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天橋立旅行記(24年3月) [国内旅行記]

今回は青春18きっぷを使い、2日間で天橋立に行ってきました。
ホテルはニコニコカプセルホテル(ニコニコ温泉付き、食事なし、3100円→じゃらんクーポン利用で2100円)を予約しました。

3/23(土)
この日の移動は下記のとおりです。
名古屋0803―0910米原0930―1017敦賀1118―1316東舞鶴1323―1329西舞鶴1337―1416天橋立1800―1805宮津1829―1911福知山
このうち青春18きっぷを使ったのは西舞鶴までで、西舞鶴―天橋立は丹鉄で650円、天橋立―福知山は丹鉄で800円です。
敦賀駅では1時間ほど乗り継ぎ時間を作り、開業から1週間が経過した北陸新幹線敦賀駅を見てきました。新幹線と特急のホームは駅の南東、在来線普通電車は北西にあるのですが、それぞれの移動距離が無駄に長く、名古屋から金沢や福井へはアクセスしにくくなったと感じます。
駅近くのショッピングセンターで福井名物ソースカツ丼の弁当を買い、それを東舞鶴へと向かう車内で食べました。
天橋立到着後、駅から徒歩5分ほどの場所にある橋立大丸という店でレンタサイクル(2時間400円)を借り、天橋立をサイクリングして、向かい岸にある籠神社(このじんじゃ)に行きました。ここは伊勢神宮より前に、その祭神である天照大神(内宮祭神)と豊受大神(外宮祭神)が祀られていた場所であり、元伊勢とも呼ばれています。その宮司である海部氏は神武天皇の曽祖父(または祖父)の兄弟であるホアカリの子孫であり、その家系図は国宝に指定されています。
物部氏が記した先代旧事本紀では、このホアカリ(天皇家の一族)と神武東征前に大和の王であったニギハヤヒ(物部家の祖先)が同一人物だと記されています。しかし天皇家と物部氏のY染色体ハプログループは少し異なっているので、両者は別人のはずです。
海部氏のY染色体ハプログループは天皇家と同じなのか、物部氏と同じなのか、それとも第3のタイプなのか、興味のあるところではあります。
籠神社の奥には眞名井神社と呼ばれる神社があり、ここの祭神は今でも豊受大神になっています。そしてその別名は天之御中主だと明記されていました。この神は天地が生まれた直後に生まれた原初の神であり、実は古事記や日本書紀に出てくる天地創造のシーンは旧約聖書とよく似ています。つまりこの神様は、一神教の唯一絶対神に近い存在とも考えられます。
さて、皆さんは神社にある2体の狛犬が犬というよりシーサー(さらに言えばライオン)に似ていると感じたことはないでしょうか?
実はライオンとユニコーンはユダヤの十二支族の象徴であり、今でもロスチャイルド家の家紋にはライオンとユニコーンが描かれています。
そして日本の古い神社では、2体の狛犬のうち1体の頭上に角が生えていることがあります。籠神社と眞名井神社の狛犬も、そのうち1体に角が生えていました。つまりライオンとユニコーンに見えなくもないのです。
昨年末に訪れた諏訪大社の宝物館にあった狛犬は、角があったと思われる頭頂部だけ欠けていました。
これ以上の説明は長くなるので省きますが、日本の神道は縄文人の自然崇拝とユダヤ教の双方を取り込んで作られた宗教だと考えています。
興味のある方は、ぜひ下記を読んで下さい。
縄文と弥生の王 ~神武天皇と日巫女の日本建国伝説~
https://ncode.syosetu.com/n1786ir/

籠神社と眞名井神社の参拝を終えた後、再びサイクリングで天橋立を通って対岸に戻り、自転車を返却しました。所要80分です。
次に天橋立ビューランド(智慧の湯とセット券1000円)に行き、リフトで山頂にのぼり、そこから天橋立を眺めました。
下山後、天橋立駅の隣にある智慧の湯に入りました。癖のない泉質ではありますが、天然温泉です。
入浴後、丹鉄で福知山駅に向かいました。この日の夕食は福知山駅の近くにある吉野家で済ませました。
この日泊まるのは田舎のカプセルホテルです。談話室が必要以上に広く、数多くの漫画があり、併設のニコニコ温泉(ここも天然温泉です)の入浴券、そしてフリードリンクがついていました。

3/24(日)
この日の移動は下記のとおりです。
福知山0853―1014園部1016―1039嵯峨嵐山1340―1351京都1500―1453米原1500―1534大垣1541―1614名古屋
ホテルチェックアウト後、前日と同じ吉野家で朝食を済ませ、福知山城を見に行きました。ここは戦後にコンクリート製で再現された城で、0900オープンだったので、中に入るのは諦めました。
嵯峨嵐山駅で下車し、さがの温泉 天山の湯(1080円→ニフティ温泉クーポンで900円)に入り、昼食もここの併設の食事処で済ませました。透明度の低い褐色の湯で、金閣の湯という名前がついています。
早めに名古屋に帰ったのは、春休み期間中で帰省している息子と一緒に夕食をとるためです。

息子は昨年3月、前期で第一志望に届かず、後期で山形大に合格しました。最初は少し迷っている様子でしたが、「現役で国立医学部に受かるだけでも十分すごいから」と背中を押して、入学させました。4月から二年になり、すぐに解剖実習が始まります。次に帰ってくるのは夏休みになりそうです。
そんな息子はいつも新幹線で名古屋、山形間を往復していますが、父親である私は青春18きっぷ愛好家です。でも私立医学部を考えて貯めていた学費が不要になったこともあり、クラウンクロスオーバーに乗り換えました。
息子は来月20歳になるので、クラウンクロスオーバーで山形までドライブして、息子と一緒に20年物のワインを飲んでくる予定です。
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