバスターミナルの自販機で缶コーヒーを買って飲みました。
名古屋には定刻通り到着し、最寄り駅まで妻に迎えに来てもらいました。


私が全都道府県で天然温泉に入ろうと思い立ったのは今年5月のことです。その時点で、25の道府県で天然温泉に入っており、7月には東京での学会参加の際に東京、神奈川、千葉で新たに天然温泉に入りました。
そして今回、福岡、山口、島根、鳥取で新たに天然温泉に入りました。(大分、長崎、兵庫は達成済み)
これで47都道府県のうち32都道府県で天然温泉に入った計算です。これを年内に40都道府県、正月明けに43都道府県まで伸ばし、残りは長野、山梨、茨城、埼玉の4県になる予定です。
なお温泉と名乗っていても、実は人工温泉だったり、他の場所からタンクローリーで運んできたりするケースがありますが、それらはすべてノーカウントです。あくまでその場所で地中深くから沸く天然温泉のみという縛りプレイです。
このスタンプラリーをしていて思ったのですが、青春18きっぷと温泉巡りとの相性は抜群です。
現在の普通列車は100年前の特急よりも速く、汽車の煤にまみれることもありません。さらには下道を並走する自家用車よりも速く、運転手付きの快適な乗り物です。
青春18きっぷは偉大な切符だと、秘かに思っています。
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